1/31
初めての転生
ある日の部活帰りで携帯の異世界物の小説を読み歩きをしながら帰っていた。
ある程度区切りがついたのでふぅ・・・と息を尽きながら前かがみだった首の労をねぎらうため顔を上に向ける。そこにはいつもどおりの夕焼けに染まる空があった、それを眺めながら俺はふと
「あー俺も異世界いきてー」
と呟く。だが死んで転生とかできるのかな、いや、おそらく死んでも異世界いけない方が可能性大きいだろうし、記憶を受け継げずに異世界とかで転生してもそれでは意味が無い。
「はぁ・・・やっぱ無理だよなぁ、フィクションだしなー」
と言って諦め切れない自分の心を
納得させようとする。そんな俺を慰めるかのように心地良い風が俺の頬を撫でる。あれから空を見上げて数分歩いている自分はある異変に気づく。
「あれ・・・・電線がない・・・」
そして視線を目の前に戻すとそこは平原とちょっと離れた場所に森があるような場所だった。
初めての投稿ということでワクワクドキドキしています。皆様からの脱字や誤字や
ご意見がありましたら、ぜひお寄せください!!!