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四月 深欲の日常  作者: 四月 深欲
14/20

自分の無力

どうも

今回は書きたい事を気がすむまで書きたいと思います


最近昔の事を思い出して

自分があるきっかけになった話なんだけど


昔、私はHEROに憧れてて

仮面ライダーとかレンジャーとかじゃなくてもっと単純なHEROに憧れてて

たった一人で誰かを守る為に戦うHERO

何となく自分の中でHEROを作り出して憧れて

いつか自分みたいな人達を助けてあげようって


実際にその妄想のHEROみたいに喧嘩して勝った


1人の女の子がいじめられてて

男の子7人に

それを見てHEROに憧れた自分は跳び蹴りをしたり吹き飛ばしたりしてなんとか喧嘩に勝てた


って話が昔あって


それはまあ自分を鍛えるきっかけになったんだけど

その後、街の夏祭りで金魚すくいで出目金をもらったんですよ


黒い出目金でね

正直子どもだった私はキモいと思った

だけど餌あげたりしてるうちになんとなく好きになって

もう忘れてしまったけれど名前をつけた


そのすぐ後に

私の心がポッキリ折れた


何があったかというと

大人からの暴力、差別、罵倒

元々親の暴力はあったから慣れてたほうだけど


ついに親以外の大人からも暴力が振るわれるようになって元々ぼろぼろだった心が折れた


自慢だけど自分は野球でホームランを簡単に打てる方だった

守備も上手いし足も早い

ピッチャーは上手くなかったけど

多分こんな事が無かったら今も野球を続けていたと思う


野球が上手い

そしておじいちゃんは高校野球の有名人

その事を監督とコーチに目をつけられて

バットで殴られた


わざと目がつかないように頭とかではなく肩

その程度ならまだ親に言えば良い話だが

自分は言えなかった


どうせろくな事にならない


親が介入してもどうにもならない


子どもに暴力を振るって当たり前なクズに言っても意味がない


そう思って言わなかった

今は自己を確立してクズ共に反撃出来るようになったが

その頃の自分は暴力に身を任せ何もしなかった

実際、痛みに慣れすぎてアザがつくくらいじゃ痛みを感じれなかった訳だし


それから3年間ひたすら理不尽に耐えてきた

何も感じない

学校と親の前では良い子を演じて


世界がどんどんつまらなくなってた


死にたい

そんな事を考えてた矢先

出目金が死んだ

おばちゃんが死んだ


初めて誰かの死で泣いた

人と気持ちを合わせる為に嘘の涙はいつでも出せたが

その時だけは本気で泣いた


悲しかった

とても悲しかった


そして気がすむまで泣いたら

開かない蓋が涙で溶けて

今まで貯めてきたストレスが全部溢れて


反撃出来るようになった


それが4年前

今はすっかり新しい自分になった

まだ精神的な部分は完全には癒えてないがようやく自分を知った


って事を思い出して少しストレスが出てきたから過去と折り合いをつける為にこうして書いてみました


案外短くなったけどまあ想定内かな

面白くはなかったと思うけど

こういった事を体験した事が無い人は創作とかの参考にしてみたり出来るんじゃないかな?


まあ少しでも参考になったら嬉しいです


ではまた次回

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