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かえりたいひと  作者: かたかず
林間学校で
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林間学校で1-2

林間学校で1-2


山間にある民泊用の小屋の出入口付近で私達は枕投げを行ったり怪談したりした。


その怪談話しの中で山中で殺された人が家に帰りたい、家族の元へと帰りたい。という話しがあった。


担任の先生が「どうせ、素直に寝てくれないんだろ?。だったら、思う存分 遊んでから寝ろ」と言ってくれたから。


枕投げだったり、怪談話しだったりが開催された。


怪談話しは先生が壱話だけしてくれた。

それ が先刻の山中で殺された人が家へと帰りたい、家族の元に帰りたい。という話しだった。


私はその怪談話しに出て来た人の気持ちが良く解った。

私の家は貧困で両親共に共働きだった。

家に居る時間すら無いにひとしかった。

目の下にクマを携え、何時も栄養ドリンク臭く。

ストロー刺して、チビチビ 飲んでいた。


私との時間を取りたいけど、自分の稼ぎでは満足な事はしてあげられない。近場に連れて行くくらいしかできない。


安全を考慮して、 バスでの移動が多かった。

そのバスの中で屍のように寝ては寝れず

何度も寝ようとしては目的地で降りるだった。

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