三男坊異世界に立つ
この俺、霧崎忠信の事を語る前に我が霧崎家の異常性を知ってもらいたい。
何世代前か忘れたが我が霧崎家には異世界なる所に勇者として呼び出され、世界を平和にしたのち向こうで嫁さんを貰いこちら側へ帰ってきたご先祖様がいたらしい。
そのご先祖さまの勇者の力とやらのせいか、あるいは異世界人の嫁さんのせいなのか
我が家系ではファンタジーであるとかSF、あるいはオカルトと呼ばれる出来事に遭遇する確率が非常に高い
驚くなかれその生涯非日常的事柄への遭遇率250%超、これは人生で何か非日常的な事柄に出会い、その後にまた別のケースの非日常にほぼ確実に巻き込まれるという事を意味している、もはや日常である。
少しでも霧崎家の異常性が理解してもらえれば幸いだ。
そんな家系で17まで生きていればチョットした不思議
例えば長男が学生時代の仲間を集めて超☆能力探偵事務所なんてふざけた名前の仕事を立ち上げたり。
大学生の二男に彼女ができたと思えば齢300年を超える大妖怪であったり。
小学校に上がったばかりの弟が連れてきた友達がとある小国のとても高貴な身分の方であったとか
このような出来事は非日常とはカウントされない、いや非日常(笑)なのだが。
それでは一体どのような事が本当の非日常なのか、それはそう、例えば非日常体質最初のご先祖さまの様に異世界に召喚される事でありるとか
例えば俺の様に学校からの帰り道、馴染みのバッティングセンターで会心の当たりを打つと同時に見知らぬ森の中にいたりすることだ。
さて、仮にココが異世界だとして、一体どうやって帰ろうか…
初めての小説で御座います
いわゆる小説処女いうやつです
英語でノベルヴァージン
何が言いたいのかといいますと
私「初めてだから優しくしてね///」
といった感じで御座います
やりたい放題、行き当たりばったりの拙い妄想小説ではありますが
皆様の良い暇つぶしになれれば幸いとおもいます