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ここが変だよ勇者召喚

作者: 時の権能者

駄文ですがよければどうぞ。

あらかじめお伝えしますが、このエッセイの内容は非常にどうでもいいです。書かれていることを真剣に捉えなくてもなにも問題がありません。それを理解した上でお読みいただければ幸いです。







勇者召喚モノを読んで常々思っていたことがあります。


それは……



なんで召喚の儀式国王の目の前でやってるの?



ということ。



皆さん。冷静に考えてください。

勇者召喚ってそもそもなんのためでしょうか。


そうです。自分たちでは魔王を倒せないから魔王を倒せる人間を異世界から呼び出そうとしてるわけですよね。(他にもパターンはありますが省略します)


これを少し言い換えると


身元不明で自分たちが力で押さえつけることはできないであろう実力を持った人間を誘拐する


となります。


これ、国王の前でやりますか?普通。


制御不能な怪物が出てきて国王殺す可能性がないわけじゃありません。というか十分に予測できます。


もちろん、召喚術で「誠実で公平な人柄」を指定できるという設定をつけることできますが、万が一というものがあります。


私ならこの召喚の儀式、少なくとも国王の前では行いません。

責任者は必要でしょうから王位継承権の低い王族なんかを立ち合わせたりはするでしょうが、多分どこかの草原とか荒野で行います。


そして万が一のために軍隊を展開するぐらいはしておく方が安全ですね。

その場合被召喚者に威圧感を与えないように離れた場所に展開する必要があるかもしれませんが。


なんにせよ、勇者召喚の儀式を国王の前、王城の中謁見の間なんかでやっちゃうのは悪手だと思います。


これを読んでくれた書き手の皆さん、細かいことかもしれませんが、もし「作品にできるだけ合理性を持たせたい」なんて考えていらっしゃるので有れば是非御一考いただけたら、と思います。


最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[一言] 興味深い考察拝見しました。国の中枢が一気に吹き飛ばされるリスクを避けるというのは正しいと思います。 今度は逆に、本文通りに国王が安全を確保した状態で勇者召喚を行った場合、どんなリスクがある…
[良い点] 勇者側は訳の分からない召喚直後。 初手で王の権威に触れさせて遵従させる策。 ここで代理とか出すのは失策。 権威(代理)から権威(王)への乗り換えという前例になる。 ひいては、また他者に乗…
[一言] ああ、なるほど。確かに違和感感じますね。最近は工夫されてる作品もありますが。 暴走した場合のリスクありますしね。
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