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ノリとテンションで旅をしよう!  作者: メモリー
プロローグ
1/3

無名のダンジョン1

始まりますよー。

トリスタ「俺と!」


ハガネ「君と!」


シルフィ「愉快な!」


レトア「なかまたちー!」


四人「「「「いぇーい!!」」」」


パンッ!(ハイタッチ)





トリスタ「いやー、始まりましたね。開幕二千ちょめちょめが!」


ハガネ「ちょめちょめってなんだ!」


トリスタ「突っ込みナイッタイミンッ!」


シルフィ「トリスタ選手妙にテンションが高いようです。これは見応えがありますねー」


ハガネ「シルフィ………いつもの口調はどうしたんだよ…」


レトア「ですねー。右腕を上げてのあのポーズはどう見ても勝利のポーズですっ♪」


ハガネ「レトア。お前も乗らなくていいから」


トリスタ「さあさあ、今宵は宴でも開こーぜー!ベイビー!」


ハガネ「トリスタ!テンションが上がりすぎだ!読者ついてこれのか!」


シルフィ「あははは!良いじゃない。こういうのもたまには」


ハガネ「シルフィ…」


レトア「そうそう月並みな意見もたまには栄養ドリンクに勝るですよっ♪」


ハガネ「レトアなんだそのおかしな格言は」


トリスタ「ハガネ、いちいちそんなこと気にしてちゃこの先のダンジョンについていけねーぜー」


ハガネ「既に! ダンジョンの! 中だよ!」


シルフィ「センセー、テンションが高い人が一人追加しましたー」


レトア「ども!先生です☆てへっ♪」


ハガネ「お前ら悪のりしすぎだろ!おい!」




トリスタ「おいおい、早速ドラゴンが………ログインしてきたみたいだぞ」


ハガネ「チャット仲間みたいなノリでいいのか!というかマジか!」



トリスタ「ちゃらららっらー♪



レッサードラゴンさんがログインしました。

レッサードラゴンのブレス!」




ハガネ「悠長に解説してるバカがどこにいる!逃げるぞ!」




トリスタ「タタタタタ!

オレタチハ にげた!

しかし、まわりこまれてしまった!」



ハガネ「回りこんできたのはドラゴンじゃなくて別のモンスターだろうが!」



シルフィ「あ、世紀末の雑魚キャラ、スライムだー」


レトア「スライム、かわいいですねっ!」


ハガネ「魔物相手に緊張感ゼロ!」


トリスタ「まあまあ、ここは、相手にこう尋ねるのがテンプレだろう?


