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運動音痴のオタク女子と脳筋体育教師は最狂クソゲーをスポーツで攻略する⭐︎  作者: ねず ただひま
第二章

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18/43

希望の光、みつけたキラリ⭐︎4

◇ぷれいやー1 キラリ おんな 16さい 

そうび

ふく:いもじゃーじ

ぶき:すで

どうぐ:すまほ


◇ぷれいやー2 ヨシオ おとこ 30さい

そうび

ふく:はでなじゃーじ

ぶき:きんにく

どうぐ:ーーー


◇ぷれいやー3 ハヤミ おんな 17さい

そうび

ふく:かわのふく ふくろうのぺんだんと

ぶき:まどうしのつえ

どうぐ:ーーー


「俺が先に殴ったんだ、次はお前からかかってこいよ、ほら」ベリアルは殴ってみろよと言わんばかりに、自分の顔を突き出して手招きする。


「僕は喧嘩はしない!ましてや生徒が見ている前で、暴力など絶対にふるわない!」

先生はベリアルの挑発を拒絶する。歯を食いしばった口からは赤い血が垂れていた。

 

「お前、勘違いしているな?お前らは弱者で、俺たちは絶対的な強者。今お前が俺に言った言葉は『やめてくれ』だ。

それはなんだ?お願いか?笑わせるなよ。

お願いってーのは交渉か?それを持ちかけていいのは、俺を組み伏せられる力を持つ奴か、俺と信頼関係にある者か、もしくは、俺にメリットがある物を差し出す事ができる奴だけだ。

お前はお前の都合で…村を救いたいって安い義憤にかられて俺にモノを頼みやがったクソつまんねー野郎だ!

手を出さないってなら勝手にしな、ただし俺は容赦なく攻撃する。お前は気が向いたら反撃しな!」


 先生はベリアルを睨みつける。

「力の弱い者から無理矢理何かを奪うなんて!お前は自分が恥ずかしいと思わないのか!」

「思わないね、コレが俺の仕事だからな!

おい、お前ら!俺がこの筋肉バカを痛めつけてる間に、さっとガキ共を攫っちまえ!」

ベリアルの号令に、手下の集団が一斉に動き始めた。


「死にたくなけりゃ、さっさとガキを出せ!」

「ヒャッハー!」


 襲いかかるモンスター達から逃げ惑う村人達。

あちこちで悲鳴が上がる。

 

 私は先生が暴力に訴えずにベリアルを打ち負かす戦い方を考えついた。

この作戦は決して勝率は高くない、けどやらなくちゃ!

でも、今の私は恐怖で体を折り畳んで震えている。

「怖い!でも、私が行かなきゃハヤミも、先生も、みんな殺されちゃう!夕月零くん!私に勇気を下さい!」


「ウフフ、見つけたわよ、お嬢ちゃん」

下半身が蛇の女が、家の中に隠れていた小さな女の子を捕らえて脇に抱える上げた。

「助けて!パパ!ママ!」

泣き叫ぶ子どもを助けるため、無謀にもハヤミが持っていた杖で立ち向かう。

「子どもを離しなさい!」

「邪魔だよ!小娘ッ!」

蛇女が尻尾を高く振り上げると、それを素早く打ち下ろした。

私が「ハヤミ!」と叫んだと同時に、ズドン!と大きな音がした。

「あぐっ!」ハヤミは振り下ろされた尻尾と地面と挟まれて、苦しむ顔のまま倒れこんだ。

 

 動かなくなったハヤミを見て、私の呼吸は荒くなり、ドッドッドッドッと心臓の音が強くなる。

ふつふつと怒りが込み上げてきた。


「……許さない……」

目に涙がたまり、無意識にそう呟くと私は窓を開け外へ飛び出していた。

まだ誰も私に気がついていない。

2つのおさげギュッと握り、一度大きく息を吸って呼吸を整える。


 まずは、注意を引きつけるんだ!大きな声を出せ!

でもこんな時、何て言えば良いんだっけ?


 ええい!分からん!でも…やるのよ!明星綺楽梨!

 

すぅぅ〜…



「キエぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーっ!」

 

めっちゃ変な声がでた。


side q


マズイことになった。通信トラブルだ。

すぐにでも彼らにその村から逃げるように伝たいのに……。

コチラのモニターからは、戦闘画面のドット画と、テキストが映し出されているだけだ。


四天王とは戦ってはダメよ……




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