君との婚約を破棄させてもらう!(3)
真っ白な世界。
「すまない、手違いで…………
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「わかった。望む世界に「なら、乙女ゲームの〇〇〇〇の世界がいいわ。もちろん主人公よ。神様ならできるわよね」…………」
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「ジョセフィーヌ! 君との婚約を破棄させてもらう!」
(やったわ。ジャストなタイミング。いまさら、赤ちゃんから勉強のやり直しなんてまっぴらだわ。神様ありがとう。)
「あああ を陰でいじめていたと聞いたぞ。」
(え”)
「いいい王子、お待ち下さい、私はそんなことはしておりません!」
「あああ から聞いている。」
(ちょっと、コレ、何よ。私がプレイしていたときは私と〇〇〇〇様の名前にして夢に浸ってたのに。酷い。)
(ハッ、そういえば、弟にプレイさせてスチル集めさせたわね。適当に決めてたような気がするわ。)
(私がプレイしてた世界にしてよ。モゥ。)
「ジョセフィーヌ! 二度と顔も見たくない。」
(そういえば、雑魚キャラの名前は変えられないんだったわね。なんだか普通がいいワね。)
「あああ、大丈夫かい。」
(まあいいワ。スチルと寸分変わらないイケメンだもの。名前なんて小さなことだワ。)
「あああ、愛してるよ。」
(あああ、なんだか力が抜けるわ。)
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「あああ、夜空の星よりキミの瞳の方が美しい。」
「あああ、…………」
「いいい王子、ううう王がお待ちしております。」
「わかった。あああ、済まない。後でまた話そう。」
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「あああ、…………」
「あああ、…………」「あああ、…………」「あああ、…………」「あああ、…………」「あああ、…………」「あああ、…………」「あああ、…………」「あああ、…………」「あああ、…………」「あああ、…………」「あああ、…………」「あああ、…………」「あああ、…………」「あああ、…………」「あああ、…………」
「あ、あ、ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」(発狂)
「どうしてこうなった」
「なんかキャラ名考えるのめんどくさくなって、考えなくて済む設定にしたら、なぜかネタが変わった」
「ああああああ」
「何?」
「コレ、「異世界転生」扱い?」
「夢オチにすれば? 異世界には行ってない」
「そうはっきり言っちゃうのも・・」
「ホラー映画のフレディとか、夢オチのようであり、夢から覚めても異世界に行った証拠を持ち帰ったようであり、解釈は見た人に。」
「ソレダ」