こほん





ハァ…ハァ、スライムさん…経験値になるのと…仲間になるの…どっちがいい?」


ハガネ「変質者かよ!」


レトア「スライムさんっ!おいくらですかっ!」


ハガネ「お(レトア)もか!」


シルフィ「いただきます!」


ハガネ「シルフィ、それは経験値的な意味で?それともスライムのアイテム的な意味で?」


トリスタ「あ、やべっ!スライムさん激おこだ!」


ハガネ「なんかスライムの体が赤くなってるですけど!」


トリスタ「やべー、モルモット用に作った2000倍ハバネロがポケットから偶然ドロップしちゃったよ」


ハガネ「なんてもんドロップしてんだよ!」


トリスタ「いやだって…………面白そうじゃん?」


ハガネ「その言い方は偶然の方も怪しくなってきたなー!」


シルフィ「大丈夫?スライムさん」


レトア「よしよし…………あ、ぷにぷにしてるー」


ハガネ「…………世紀末の雑魚モンスターとは言え、魔物なんだぞ? 大丈夫なのか?」


トリスタ「大丈夫だろ?ダークだってゾンビ相手に握手会開いてんだから」


ハガネ「え…………。(ドン引き)」






シルフィ「マンイーター(ホラー系)と一緒に風呂も入ってたって聞いたよー」


ハガネ「ええ!!なにやってんだアイツは!」


トリスタ「こうして聞くと、軽くホラーだな」


ハガネ「軽くないよ!むしろ、重すぎるよ!いろんな意味で!つーかアイツ、変な呪いとか病気貰ってないだろうな!?」


レトア「そこはだいひょふれふほー♪はー、癒されるー♪」


ハガネ「えっと…………なんで?」


レトア「ふわー…………ごぽごぽ」


ハガネ「ちょぉい!スライムに飲み込まれてんぞ!むしろお前が大丈夫かよ!」


シルフィ「ちょっと!?溶けてるわよ!」


レトア「ぷはぁ!熱かったー」


ハガネ「感想それだけか!つーか、顔は赤いし、というか顔のパーツとか人に見せられないレベルになってないかレトア!」


レトア「◇;♡・▼ゝ! ☆●%#!?」


ハガネ「なに言ってるか分からないぞ!? というかシルフィヘールプ!」


シルフィ「了解!ちょっと動かないでねー」



レトアさんがログアウトしました。

シルフィさんがログアウトしました。








トリスタ「いやー、一時はどうなるかと思ったなー」


ハガネ「お前はお前で何があったんだよ。全身真っ黒クロスケ」


トリスタ「チッチッチッ。ハガネ、お前はまだ気づいてないのか?奴の存在に」


ハガネ「奴の存在…………?」


トリスタ「よーく思い出してみろ。この流れで俺が何をしていたのかを」


ハガネ「ま、まさか!」


トリスタ「そのまさかだ!

見よ! この一万倍ハバネーロ54号を!」


ハガネ「お前、なにげにしょうもないもの開発してんじゃねー!」


トリスタ「なんじゃ、その反応は。まるで答えが違ったみたいではないか」


ハガネ「みたいじゃなくて、事実だよ!普通この流れなら、お前は…………」


トリスタ「ん?どうした?急に黙って」


ハガネ「うん、トリスタだもんな。ネタに走るよな……」


トリスタ「地味に気になる発言じゃのぅ」


ハガネ「地味にお爺さん言葉だのぅ」


トリスタ「ハガネ婆さんや」


ハガネ「誰が婆さんだ!クソジジイ!」


トリスタ「誰がファッキングランドファザーだ!鋼鉄頑固頭年寄り!」


ハガネ「なげぇよ。それと、なげぇよ。なんだその地味な名前は」


トリスタ「お前のアダ名だよ!鋼鉄頑固頭!」


ハガネ「ジュラルミンに言われたかねぇよ!」


トリスタ「誰が固くて軽い頭だゴラァ!」


ハガネ「やんのかこのヤクザ被れ!」


トリスタ「やんのかこの頑固不良!」


ハガネ「いいぜ、かかってこいやぁー!」


トリスタ「ああ、望むところだぁー!


読者のみんな!これからしばらく残酷なシーンがあるから、しばらく音声だけで楽しんでくれ!このメタクソに吠え面掻かせるまでのほんのちょっとの間だけだ!お見苦しいシーンは、ここでカットだ!」



~しばらく音声だけでお楽しみください~




ドカッ!バキャ!パシッ!ヒュッドコン!



てめぇー!

メキャ!ボキッ!カカン!



十手はひきょーだろーが!ああん!?てめえのバズーカほどじゃねぇよ!フザケンナクソ野郎!じょーとーだー!大馬鹿野郎!



ドッゴーン!ドッゴーン!ドッゴーン!ズダ!ベキッ!


おおおおおおおおおおおおおおあ!!!!

だぁぁぁぁああああああー!!!!!



シルフィさん (激おこ)がログインしました。


ベキャッッッッッッ!!!!!!!!!

あんたたちいい加減にしなさい!ぶん殴るわよ!





