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ノリとテンションで旅をしよう!  作者: メモリー
プロローグ
3/3

人形ダンジョン1

ハガネ「ダンジョンだよな」


トリスタ「ダンジョンだぞ」


ハガネ「だよな。だったらさ……………」


トリスタ「何か気になることがあるのか?」


ハガネ「なんでこんなに緊張感ないんだよ…」


シルフィ「もっふもっふ♪」


レトア「かぁわぁいぃいぃぃ♪」


トリスタ「人形ダンジョンだからだろ」


ハガネ「え、そういう問題?冗談だろ」


トリスタ「しかし、まあ人形でダンジョンって言ったら大体こうじゃねぇの?」


ハガネ「んなわけあるかー!普通呪われた人形だの不気味に笑うおっそろしいドールだの出てくるのが相場だろぉー!?」


トリスタ「なんだそのホラーダンジョン(笑)」


ハガネ「普通考えるとしたら、そうだろうがっ!」


トリスタ「ちっちっちっ。甘いなハガネ。あれを見るがいい」


ハガネ「あ?ってなんだあれ」


トリスタ「この人形ダンジョンがなんで危険かってことに気付かないのか?」


ハガネ「……………確かにAランクダンジョンだとは聞いた。だが、どういう意味だ?」


トリスタ「おいおい、ホラーダンジョンでも、ここは、それなりに想像つくだろ」


ハガネ「……………?」


トリスタ「はぁ……………。まあいい。今回はお前に期待している。頑張ってくれよ!」


ハガネ「なんで俺に期待してんだ?まあ、やるからには頑張るが…」


シルフィ「はぁ……………癒される」


ハガネ「あれをまずどうにかしようぜ」


トリスタ「それもそうだな」


レトア「ハガネさんっハガネさんっ!見てくださいこの可愛い人形っ!」


トリスタ「キッラキッラ目を輝かせてこっち見てる!?」

ハガネ「別にそこはどうでもいいだろうが」


レトア「もらっていいですかっ!」


ハガネ「俺の持ち物ものじゃないんだが?」


レトア「それもそうですねっ!じゃ、もらいますっ!」


ハガネ「もらうんだ…」


レトア「だってたくさんあるんですよ!可愛い人形さんが!心踊りませんかっ♪」


ハガネ「いや、全然」

トリスタ「踊るな」

ハガネ「何故だ…」


レトア「ぎゅー♪ふふふー。このダンジョン制覇した暁には好きな人形いくつか大事に貰うんだ♪」


ハガネ「わー、おっとめー(棒読み)」


トリスタ「で、危険とかないか?」


ハガネ「今のところそんな気配はしないな」


トリスタ「そうか」


シルフィ「見てみてー!この人形動くみたいだよー!」

(ユニコーンの人形に乗っかっているシルフィ」


トリスタ「よかったな。想像通りだぞ」


ハガネ「俺への当て付けかそれ」


レトア「わー!いいなー!私も乗りたいですっ!」


ハガネ「どーでもいいがさっさとダンジョン終わらせよう」


トリスタ「研究用に動くやつはいくつか確保するかな」


ハガネ「好きにしろよもう……………」






地下一階

トリスタ「見事に人形が揃ってるな」


ハガネ「俺らの半分の大きさの人形ばっかだなここ」


トリスタ「あるのは、メイド型の人形か……………。なかなか完成率が高いな」


ハガネ「お前いつの間に取ったんだよ」


トリスタ「さっきだ……………。おお……………中身まで見事な作り込みだ…(パンツの中を覗くバカ1号)」


