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超能力少年 『アキラ』  作者: BRAKE
第1章 『目覚めた力』
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目覚め

第2話 目覚め





---頭がぼーっとする



始業式が終わって、

自分のクラスにいく間に

廊下を歩きながら


たまたま隣にいた

男の子と友達になった


彼の名は『廣瀬ひろせ 太一たいち


話しかけてきたのは

向こうの方だった



「え、えっと、タナカくん?て言うのかな、顔色が悪いけど大丈夫?」


隣からメガネをかけた

小柄の少年が話しかけてきた


名札を見たのだろう

僕の名前を呼んできた



「あ、えっとね、ぼくは廣瀬 太一って言うんだ、急にごめんね、なんか気になって…」


その少年は人見知りなのか

知らない人に話すのは

慣れない様子で話しかけてくる


それでも声をかけるってことは

僕の顔色は相当まずいのか



そういえば、校長先生の話

あたりから頭がぼーっとする


僕は返事をした


「うん、ありがとう、大丈夫だよ。

僕は田中 輝って言うんだ、よろしくね」


少しぼーっとして

返事をするのもおっくうなくらい

だったけれど


新しい高校生活

この男の子と

これから友達になるかもしれない

仲良くなれるかもしれない


そんなことを思って

愛想よく返事をした





「あ、あの、えっと、それはよかった、

安心したよ、」


廣瀬くんが微笑みながら言う


「え、えっとね、近くの先生がヒソヒソ話してたんだけど、毎年校長先生は予定時間を過ぎても演説するから時々倒れる生徒もいてるらしくて、」



「だ、だからね、田中くんも気分が悪くなったのかな、と思って…」


微笑んだあと、本当に

心配してたらしく

安堵の表情を浮かべて

こちらを向いた





僕は、ぼーっとしながらも


「うん、ありがとう」


廣瀬くんの人の良さが

伝わってくるなあ、

なんて考えながら、お礼を言った









そのあと教室に着くまで

会話が続いたけれど





同時に別のことも考えていた




---頭がぼーっとする



始業式から違和感が

続いている


頭の中に

なにか曇りがかった様な


モヤモヤしたものが

ある




これはなんなのだろう…








---そうこうしてるうちに

高校生活1日目が終わる



廣瀬くんとは連絡先を交換した

いい友達になれそうだ


僕は少しだけ

気分が良くなってたことに気づいた



家に着く頃には

頭もスッキリしていた




いや、むしろ

スッキリしすぎてるくらい






晩御飯の後

自分の部屋のベッドにもどり


(今日はなんか朝まで起きていたいなあ…)


なんて、考えるくらい

冴えている自分を感じていた






時計は22時を回っている


(廣瀬くんはどうしてるかな…)


ふと、そう思って

夜遅いかな、と考えつつも


新しい友達にメールしてみた







でも、友達はどうやら寝てたらしく

返事が来たのは次の日の朝だった


僕はというと、




結局眠れず





登校2日目から

なんとも乱れた高校生活となってしまった




そして同時に




自分の変化に気づく

登校2日目となるのだった…






つづく








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