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砦に招待されました~

全く計画性が無い小説.....

家の前でぶっ倒れた犬獣人が私の家を出て数日後の話....

私は家の風呂に入っていた。

(あ、もちろん電気は無いので魔法でお湯を沸かしています。)

私「あの獣人さん.....大丈夫かな....」

なんて思いながらのんびりしていた。そのとき


ガッタァァァン!!!!!


何かがはね飛ばされた音がした。

急いで服を着て廊下に出ると、砕けた木片が廊下に散乱していた。多分家のドアだろう。そしてそこには前に家に来た犬の獣人がいた。

???「前はお世話になりましたっ!」

その獣人は私に、物凄く近くに寄ってきて尻尾を振りながら礼をいった。

私「いや、それより....」

私は砕けたドアを見つめた。すると、

???「あっ·····すいません....」

その獣人はさっきまであんなに振っていた尻尾が垂れ下がり、耳がすっかり折れていた。

私「いいですよ...その程度...」

と言って彼の頭を無意識に撫でていた。

???「えっ大丈夫なんで.....キュ~ン....」

何でだろう、急に大人しくなった。もう眠りそうな顔になってるんだが....

???「....はっ!こういうことしに来たんじゃないっ!」

???「申し遅れました!私は遠方の砦から来た使者です。名前はセルジオといいます!前回私を助けて貰ったお礼に、砦長から砦への招待状を授かったので届けに参りました!」

そう言って彼は手紙を差し出した。

私「そんくらい、別に大丈夫ですよ~ww」

セルジオ「では私はコレで失礼します!」

そう言って彼は出ていった。


......ドア.....どうしよ.....

とりあえず招待状を読んでみた。内容は何の面白みもない普通の招待状だった。明後日砦に来いという内容だった。


....そしてその日....

私は手紙といっしょに入っていた地図を辿って砂利道を歩いていた。

そして初めて自分の家以外の建物をみた。

見た感じ塔の廃墟みたいだった。石レンガを積んだ建物だったが、至る所のレンガが抜けているし、ヒビやコケもあった。そして、外壁に大きな穴が開いている。崩れるだろ........

そこから少し歩くと地図に示された場所たどり着いた。

....うん。石レンガの城だ。ただ、さっきの塔と同じようにかなりボロだ。まさか.....コレ?

とりあえず門にたどり着いたのだが誰もいないので呼び掛けてみる。

私「すいませ~ん!誰かいますか~!!」

すると、2つ人影が門の奥から出てきた。

門番のようだ。

門番1「おい、嬢ちゃん。何か用か?あ、もしかして俺に?」

門番2「いや違うから、多分この嬢ちゃんじゃねぇのか?招待されてるのは」

そう言って二人のマスチフ顔をした門番が門を開けた。

門番2「嬢ちゃんや、そっから真っ直ぐ行けば入り口があるからな!」

門番2さん優しいなぁ~····なんて思いながら歩いていると、ちゃんと入り口についた。

城だから結構頑丈そうな扉.....だと思ったのだが、

おいおい、コレは砦として守れるのか?と言えるほど扉は城同様にボロかった。穴、穴、穴だらけだ。なんか血痕みたいなのも付いてるし....ヤバいとこ来ちゃったか?まぁ今はこの扉をノックしてみよう。

すると、中から

「おい!招待された方が来たぞ!」

「はい!今出迎えます!」

と、兵士達の声が聞こえてきた。声の年齢的には20~40くらいだ。

そして扉がゆっくりと開いた....なら良かったんだけど、実際は

バァァァァァァァン!!!!

大きな音がして扉が勢いよく私がいる方に向かって開いた。その時私は扉で吹き飛ばされた。

「....アッレェ?いないじゃんか。」

「ふっとばされたんじゃねぇのか?」

「ほらアソコにいるじゃん。」

と、吹き飛ばされ、地面に転がる私を指差して言った。



続く

読む人いるのかな?

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