ハガネ「なにやってんだよ……………お前…」


トリスタ「だって、ここまで作るんだぜ?しかも……………おぉ…。人となんら変わらない手触り、いや、肌触りか……………」


ハガネ「お前……………今あの二人に出会ったら殺されんぞ」


トリスタ「別行動してるあの二人はほっといても大丈夫だ。しかし、よく出来てるな…」


ハガネ「お前手付きが変態だぞ」


トリスタ「人形だからセーフだ」


ハガネ「お前最初からそれ目的だったろ」


トリスタ「ばれたか」


ハガネ「ここ来た時のセリフ聞けば察するよ」


トリスタ「そーかよ。もみもみ」


ハガネ「……………ん?なんか来たぞ。構えた方がいいか?」


トリスタ「ん、なんか来たのか。出来るだけ傷つけるなよ。大事な文化遺産だから」


ハガネ「いつ文化遺産だと決めたんだよ」


トリスタ「さっきだ」


ハガネ「その場のノリかよ」

(十手を抜く)


ハガネ「先に言っておくが……………手加減はしないからな」


トリスタ「えー。ハガネなら出来るだろー」


ハガネ「んな無茶ぶり出来るかいっ!敵がどのくらい出来るか分からんのにやれるわけないだろ!」


トリスタ「……………いや、全力でやろうか」


ハガネ「ん?どうしたいきなりバズーカなんか持って」


トリスタ「あれを見ろ」


ハガネ「ん?……………人型の執事?あれがどうかしたのか?」


トリスタ「……………イケメン滅べ」


ハガネ「……………人形に嫉妬してる時点で色々あれな気もするが異論はない」


トリスタ「消し飛べやぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」


ドゴン!ドゴン!ドゴン!


ハガネ「あのトリスタがいつになく真面目に戦っているだと…?ありえねぇ」


トリスタ「避けんな男の敵!くたばれぇぇぇぇぇーー!!」


ドゴン!ドゴン!ドゴン!


トリスタ「飛び出すぜ隠し玉っ!五連炸裂花火!」

チュドドドドドーン!


ハガネ「うわー……………容赦ねぇ……………」


トリスタ「イケメンモブに出番なんてないんじゃぁぁぁぁぁーー!!!!」


ハガネ「お前イケメンになにか恨みがあったのか?」


トリスタ「ぶっころぶっころぶっころーす!」


ハガネ「言動がおかしくなってるぜ」


トリスタ「殺滅焼滅斬殺禁縛滅撃殴打突凍……………」


ハガネ「恨みお化けみたいな言語になってるぞ……………」


トリスタ「憎い!イケメンが憎いいいいい!!!!」


ハガネ「この世の全てを恨むような般若の顔をするなよっ!こえぇよ!人生のベスト5に入るほどこえぇよ!」


トリスタ「自らの血にまみれて死ぬがいい…フハハハハハハ!!!!」


ハガネ「相手人形だぞ…?血なんて出るわけがないだろ…。それと魔王みたいなセリフになってるし、言動がもはや悪党だぞ」


トリスタ「うるせぇ!イケメンが憎いんだよ!リア充爆死しろ!俺の花火の実験台になりやがれ!」


ハガネ「どんだけ憎んでるんだよ…」


トリスタ「くそぉぉぉーー!!!あいつらだけい思いしやがってぇぇぇぇーー!!!」


ハガネ「……………こいつこのダンジョンから出たとき狂ってないよな?」


ハガネ「めさくさ(滅茶苦茶)心配になってきたんだが……………」


ハガネ「とりあえずカットな」





ハガネ「……………マジかよ…」


(口から血を吐き出す女の人形)


