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大丈夫だ!

体育の授業でハードルをやることになった。


どんくささに定評のある俺は1つも飛び越えることができない。

棒高跳びで一度も飛べたためしがなく、ハードルを跳び越す事が怖くてたまらないのだ。

もし飛べなかったらケガをする、転びたくない、そんな気持ちが邪魔をしてハードルを前に立ち止まって跨いでしまう。


クラスメイト達から笑われ落ち込んでいたら、体育教師が俺の目を見て言った。


「お前は飛べる!大丈夫だ!なあに、引っかかったってハードルが倒れるだけだ、思い切って飛べ!」


体育教師の力強い言葉を真に受けた俺は、思い切ってハードルに挑んだ。


結果、右足首と左ひざ、左手首の骨折をし、一生スポーツを楽しめない身体になった。

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― 新着の感想 ―
ハードルで顎を打撲した私にとっては一番胸に刺さったかもです……。 恐怖心があるときはだいたいその通りになる。
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