三話 エルミナ王国 王都 ヘルグナー公爵邸
本日2話目の投稿です。
ほぼリエルの力の説明のようなものです。不備や質問、矛盾が有る場合、教えて頂ければ助かります。
3月9日、魔法の効果の内容を変更しました。
改めてステータスを見てみます。
ーーーーーーーーーーーーーーー
名前:リエル・ヘルグナー
職業:未定
種族:人族
体力:1500/1500
魔力:10/7000
魔法:特殊魔法系統:固有魔法:私の世界
攻撃魔法系統:水属性魔法:火属性魔法:風属性魔法:土属性魔法:重力魔法
治癒魔法系統:水属性魔法:光属性魔法
防御魔法系統:水属性魔法:火属性魔法:風属性魔法:土属性魔法:光属性魔法
生活魔法系統:全属性魔法
状態:成長遅延(私の世界の効果):状態異常
技能:家事の心得
礼儀作法
魔力増大(効果:枯渇するごとに+100)
魔力回復(効果:1分につき+100)
体力増大(効果:枯渇するごとに+100)
体力回復(効果:1分につき+100)
称号:エルミナ王国貴族
ヘルグナー公爵家長女
公爵令嬢
固有魔法所持者
異世界の創造主
ーーーーーーーーーーーーーーーー
やっぱりです。私が特殊魔法系統持ち?先程の不思議な声が隠蔽とやらが何とか言っておりましたが・・・、まさか、私の魔法が使えなかったり成長が遅いのは・・・、試しに私の世界の部分をタップしてみます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
私の世界
⇒効果:世界を創造する。なお、魔法所持者は魔法の覚醒から最初の世界の創造までの期間、一切の魔法が使用できない。この期間、常に魔力が世界創造の為消費され、最低限必要な分のみ魔法所持者に残される。また、状態異常:成長遅延にかかり、ステータスにはこの魔法に関する情報は全て隠蔽される。解除は魔法所持者本人が死亡するまですることが出来ない。
権能
⇒世界創造:この魔法の権能の一つ。『最初の世界』、『第一の世界』、『第二の世界』・・・などの種類が有る。数字が増えるごとに創造に必要な魔力量が増える。また、世界を消す場合は、魔力として(消費魔力の半分)還ってくる。
⇒創造:この魔法の権能の一つ。魔法所持者が創った世界の中のみ発動する。創造するものによって必要魔力量は変化するが、必要魔力量を満たせばほぼどんなものでも創造できる。ただし一部を除いた創造物の一部は世界の外に持ちだせない。創造後、1年以内ならば魔力として(消費魔力の半分)が還ってくる。
⇒絶対支配者:この魔法の権能の一つ。魔法所持者が創った世界の中のみで発動する。魔法所持者の創った世界で絶対的な権能を持つ。この世界に入った者、又はこの世界の中で生まれた者に魔法所持者はLv.1~5を与えることが出来る。Lv.は、魔法のLv.とは違い、『権利』と定義される。Lv.1は所持者の生死、Lv.2は活動の自由、Lv.3は他者への危害を加える事、Lv.4は魔法、技能の使用の自由、Lv.5は世界間の移動の自由、である。魔法所持者はLv.を与えることも剝奪することも自由であり、Lv.を含め、あらゆるモノに囚われず、その世界において全てを支配する。
⇒異界への門:魔法所持者本人が行ったことのある世界と自分が存在する世界を繋ぐ門。消費した魔力量によって門を通れる人数が変化し、一定の魔力を消費すると、門の二つ目を創造することが出来る(この場合も前記の条件は適応される。二つ出す場合、門それぞれに一人が通れるだけの魔力を与えると、それぞれの門から計2人入ることが出来る。)。また、魔法所持者以外も魔法所持者本人がみとめた場合のみ門を通ることが出来る。ただし魔法所持者が創った世界に行く場合、Lv.を与えなければ移動者は死んでしまう。(後、生き返らせることが可能。)魔法所持者本人は魔力消費1000で使用可能。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
す、凄いです。これが私の固有魔法?夢のような魔法です。過去にある例と比べてみてもこれほど破格なものは相当珍しいはずです。この魔法が有れば私は・・・ですが、どうせここで国へ申告してもまた王家に搾取されるだけなのではないでしょうか。不敬だとはわかっています。ですがどうしても思ってしまいます。「王家とは絶対的なものではない。あの家は搾取するだけで何も与えない。」・・・と。逃げてもいいのでしょうか。私はどうすればいいのでしょう。逃げるか。これからも奪われ続けるか。
読み飛ばしていただいて大丈夫です。
『特殊魔法系統』は(他にもちょっと同じような例外付き)多分、魔法という事になっていますが根本的に違います。分かりやすい例だと『ユニークスキル』とかですね。『権能』とか書いちゃっていますし。
普通の魔法は
例)攻撃魔法系統:火属性魔法:ファイヤーボール
と、言う感じなのに対し、
例)特殊魔法系統:固有魔法:私の世界
という感じです。上記の例はリエルさんですね。
特殊魔法系統には属性魔法が効果が似ているという事以外で存在しません。