ハガネ「まさかこんなところでフラグを回収しにくるとは……………」


トリスタ「よかったな。お望み通りホラーだぜ」


ハガネ「よくねぇよ。むしろ状況悪化してんだろ。というか今、メモリー起動させる意味あったのか」


トリスタ「あるぜ。何故ならこいつが秘策だからなっ!」


ハガネ「なんかあるのかその機械人形」


トリスタ「オートマタだ。録画機能以外にもこいつは使えるんだぜ」


ハガネ「へぇ……………そうか。なら、見せて欲しいな秘策ってやつを!」


トリスタ「おう!期待しろ!……………えっと、弱から強に回してっと」


ハガネ「なんでメモリーのスカート中に頭突っ込ましてんだよ」


トリスタ「ここにスイッチがあるから」


ハガネ「面倒だな!なぜリモコンにしなかったんだ!」


トリスタ「そこにパンツがあるからだ!」


ハガネ「堂々と宣言する必要ないよ!しかもその宣言、色々危ういからな!」


トリスタ「電池勿体無いから、嬌声機能切っとかないと」


ハガネ「なんでそんな無駄な努力をするんだよ……………」


トリスタ「ふっ……………男の夢だ」


ハガネ「かっこよくねぇよ」


トリスタ「ヤンデレはお断りだがなぁぁぁー!」


ハガネ「女の人形に見事なドロップキックを決めやがった!」


トリスタ「ふっ、勝ったぜ」


ハガネ「秘策いらんかったろ。というか秘策ってなんだったんだよ」


トリスタ「え……………あー、そりゃー。まあ、充電?」


ハガネ「メモリーの充電プラグって首にあったよな?なんの充電だ?」


トリスタ「…………秘密」


ハガネ「………………………………………いや、はぐらかすなよ」


トリスタ「強いて言うなら……………俺の……………ごにょごにょの充電だ」


ハガネ「ごにょごにょってなんだよ」


トリスタ「これはあとで分かることだ。たぶんボス戦辺りにな」


ハガネ「今回、お前の変態性しか分かってないがな」


トリスタ「バカな。俺は紳士だぞ」


ハガネ「変態紳士という名のなぁぁー!!」


トリスタ「まあまあ、それはともかく、進もうじゃないか。今地下三階?だろ」


ハガネ「お前が落とし穴にはまらなきゃ、『?』はつかなかったんだがな」


トリスタ「ふっ……………あんな罠が隠されていようとはな。全くしてやられたよ」


ハガネ「あんな見え見えの罠にはまりに行ったお前が言うと罠の質も落ちるだろうよ」


トリスタ「おまっ……………水着だぜ?水着来た等身大人形なんてダンジョンじゃ滅多に見掛けないんだぞ!」


ハガネ「今何気にダンジョン限定したよな。それと、理由になってねぇよ!」


トリスタ「仕方ないだろ!男の性が語りかけてきたんだから!」


ハガネ「お前のは男の性じゃなくて、変態の性だ!バカ!」


トリスタ「なんだとムッツリ!」


ハガネ「意味分からん!変態が!」


トリスタ「ムッツリも知らないだと……………?おっくれてるー!」


ハガネ「どうせ、変態言語だろ。どーでもいい」


トリスタ「ムッツリは変態言語じゃないぞ!……………半分はそうかもしれないが」


ハガネ「今ぼそっと本当のこと話したろ」


トリスタ「んなわけないだろ?俺のこの目を見ろ。この曇りなき目を!」


ハガネ「ああ、一点の曇りもねぇキラキラ目だな。それがどうした」


トリスタ「分からないか?この純粋な目を見て!」


ハガネ「分かるわけないだろ。なに期待してんだよ」


トリスタ「俺は女の子が大好きだ」


ハガネ「うん、なんかわかるよ。行動がそれだもんな。で?」


トリスタ「俺の目はゲスな連中がやるような暗い感情なんて宿さない。俺の心は少年の心なんだ!」


ハガネ「ほうほうそれで?」


トリスタ「俺が女の子にあんなことしたいと考えたとしても犯罪じゃない。やったら犯罪なだけだ」


ハガネ「なんか考えがヤバい方向に逸れてきたな。それで?」


トリスタ「軽いボディタッチくらいだったら大丈夫なんじゃねーのかなーっと」


ハガネ「……………アウト」


トリスタ「なぜだぁー!」


ハガネ「バカと付き合うのは楽しいが、バカバカしいだけだな。うん」

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