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運動音痴のオタク女子と脳筋体育教師は最狂クソゲーをスポーツで攻略する⭐︎  作者: ねず ただひま
第二章

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10/43

世界は移り、戸惑うキラリ⭐︎

◇ぷれいやー1 キラリ おんな 16さい 

そうび

ふく:いもじゃーじ

ぶき:すで

どうぐ:すまほ べんとう


◇ぷれいやー2 ヨシオ おとこ 30さい

そうび

ふく:はでなじゃーじ

ぶき:きんにく

どうぐ:ーーー

 ズンチャカズンチャカ♪ 

『ロドリゲス丸川の!異世界転生チャンネルぅ!』

テテレテーテテッ♪


 みなさんごきげんよう!異世界転生系ムーチューバー、ロドリゲス丸川だ!

人生で6回も異世界に飛ばされて帰還してきた俺が、今日はみんなに異世界に飛ばされた時、まず最初に何をすべきか教えておこうと思う!

最も優先すべき事は生きる事!覚えておこう!


『ひとつ目!今自分が立っている場所を見ろ!』

そこがマグマの上、剣山の上なら1発でお陀仏だ!気をつけろ!


『ふたつ目!近くにいる原住民に敵意は無いか!』

俺は何度か刺された事があったぜ!

突然現れた謎の人物を歓迎する奴なんてそうそういないからな!因みにその時に受けた傷のひとつがヘソの横に残ってる!


『みっつ目!自分の体は人間のままか!』

人間のままなら良し!魔物の姿になってたら、無闇に原住民と接触するなよ!刺されるぞ!俺は一度スライムだった事もあったぜ!

その時のに刺された傷が右の尻に残ってる!


『よっつ目!その世界、言葉は通じるか?』

異世界の住人はだいたい日本語オッケーだ!でもな、俺たちの世界の固有名詞の一部は、異世界では通じない場合があるぜ!ちなみにこれは絶対に通じない!

『日本大使館』だ!そもそもそんなもん異世界には存在しねぇ!そこは外国じゃねぇからな!発言には気をつけろ!


『いつつ目!所持品確認!』

いまや殆どの人が持ってるスマホ!こいつは当然使えない!俺が今まで飛ばされた異世界は何処も俺達の世界より文明が遅れてたぜ!電波なんて飛んでねーからな!誰とも連絡できねぇからって慌てんな!


『最後!むっつ目!』

自分の頬を力いっぱい抓る!もし痛かったら夢じゃない!痛いって事!

それすなわち…


 お前はもう……異世界に行っている。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 



「い、痛い………」

何年か前に観たムーチューブ動画を思い出した私は、自分のほっぺたを思いっきりつねりあげている。

確かな痛覚とそれに伴う熱さを感じ、これは現実だと実感すると自然と涙があふれ出た。


「ろ、ろどりげすゔ〜…」

 

 目の前で困惑している青い髪の少女は、泣いている私に優しく声を掛けてくれた。


「あの……大丈夫ですか?ろ、ロドリゲスさん?」

自己紹介したんじゃねーよと、私は心の中で力無く突っ込んだ。


 さっきまで私を抱えたままフリーズしていた先生が、ロボットのような硬い動きでゆっくりと私を降ろした。

先生は表情無くブレずに1点だけを見ている。何処に焦点を当てているのか分からない。

顔も青い……マンドリルみたいだ。

さすがのポジティブ明王もこの状況では混乱中のようだ。


「まずいぞ……明星…、どうやら僕達は……

パスポートを持たずに外国に来てしまったようだぁぁ!!どぉぉしよぉぉ!?」

 あああぁ!と叫んで先生は両膝をついて頭を抱え込んだ。

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