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異世界に入ります~.......

なんじゃこりゃ

目の前に対抗車じゃん.....終わった....。

短かったなぁ~私の人生。

そして私の視界はブラックアウトした。


私は三上理恵。とあるブラックな酒屋で働いていた25歳の女です。

今、居眠り運転して対向車線に飛び出し正面衝突し、天に召されたはず....だった。


うん。なんで目の前に爺が?凄い神々しい爺いるんだけど......

急に爺が話し出した。話を聞く限りこの爺は自称神様で、交通事故で死んだ私に転生するか尋ねてきた。


爺「あまりに可哀想だから貴女を転生させたいんだが、どうじゃ?」

ストレートに来たね~。また元の世界に戻るのは嫌だな~やめとこ。

私「嫌です。」

爺「何故じゃ?」

私「もうあの世界に居たくな.....」

爺「あの世界には戻さんよ」

私「は?」

爺「貴女の人生を見る限り、何もあの世界じゃ楽しめて無かったじゃないか。」

まぁ確かにそうだったね。一週間フル働きだったし。友達いないし。

爺「だから貴女の好みに合わせた世界に転生させたいのだが、何か好みは?」

リクエスト対応してるのね......んじゃあ

私「犬居ればいいです。」

私は昔から犬が好きだった。だからこういうリクエストにした。

爺「それだけか?なら飛ばすぞ?」

そう爺が言った瞬間、私の視界はホワイトアウトした。



目が覚めると、そこはとある民家の寝室だった。机の上には何か手紙がある。

内容は後で見るとして、外を覗くとただっ広い平野だった。それ以外に何も無い。

私「どう生活すりゃいいんだよっ!!!!!!」

そしてこの家を探索するとあることに気づいた。

電気が無い。

コレは.....神様、完全に転生させる世界間違ったよ。ちょっと。

そんな事を考えても状況は変わらないけど。

仕方ない。じゃあ手紙を読むか。



.....なん.....だと.......

ここはその世界とは関係無いらしい。この手紙と一緒に入っている用紙にリクエストを書け。ということだった。

さっきの爺とのやり取りはなんだったんだ。

まぁいいや。用紙には、とりあえず犬がいる世界で人と多く関われればいいと書いた。

書いたけど、一向に世界が変わる気配がない(←なんだそれ)

よく手紙を見ると、最後に誓約書があった。

この誓約書にあるチェックボックスに印を入れる必要があるらしい。

どっかのアカウントでも作るみたいだな~、そしてそこに印を入れた。

すると、また視界がホワイトアウトした。


今度はちゃんと希望通りの世界になったはず。

相変わらず起きた場所はさっきと同じだが、確認のために外を見ると人はいないが砂利道が一本延びていた。


しばらくして、誰かが歩いてくる音がした。犬だけのはずだが、明らかに二足歩行だ。

違う窓から覗くと、それは犬の顔をした獣人だった。

神様ァァァァァァ!!!!!違うっ!!!!!!

........神様は発注ミスをしたらしい。アホじゃん。

すると、その獣人は私のいる家のドアの前で止まった。

???「すいません、人を探してるのですが.....」

そうドア越しに尋ねてきている。

???「お~い.......」

コレってでたほうがいいやつかな?そう迷っていると、

ドサッ!

その獣人は倒れた。

うん。なんじゃこりゃ

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