こんばんは、勇者です。
勢いで書きました。
後悔はしてない
聞こえますか~誰かいますかー?
数時間も一人、真っ白な箱の中に居ると妄想の友達を作ってしまいますよね
あぁ・・そんな経験したことない?
うんうん、僕も今体験して、出た結論なんだ
僕が誰に話しかけてるか? もちろん相手なんか居ませんよ
ずっと一人、白い箱の中に居るんで、頭もおかしくなって当然!!
さて・・・何故こんな事になってしまったのか、簡単に自己紹介からすると
僕は勇者です。
おいおい、突っ込むの早いよね いくら妄想で話してると言っても
判っちゃうよ それぐらい
最後の記憶は確か・・魔王と戦うとこまで行ったんだ
嘘だって? いやいや、僕はこう見えても強いんだよ?
魔法だって使えちゃうんだから!! へへへ
強いパーティーだったんだけどなぁ・・
魔法使いはナイスバディーでセクシーな服とか着ちゃって
僧侶は、見習い幼女・・
間違えた、見習い僧侶としてパーティーに加わってくれて、今では頼れる仲間だし
アーチャーなんて妖精だぜ? 132歳とか言ってたけど僕はいけちゃうね
何がいける? 深入りするもんじゃないよ
戦士は幼馴染なんだけど、こいつさえ居なければハーレムだったんだけどなぁ
まぁ楽しいパーティーだったよ
あ!ちょっと思い出したかも
確か、僧侶が呪文を唱えて・・いや、魔法使いか・・
若干魔法使いの服が破けてたから、戦いながらそっちばっか見てたのは覚えてる
エロいだって・・いやいや、仲間のピンチを助けなくて何が勇者だよ!!
さて・・妄想の君と話していても正直な所、話が進まないんだよね
判ってるんだよ、君がこの空間を支配しているのは
妄想なんかじゃない、君は確かに僕の意思の中に存在する何かだ
これが魔法なのか、呪いの類かは判らない
ただ意思を持った何かだと言う事はわかる
そろそろこの空間潰させてもらうよ
左手に力を溜め光を集中させた。
よく、魔族の師団を一人で相手にした時に使ったんだ
泣いても許さないからなぁ!! とぉ!!
勢いよく左手の光の弾を壁に投げつけ
青い閃光に真っ白な箱は支配させた・・
最後まで読んでいただきありがとうございます。
勢いで書いてしまったので、短編で終わるんじゃないかと思われる作品ですが
書いてて楽しかったのでがんばります。