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愛しさの向こう側  作者: ひろ ひろ
51/57

・・

亜樹が

すべてを話し終え

静寂の時を迎えた


麗人の言葉を待つのは

まるで罰を与えられるかのように重苦しく感じられる


麗人に何も応えることはできないのは解っていた


しかし

亜樹には結果報告でも

麗人にとっては

経過報告なのである


『亜樹さんは

同情を愛情と錯覚してるんじゃないのかな?

今までになかった感情だから混乱してると思うし


その手紙は見せてはくれないの?』


『手紙は許して下さい

これは有紀の「心」だから・・・

でも、内容は話した通りです』


『亜樹さんには、僕はなんだったの?

僕の「心」は

何の意味も持たなかったの?』

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