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明晰夢1-3
明晰夢1-3
捜査願い用のチラシ。は行方不明当初は貼られていたけど、五年、十年と貼ってくれる所が減り、今では両親だけがその娘の当時の写真が載っているチラシを持っているだけになった。と先生は語ってくれた。
その娘は先生の伯母にあたる人らしく、親族全員が諦めている。が実の両親の前では口にしない。が暗黙となっていた。と教えてくれた。
それで、先生は私が見る明晰夢を自分の意思でしっかり見て欲しい。と私へと頼み込んで来た。
その娘の両親は無事に帰って来るというのを諦めていないけど、白骨でも良いから、家へと帰って来て欲しい。と願っている。とも教えてくれた。
伯母の両親は見ていて痛々しく、先生は伯母の家へと行く度に、娘が帰って来た。と飛んで玄関に向かってくる伯母の両親と、何時でも帰って来るように家の鍵を開けているのや、家から離れようとしない伯母の両親が辛く心を和らげてあげたい。
そう私へと語ってくれた。
林間学校で語った怪談話しにはそういう伯母の両親と伯母自身の思いがきっとあるんじゃないか?。と先生が少しばかり変えてから語った事を私へと教えてくれた。