((なぐ、った…………あ、とに…………言う…な…………))


バタッ…………。











ピーンポーンパーンポーン。



~ただいまシルフィが回復魔法をバカ二人にかけています。読者の皆様はこのまましばらくお待ちください~










~15分後~

トリスタ「いやー、川を渡るところだったよー。助かったー」


ハガネ「全くだ。渡ってる途中、川が赤くなりだしたからビックリしたよ」


トリスタ「彼の有名な地獄の川とはあれのことかもしれないな…………」


ハガネ「全くだな…………。俺の場合、さん○の川じゃなくて、血のい○だった気もしなくもないが…………」


シルフィ「それで、あなたたち反省…………シテルノ?」


バカ二人「「深く反省しておりますッッッッ!!!!」」


シルフィ「そう、よかった」


ハガネ(これからは、怒らせないようにしようぜ)


トリスタ(ああ、このまま地獄の3丁目辺りに行きたくないもんな。このバルカン半島を爆発させないためにも協力しよう)


シルフィ「何をひそひそと話しているのかな?」


ハガネ「なにも話してません!」


トリスタ「口は動いてないんだぜ!分かるわけないだろう!」


ハガネ「あ、このバカ!相手はエルフだぞ!」


トリスタ「あ、しまった!」


シルフィ「二人とも♪」


バカ二人「はい…」


シルフィ「今日の ご飯(罰)は ミックスジュース(微塵斬り)?それとも 鰹節(やすり)?」


トリスタ「俺…頭がおかしくなったかな。変なルビが見えてくるよ」


ハガネ「奇遇だな。俺もだ」


シルフィ「手伝(反省) わない(しない)なら 私が(処刑) 食べる(する)わよ?」


ハガネ「勘弁してください!」


トリスタ「反省してます!」


シルフィ「はあ。分かってるなら、ちゃんとしなさい。本当にもう迷惑ばかりかけて」


二人「すいませんでした」


レトア「めでたしめでたしですねっ♪」


ハガネ「いや、終わらないよ!」


トリスタ「そうだぜ!まだ旅は始まったばかりだぜ!イケイケゴーゴーだ!」


シルフィ「さあ、『ジャンジャンいきましょう』!」


トリスタ「え?そこは『ガンガンいこうぜ』だろ?」


シルフィ「女の子バーションよ!」


ハガネ「『さくせん』に女の子バーションとかあるのか?」


レトア「あった方が2倍楽しめますっ!」


ハガネ「お気楽!」


トリスタ「わりとこんなノリで何とかなってるんだし、いいじゃねーか」


ハガネ「逆に心配だがな!」


シルフィ「ハガネは心配性ね」


レトア「ハガネはおかあさんだね」


トリスタ「発想がおかんだな」


ハガネ「そこ二人!後で覚えてろよ!」


トリスタ「分かった!英単語覚える!」


ハガネ「ネタに走るな!現実見ろ!」


レトア「みろー♪」


シルフィ「みろー♪」


トリスタ「みたー!」


ハガネ「調子に乗るな!


