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超能力少年 『アキラ』  作者: BRAKE
第2章『ルールは平等』
11/22

土俵に立つ

---僕は、状況が飲み込めずにいた




山田くんが叫ぶ


「な、流島ぁ〜!てめぇ、

俺が後出しすると読んでやがったのか〜!?」


「俺が後出しでチョキを出した時に素早く、グーに変えやがったのか!」





すると、太一くんが口を開いた



「な、なんか、ぼ、僕は見たんだ!


流島くんは、山田くんがチョキを出す少し前に、まるで待ち構えたように、グーに変えていたんだ!!」





山田くんが叫ぶ



「しゃらくせぇ!なら、俺が

パーに変えればいいだけだ!!へへへ!」



山田くんが手を振りなおす




それを見て流島くんも

手を変える


もちろん、パーを見越しての

チョキを出すのだろう



その時だ


2人が手をかざす寸前



山田くんが叫び笑う


「ルール追加ぁ!!

後出しも禁止!!

次の一手を出したら変えることも禁止!!へへへ!!」







僕は山田くんの

横暴さに怒りを覚えつつも


これが、真剣勝負なんだ


相手の土俵に上がった以上は

しかたないんだ



と、考えていた





(これは、山田くんの作戦だ、


山田くんがパーを出すフェイントをすることで、流島くんがチョキを出す様に誘導する。


そして、山田くんはグーをギリギリのところでだす。


そして、お互いが手を出すところに、この追加ルール!

自分の勝ちに強引に持っていく気だ!


だめだ、流島くんは間に合わない!チョキを出してしまう!!)








数秒前

山田 慎太郎は思考していた



(始めは流島が心を読むか、そんな感じの能力使いかと思ったが、俺が今まで奪ってきた金や、次に出す手まではわからない、と言っていた。


流島が心を読めるなら

そんなことはとっくに

わかっているはずだよなぁ〜


こいつは、心をまでは

読めてねぇ!!

ちがいねぇ!!



つまり、こいつはやっぱり尋常じゃない動体視力で俺の出す手を見切っていやがったんだ!


つまりは、揺さぶりをかけて

トラップにはめれば

こちらに勝機があるということだ!


動体視力じゃ見切れなくなるよな〜!

へへへ!!)










僕は、唾を飲み込むこともできず


2人の勝負の行方を

目で追っていた







山田くんが叫ぶ



「くらえー!!流島ぁー!!!


これでどうだっ!!!!!」





山田くんが素早く手を振りかざした











(山田くんは…)





(やっぱり…!





『グー』をだしている!!)











山田くんが叫ぶ





「へへへ!どうだ!流島ぁ!!



俺がパー出すと思って


お前はチョキにしちまったなぁ!!



フェイントだぜー!


グーだぜー!おれの勝ちだーっ!!へへ!」












「へっ?」













山田くんの声がピタリととまる










太一くんが叫ぶ





「や、や、や、



やっぱりそうだ!!!




な、流島くんは…待ち構えたように!!!




山田くんに勝つ手を出しているんだ…!!!」








僕は、その時


しっかりと見えたんだ


流島くんの大きな手が




しっかり開かれているのを
















『パーだ!!!!』










流島くんは




『パー』




をだしていた










山田くんが取り乱す



「流島ぁ!!どういうことだ!

てめぇ!!!」


「どうなってやがるってんだ…!!」














流島くんがポツリと言う













「さあ、次が


最後の勝負だぜ、山田よ。」













つづく








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