閑話 腫瘍とがん
「がん」とは何か。
よりも前に、そもそも「良性腫瘍」と「悪性腫瘍」とは何か、である。
腫瘍が発見されたとき、それが良性か悪性かが取りざたされる。
腫瘍というのは正常な細胞が「ある遺伝的な変更」により異常な細胞となったものである。
この変更は大きく二点存在する。
1.
その細胞やその子孫が正常な制御を外れて増殖を繰り返す。
2.
ほかの細胞があるはずの場所に侵入してそこで増える。
このうち前者のみの遺伝的変更をもつものが良性腫瘍。
両方の遺伝的変更をもつものが悪性腫瘍である。
そして、悪性腫瘍のことを「がん」とよぶ。
良性腫瘍はもともとその細胞がある場所で異常増殖を繰り返す。
そのため「塊状」となって存在する。
これは外科処置で完全に取り除くことが可能である。
問題は2点目の「周囲の細胞に侵入」する能力を獲得した場合になる。
こうした移動を「浸潤」という。
なお「転移」とは異なる点が注意である。
細胞が移動し広く分布するようになるため外科処置で完全に取り除くことが難しくなる。
分裂し続けるようになったものを「腫瘍」とよび、その腫瘍のうち「浸潤」という移動能力をもったものを「がん」とよぶくらいの大まかな認識くらいでもいい...のかな?
すごく大雑把にしているため「正しいとはいえない」箇所もあります。ご注意ください。
あくまで学術的なものではなく最低限の理解をするためのものです。
詳しくはご自身で勉強してください。




