表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/9

落下しました。

THE·適当。

「お前.....ドコはいってんだ?」

「エッ!?いや違いますっ!すいませんっ!!」

そう叫んで私はその場から逃げ出した。

クッソ....この砦がボロいからだっつーのっ!



~数10分前~



キセル「嬢ちゃん、トリ長から嬢ちゃんを応接室に案内しろって言われたから付いてきてちょうだい」


そうオッサン顔のキセルは言った。結構優しい人なのかなぁ~この人。


私「は~い。」


そう返事して彼の後ろを付いていく。


うん。この砦の外装もボロかったけど、中も結構ボロ。壁は穴開いてるしひび割れが凄い。床も石作りで頑丈そうだが、所々穴がある。いつか崩れるだろうな~。


キセル「結構綺麗だろ?さっき掃除したんだ(ドヤッ」


私「え"、あっ、はい!かなり綺麗です!」


ドコがだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!掃除より補修すべきだろ!

そんな事を私が思っているのもお構い無しに彼は


キセル「いや~ホントここ居心地いいわ~。」

と、呟いている。アホか····


そうして砦内を歩くこと数分·····


何度か階段を上ったり下ったりしたが、一向に応接室が見えてこない。.....それにしても、ここの獣人達....臭い。風呂無いの?

と思った瞬間だった。突然私の体が下に落ちた。

今は4.5階くらいだから.....下手したら、また死ぬ?


.....またか·····.....


そう思ったが直ぐに1個下の階の床に落ちただけだった。

砂埃が舞い上がり周囲が全く確認できない。私は立ち上がり周囲の状況を探りながらウロウロしていた。すると、何かとぶつかった。この強烈な臭いは.....まさかっ!


私はそこにいた獣人とぶつかったみたいだ。

「お前.....ドコ入ってきてんだ?」

砂埃が治まり周りが見えるようになると、そこには何人かの獣人がいた。みんな前出てる····あっ///////

私「エッ?いや違うんです!すいません!!」

私は落ちた場所が便所だと確信し、急いでその場から逃げた。そしてすぐにキセルと合流した。


キセル「おい~、大丈夫?」

大して心配してないなコイツ....


私「大丈夫です~(苦笑)」

キセル「そうか、お前が落ちた所なんだが、アソコは俺らの便所だ。良いもん見れたのか?」

やっぱりそうなのか....もうヤダ.....////

私「··········///」


キセル「ってことは良いもん見れたんだなっ!」

私「ちょっ、違いますって!」

キセル「いや、お前の顔がそう言ってるからな。」

私「だからぁ!.....」

キセル「あ、ココで待っといて。」

私が言い返すときに被せて彼はそう言った。コイツ.......

その応接室は私が落ちた場所(便所ではない)の目の前だった。


キセル「ゆっくりしててな。」

そう言って彼は部屋を後にした。


この応接室.....長い間使われてないんだろうな。カビ臭い。けども他の所よりは毛玉とかが少ない。

と、思いながら待っていると、今までの道のりの疲れなのか、キセルによりイジりが原因の疲労なのか私は寝てしまった。この後大変な事になるのに....


あ、今更だけど評価ありがとうございます!

評価してくれる人いるんですね(笑)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