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『とにかく その手紙を見せてほしいな
俺には見る権利が あると思うがね』
『まぁ 玄関先でする話でもないし
中でゆっくり話そうじゃないか』
亜樹は拒んだ
『私は あなたに
また あなた以外の人に
この手紙を見せるつもりはありません
あなたが 教えてくれないなら別の方法を取りますので、結構です』
立ち去ろうとする亜樹に
道雄は叫んだ
『言っとくが
俺は 被害者なんだからな
裏切られたのは 俺なんだからな
そうだろ!
俺は、おまえたちを
絶対に
許さないからな!
絶対にだ!』




