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白骨死体1-1
白骨死体1-1
私は私へと語ってくれた先生自身がつらそうで、その娘の両親とその娘自身が苦しい思いしている。と思い、先生に「出来るだけ頑張ってみます」と返答した。
それからは明晰夢の中で私なりの感情を出している。と、何処かで意識が途中切れるみたいで、突然 目がさめる。
何度も何回も見ている内に私は‘そこ’が林間学校時に行った山中だと解った。
山間といっても麓に近い民泊用の小屋とは違って、別の場所だと解った。解ったから私は夢からさめてすぐに絵におこした。
最初は朧気だった絵も
夢を見ながら描き続けていると
夢の中の山中もはっきりと見えるようになっていった。
起きては描いて、起きては描いて、を私は何度も何回も繰り返した。漸く完成したのは小学六年生になってからだった。