表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
51/150

たかが棒

 ツレの家に行ったら、テーブルの上にペロペロキャンディが山のように置いてあった。


 大きいものに小さいやつ、丸いやつにごつごつしたやつにド派手なやつ…最近の飴ってのはずいぶんバラエティ豊かだなあ。


「ゲーセンで取ったんだけど、食いきれなくて」

「じゃあもらっていい?」

「みんなで分けようぜ!」


 みんなで棒付きキャンディをなめながら、カラオケに向かう事になった。

 いい年をしてみんな口から棒が飛び出している。

 …子どもの頃は、危ないからって飴をなめながら歩くことを禁止されていたなあ。


「うぅウワッ!」


 足を滑らせたツレが、目の前で転んで…大げさに痛がった。


 ……まさか、たかが棒が、虫歯ひとつない健康な歯を5本も奪うとは。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