希望の光、みつけたキラリ⭐︎
◇ぷれいやー1 キラリ おんな 16さい
そうび
ふく:いもじゃーじ
ぶき:すで
どうぐ:すまほ
◇ぷれいやー2 ヨシオ おとこ 30さい
そうび
ふく:はでなじゃーじ
ぶき:きんにく
どうぐ:ーーー
◇ぷれいやー3 ハヤミ おんな 17さい
そうび
ふく:かわのふく ふくろうのぺんだんと
ぶき:まどうしのつえ
どうぐ:ーーー
ズンチャカズンチャカ♪
『ロドリゲス丸川の!異世界転生チャンネルぅ!』
テテレテーテテッ♪
みなさんごきげんよう!異世界転生系ムーチューバー
ロドリゲス丸川だ!
みんなはもう異世界へ行けたかな?
まぁ行ってみたくても、なかなか自分の意思で行けるモンじゃねーから難しいよな!
ただ、一つだけ注意しておくぜ!生きる事に疲れて、いっぺん死んで人生やり直したいって思ってる奴!
自分の命をみずからポイしても異世界転生はできないんだぜ!
そんなバカをやる奴が行けるのは、閻魔様が睨みを利かせている地獄だけだ!命は粗末にしちゃいけねぇ!
それはそうと、俺みたいに死なずに異世界へ行けたなら、そん時ゃ絶対にあっちで死ぬなよ!あっちで死んだらお前の魂は何処へ行くと思う?
正解はどこにも行かねぇ!だ!
信仰や魂の概念が違う異世界では、死んでも肉体から魂が離れる事は無い!
異世界転では俺らの魂は異物として扱われるんだ!成仏できず、霊体に似た残滓となり、便器にこびり付いたクソみたいにその場所に残り続けちまう!
そうなったら、後はモンスターになるのが関の山だぜ!
死んで異世界転生したのなら、魂はそっちの世界に適応できてる!そのまま頑張って生き続けな!
ともあれ、生きたければ知恵を絞れ!持ってる物をフルに活用しろ!ロドリゲスとの約束だ!
それじゃ次回まで、アデュー!⭐︎
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私は持ってきたスマホに活路を見出す為、眼鏡を掛け直してスマホの画面から生き延びるヒントを探る。
父の為に撮影したスクショ画面の中から見つけたのは……
各部シナリオ、ボスを含むモンスター図鑑、ワールドマップとダンジョンマップ、道具と武器一覧。
ドラゴンランペイジハンター戦記2の全てがここにあった。
モンスター図鑑を拡大して魔竜族を探す。
中ボスのデータ…
四天王のデータ…
あった!アイツだ、魔王軍四天王……ベリアル!
スマホを見ながら親指の爪を噛み、黙考する。
四天王って…ゲームの序盤に出てきていい敵なの!?
それともこれって負けイベント!?
倒せなくても、ある程度実力を見せつけたら退散してくれてるとか!?
ここで勝っても「くくくっ奴は四天王最弱」ってすぐに次の四天王が登場するのでは!?
頭の中で思案をぐるぐる回していると、ベリアルの高笑いが耳に届いた。
「あーっはっはっはっはー!!コイツは傑作だぁ!じゃあコイツらは頼りの勇者様に逃げられたってーのかよ!?」
「間違いありません、ベリアル様。先ほど、聖剣らしき武器を持った赤いマントの男が、森の中へ走って行くのをワタシの使い魔が目撃しています」
豚の顔のモンスターが跪いてベリアルに告げた。
「そ、そんな……」
「勇者様、逃げたのかよ?」
「さっきまで一緒にいたはずなのに!」
そういえば勇者ミゲルの姿が無い。
不安と動揺が、村の人達の間でみるみる伝播してゆく。
勇者が逃げた事実を突きつけられた村人達は、それぞれが手に持っていた武器の角度を下げた。
その様子は完全に戦意を失っている事を意味していた。
「奴を追いますか?」
「…いや、いい。興醒めだ…なんだよ、折角強い奴とやりあえると思ったのによぉ」
ベリアルは欠伸を噛み殺しながら言った。
「ならとっとと仕事して帰るか….……なっ!」
ベリアルが背中の翼をバサっと広げ、強烈な風を発生させて村人達を威嚇した。
それにも臆せずに、ハヤミは杖を持ち直し、再び抵抗する意思を見せる。
「子ども達は渡さない!絶対に!」




