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運動音痴のオタク女子と脳筋体育教師は最狂クソゲーをスポーツで攻略する⭐︎  作者: ねず ただひま
第三章

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43/43

大吊り橋の決戦⭐︎4

◇ぷれいやー1 キラリ おんな 16さい 

そうび

ふく:いもじゃーじ

ぶき:すで

どうぐ:しんだすまほ かいふくやく


◇ぷれいやー2 ヨシオ おとこ 30さい

そうび

ふく:はでなじゃーじ

ぶき:きんにく

どうぐ:たくさんのしょくりょう ねぶくろ×4


◇ぷれいやー3 ハヤミ おんな 17さい

そうび

ふく:かわのふく ふくろうのねっくれす

ぶき:まどうしのつえ

どうぐ:たべもの かいふくやく


 ズンチャカズンチャカ♪ 

『ロドリゲス丸川の!異世界転生チャンネルぅ!』

テテレテーテテッ♪


 みなさんごきげんよう!異世界転生系ムーチューバー、ロドリゲス丸川だ!また会ったな!元気だったか?!


 今回はお前らに俺が異世界で出会った遊びの数々を教えてやるぜ!

まずは、『火球合戦!』これは火炎系の魔法で手のひらに火球をつくって投げ合う遊びだ!つまり、雪合戦の逆だと考えればいい!周りに燃えやすい物が無い場所で遊べ!あらかじめ水系の魔法が得意なお友達を呼んでおけ!


 次!『ギリギリ浮遊』だ!これは高い所から飛び降りて、地面に激突する寸前で浮遊系の魔法を発動させるんだ!根性が試される遊びだぜ!あらかじめ治癒魔法が使えるお友達を呼んでおけ!


 どうだ?異世界は恐ろしい遊びばかりだろう?俺も何度も死にかけたぜ……これでは命がいくつあっても足りなくなるから、俺が奴らに、安全な日本の遊びを色々教えてやったぜ!そうしたらめっちゃ喜んでくれた!


 いいかお前ら!危険を回避する知恵と経験だけは積んでおけよ!思わぬ所に生きるヒントはあるからな!

じゃあ次回までアデュー!⭐︎



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



ゴニョゴニョ……


私はハヤミと吉岡先生に希望的観測も含めた意見を伝えた。もちろん久遠先生にもこの話はつたわっている。


「し、正気なの?キラリ」

ハヤミは青ざめた顔で不安げに私に訊いた。

私はハヤミの両手を握って、ちゃんと目を見て答える。

「もし嫌ならハヤミだけでも逃げていいから」


本心から出た言葉だ……

これには、友達を危険に晒したく無い気持ちと、さっきまでハヤミの事を疑っていた後ろめたさもあるからだ。


ハヤミは一度視線を落としたが、私の手を強く握り返しこう言った。

「この状況で、ふたりを残して私だけ逃げるなんてできないよ」

覚悟を決めた顔になったハヤミを見て、私は頷いた。


「つまり、さっきのあの子の言葉『魔王にあそんでこいっていわれたから来た』は、言葉どおりの意味だった。という、訳か……」

吉岡先生にしては珍しく理解が早い。寒すぎて、丁度いい塩梅で脳に皺がうまれたのか?

いつもこうあってくれ!


『それで明星さん、どうやってアミィを()()()()させるの?』


「それは、ですね……」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


       《しっぽとりゲーム》


プレイヤーは腰の後ろに紙や紐をぶら下げて、それを他のプレイヤーと奪い合う単純明快な遊びである。

ちなみに小学校低学年の体育の授業で、この遊びを取り入れている地方もあるそうだ。大人でもわりと熱くなれるぞ⭐︎


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


「これでいいの?」

アミィはちゃんと私の説明を聞いて準備をしてくれた。随分と物分かりがいいのはやはり子どもだからなのか。


私達四人はズボンの後ろに尻尾のように長い葉を括り付けた。引っぱれば簡単に取れようになっている。


これは個人戦。完全バトルロワイヤルだ。勝てば何かあるわけでわないが、アミィに触れられずに遊び続けて満足させるしかない。


私達はお互いを見合う形になって、吉岡先生のスタートの合図を待った。


「では、しっぽとりゲーム!開始ッ!」



別作品執筆中のため、暫く投稿止まります。

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