『ピピー、レッドカード!』
さっきの続き
車は白のリムジンで運転手は頬に刀傷らしき傷のある方の男
助手席にもう1人の黒服が座る。
僕は後ろのVIP席にお邪魔し、トキナさんが話し相手をしてくれた
リムジンの中である程度の情報を教えてもらった
現在の状況は、まだ世界で勝利したフィールドはなく、2大大国の8フィールドと
この国の4フィールド、西欧の主な4カ国に1つずつで計4フィールド
世界一大きな砂漠のある大陸には、大陸で計4フィールド
それぞれのフィールドが似たり寄ったりな所はあるが、どれも個性的な所もあり
一度は聞いたことや、テレビで見たことのある観光名所や、
有名な戦場後だったりもするようだ
この20フィールドが現在の戦場で、他の所には特に被害は無いようだ
パニックにより略奪や暴動などの2次被害なんてものはあると言うが
この国ではお国柄なのか、目立った事は起きてはいなく
僕のように、普段通りの生活で学校へ行き、仕事をし、
デートなんてのもしているだろう
おっと、3つとも僕はしていなかった・・・学校は適度に、バイトはせず、
彼女もいなかった・・・
とりあえず、僕のように普段どおりに生きている人が!
生きている人が大半なのだった!大事なことなので2度言いました
トキナさんは、僕の質問に彼女の答えれる範囲で隠さず教えてくれた
「そういえば、ゲームの相手の武器とか装備類は分かっているんですか?」
「んー、フィールドから生きて出てきた人がいないからほとんど分かってはいないのよ
この世界の科学力以上である事は、別宇宙から来たって時点で分かってはいるんだけど・・・」
「そうですか、そういえばこちらから持ち込む装備は何でもいいんですか?」
「そうね、そういう指定は無かったはね。
一部の大臣なんて核兵器を持っていけなんて言い出したバカもいたわね」
ウフフと笑っていた
始めのうちにあまり他人行儀で喋らないようにお願いしてみると、直ぐに打ち解け仲良くなっていたのだ
「でも、だめよ・・・。どうやらどこかの国が試して見たんだけど
どういう訳か無効化されて、自分達の国の兵士達だけが全滅させられたらしいわ」
人類最終兵器が無効化とかなんちゅうー便利アイテムを持っているんだ・・・
「それでね、これは極秘情報扱いなんだけど、警告を受けて発案した大臣とNO,2が殺されちゃったとか・・・」
さらっと、怖いことを聞いた・・・。どうやら、最低限のマナーは必要なようだ
『ピピー、核兵器使用はレッドカードですそこの発案者2人は人生からの退場処分です。』
「あべしっ」
「あー大臣の頭が吹き飛んだーー」
さぁどうなっていくのか・・・
それは誰にも分からない作者自身でさえも・・・