というかやけに連携が上手いな!」


シルフィ「仲間外れって訳じゃないけど…」


レトア「ハガネはいじりやすいですよねー♪」


トリスタ「女の子二人に弄られてるのはどうなんだハガネ」


ハガネ「お前ら悪のりしすぎだぁー!!もうちょっと俺を大事にしろぉー!」



ドラゴン「そろそろいいか?」


ハガネ「しゃべった…………?」


トリスタ「フラグ回収おつかれっす」


シルフィ「やっとかー」


レトア「新規さん、こんばんわ」


ハガネ「俺だけか! 俺だけなのか! というかなんでお前らチャットネタで攻めるんだよっ! 相手はドラゴンなんだからこんな言い方じゃ駄ーー」


ドラゴン「こんばんわっ♪」


ハガネ「ーー目だろ…………ってまじかい!というかドラゴンさんかっる!」


ドラゴン「ふふふ♪楽しそうだからまーぜーて♪」


ハガネ「ドラゴンさん…女の子だったのか…………」


シルフィ「ドラゴンさんよろしくね」


レトア「よろしくですっ!」


トリスタ「ハジメマーシテ。コンバンワ。ナイストゥーミィートゥー?」


ハガネ「トリスタ、カタコト過ぎだろ。ロボットか」


ドラゴン「よろしくお願いしますっ♪ ぱぁ」


ハガネ「ドラゴンさんが笑った! ドラゴンが笑う姿って見たことないよ! というか後ろに華が見えるんですけど!?」


トリスタ「おおー。女子力高いなードラゴンさん」


ハガネ「えぇ!? 女子力で済ますの!? というか女子力関係あるの!?」


シルフィ「あるみたいだよ?スキル項目にもあるし」


ハガネ「なにその謎スキル。怖い」


レトア「私も女子力スキルあげてるんですよっ!地味に」


ハガネ「女子力スキルってなんだよ…………」


シルフィ「突っ込みご苦労様。ダンジョン攻略したら、速攻で風呂に入ろーね♪」


トリスタ「ハガネは、とりあえず死ねばいいと思うよ」


ハガネ「テンプレなセリフをありがとう。そして、くたばれ」


レトア「ハガネはとりあえず、洗いっこされたらいいと思うよ♪」


ハガネ「ねぇ、それ女の子が言うセリフじゃないよな?」


レトア「スライムとかにっ♪」


ハガネ「背中が溶けるわ!というかトリスタと同じ意見か!」


トリスタ「もしくは、マンイーター(ホラー系)とかな」


ハガネ「色々痛いわ! つーか殺す気か! 俺はダークじゃねぇんだよ!」


トリスタ「じゃ、ダークと入れ。もれなくゾンビもついてくるぞ! 女性型ゾンビとか! よかったな!」


ハガネ「よくねーよ! いらねーよ! そんな怖すぎるセット!」


トリスタ「女の子と一緒なんだぜ?役得だろ?」


ハガネ「お前が代わりに入るか?」


レトア「ゾンビさんとお風呂…………ぽっ」


ハガネ「何を想像したのか非常に気になるが、突っ込みたくない…………」


ドラゴン「私が代わりに洗いましょうか?」


ハガネ「鱗で肌が削れると思うんだが…………」


シルフィ「というか私、一緒に入るとは一言も言ってないんですけど」


トリスタ「あれ?そうだっけ?」


シルフィ「「え、嘘?」みたいな顔止めて」


トリスタ「半分冗談だよ。冗談」


ハガネ「半分ってーのが気になるな」


トリスタ「お前は黙れ。スライムに背中を洗われてろ」


ハガネ「お前こそ黙れ。ダークの女の子と風呂でも入れ」


トリスタ「やんのかゴラ?」


ハガネ「ゴラじゃねぇよオラァ?」


レトア「ねえねえ、それ何語? ねえねえそれ何語?」


シルフィ「レトアは知らなくていいからねー」


レトア「なーんでーすかー?なにも聞こえないじゃないですかー」


シルフィ「あなたたち…………帰ったら、スパゲッティ(100度以上の熱湯)ね」


トリスタ「なにそれ怖い」


ハガネ「ルビが怖すぎるんだが…」


シルフィ「やだなー。ただの消毒だよー」


ハガネ「はっはっはっ。冗談を。それじゃあまるで俺達がウイルスかなにかみたいな言い方じゃないかー」


シルフィ「そうだねー。滅菌のほうが正しいかもねー」


トリスタ「あはははー」


シルフィ「うふふふー」


ハガネ(がくがく…………笑顔の水面下がこえぇよ!!)


レトア「あ、なんか如何にもって感じの扉が見えてきましたよー」


ハガネ「あれ?もうボスの部屋か…………速いなー」


トリスタ「速かったなー。ここまでの道のりで戦ったのスライムだけってのもすごいと思うけどなー」


シルフィ「あれが戦闘というのも何だかあれって感じがするけどねー」


ハガネ「まー、そうだな」


レトア「じゃ、気合いを入れて、やりましょー!えいえい、おー!」


シルフィ「おー!」


トリスタ「おー!」


ドラゴン「おー!」


ハガネ「OH…………」


トリスタ「とりあえず、セーブしとこっと。メモリー。お疲れさん。充電してていいぞー。じゃな」



ぷつん。


次、ボス戦です!

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