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死者からの手紙
死者からの手紙
もう雪の季節なんだ
亜樹は白いものを手に受けながら これからのことを
元婚約者である 麗人と話し合うため急いでいた
元と言うのは
亜樹が気持ちの整理が
つかなくて
一旦 婚約を解消したからだ
麗人は文句も言わず
そのことを 受け入れ
待ってくれていた
しかし ショルダーの中の一通の手紙が気になって
電話をいれた
『麗人さん?ごめんなさい
今 お店を出たとこなんだけどね
さっき お店経由で私宛てに手紙が届いたの
それがすごく気になるので
読んでから行きたいのだけど....
1時間くらい遅れると思います』
亜樹は近くの喫茶店に
飛び込んだ




