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ノト詠む  作者: 三原ノト (訳 かなみちのに)
9/10

2025年



足伸ばし


背中伸ばして


寝正月



ノト詠む



除夜の鐘


微かに届く


膝の上



ノト詠む

2025年1月1日





白い息


丸め背の上


朝月夜



ノト詠む



一休み


梅の花咲く


塀の上



ノト詠む

2025年2月22日





いざ啓蟄と目覚めるも


春の雪



ノト詠む

2025年3月5日





サクラ舞い


スイセン笑う


花時雨



ノト詠む

2025年4月9日





笹鳴りに目を細め竹の子逃す



ノト詠む

2025年5月10日






群青の紫陽花をただ想う空


ノト詠む

2025年6月10日





朝顔を描く少女の影で寝る



ノト詠む

2025年7月18日
















ノトについて

「魔女」三原紹実が石川家より譲り受けた黒猫

ノト本人は三原家の「頂上」と認識し

自分も「魔女」であると言い張る。

幼少時は三原家内及び中庭を縄張りとしていたが

外出の許可後は神社から商店街を巡回する。

友人(猫)はハチとトラとミー助。

食べ物をくれる人間を「弟子」と呼び

頭を撫でさせることを許可する。


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― 新着の感想 ―
一月の句のほのぼの、ゆるゆるさに頬が緩みます。猫さんとすごす猫正月、うらやましいです。 二月の句は猫の日なのですね。 もうすっかり暖かくなってきていますが、この二句であの頃を思い出しました。 空は青…
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