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きゃっちあこーるど

作者: 白夜いくと

すべては不調から始まる

風邪ってそんなモン


それでも食欲は旺盛で

生命力に満ちている私


死にゃしないわ

38.0℃超えても

ピンピンしてる


でもさすがに何も考えられず

活動をしばらくしてなかった


モヤモヤがずっと頭の中で

グルグルしていた


案外身体は動くから

医者へ行く

最近は予約制みたい


もしものことを思って

待合室でドキドキする


名前を呼ばれて診察中

聴診器が冷やっこい

喉の腫れがあるから検査になった


(ええ!?)


鼻にツッコまれる細長い綿棒

鼻ってどこまで繋がってるの


目を瞑っているからわからないけれど

綿棒が舌に触れたように感じた

痛くはない、痛くは無いけど


自然と出る涙


検査を待ってる時のストーブが暖かい

なんなら熱いくらい

これからどうなるのかな


入院?

自宅隔離?


やだなーなんて考えていたら

看護師さんが笑顔で診察室に案内してくれる


結果陰性

「季節性のウイルスですよ」


ほっとひと安心

帰ってすぐに貰った解熱剤と漢方を服用する


下がった!

楽になった!


薬すごい!

冷却シート貼ってあたたかい布団に包まる


心地よい

快方に向かう瞬間はとっても気持ちいい

治るって素敵自己治癒力って素晴らしい


でも食前の漢方食後に飲んでた

それでも効いている気がする不思議


文字も少しずつ浮かんで

こうして状況報告を書いている


三日分しか薬が無くて不安だったけど

ちょうど三日後に平熱に


医者って凄いね


風邪の時って心細くなる

そんな気持ちが次第に晴れていく


風邪は治る

治る病気には希望がある


すべての病気が将来

簡単に治りますようにと

願うばかりだ


きっと

未来の技術なら

できるはず


その未来を見るために

私は生きよう


なんて思ったよ

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