表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
300文字でわりとコワイ  作者: たかさば


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

119/151

竜の卵

 山登りをしていたある日。

 首に巻いていた汗拭きタオルを、橋の下に落としてしまった。


 足元に気を付けながら崖を滑り降りると、タオルの横に大量の落ち葉に紛れた…しましま模様の卵を見つけた。

 …いったい何の卵だろう?

 せっかくなので、持ち帰る事にした。


 その晩、俺は…夢を見た。


 世界を救い人々を導く偉大な竜が、間もなく生まれる。

 この世界の神がわざわざ異世界から取り寄せた、特別な卵。

 人の手で育てられ、人の愛を知り、人のために尽くす竜。


 卵からは…竜が生まれるようだ。

 ………。


 そんなすごい卵を食ったら、世界征服する力を得られるに違いないぞ!


 目を覚ました俺は、すぐさま卵を割り。

 じゅるじゅると中身を啜って、ほくそ笑んだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