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4 魔萬公爵VS機械仕掛けの国攫い


「扉?」


 子供の声がした方へと行くと巨大な扉があった。


 モンスター専用なのだろうか。先ほど殺した奴等はこれの前で群がっていたらしい。その扉の中から何やら衝突音やら叫び声が聞こえてくる。


「……壊すか」


 俺は再び仮面を着ける。再び先ほどの全能感が身体を包む。今ならボクシングで世界取れそう。


 そんな阿呆な事を考えつつ、前足で思いっ切り扉を蹴り飛ばす。

 間髪入れずに中に突入すると、そこには予想外の光景が広がっていた。


 大木の化物。樹人。


 祭壇の様な物が置かれた部屋の中で、大木がいた。その周囲には植物の蔓が無数に蠢いている。


『くっ…………苦し……っ』


 しかもそいつは杖を振り上げ、幾多の蔓で先ほどの“悲鳴の主”を締め上げている。


『おい、誰が入って良いと…………っ、何奴だ貴様!』


 エコーが掛かった老人の声が響く。


 喋れるのかこいつ!?


『ゴーレムだと? 一体誰が作ったシロモノだ?』


「ん???」


 いや、俺人間なんですけど?


 しかし大木がわざわざ嘘を吐いたとも思えない。

 もしかして……仮面を着けた状態だと、見た目も国攫いになってるのか?


『そういえば魔導兵器の小娘がこやつ等の庇護下にあったな……フンッ、まったく外の奴等は何をしておるのかッ!』


 大木が扉の外へ視線を送る。が、それは俺の言葉に止められた。


「――外のモンスター達は全員、俺が殺したが?」


『なッ!? ゴ、ゴーレムが言葉を解するか!』


 動揺する大木。

 それはこちらのセリフだよ。という言葉を飲み下す。


「俺は……」


“ワレハ”


 そこで妙な言葉が突然、頭の中に浮かんだ。


 ――フレーバーテキスト?


 トレーディングカードには、ゲームの効果とまったく無関係なちょっとした世界観を表す短いテキストがあったりする。それをフレーバーテキストと呼ぶのだが、なぜかそれが脳裏に強烈に浮かび上がってきた。


 同時に、ちょっとした思い付きが浮かぶ。

 どういう訳か俺は本当に相手からゴーレムに見られているらしい。訳が分からないが、折角だ。国攫いとして振舞った方が安全ではないか?


 そんな冗談めかした思いつきで喋り始めたのだが……。


『ワレ、ハ』


 ――えっ!?


 ちょっとそれっぽくしようとしたはすが、自分の口から出た口調と声は、なぜか明らかに自分の声ではなくなっていた。


 カタコトの重低音。人間のそれではない。


【投影度が“中”から“高”へ変更されました】


 さらにそんなポップが出現。

 投影度? つまりより強く国攫いが投影されたって事? え、任意で変更できるのそれ?


 そんな機能もあるりかと驚きつつも、実際いつの間にか視線の位置が大木と同じになっている。


 見上げるのではなく、対等の視線。

 手足の感覚も今までと同じだが、そのスケール感が数十から数百倍に膨れ上がっている。


 ――まるで自分が本物のゴーレムになった様に。


『ッ、巨大化しただとォ?』


 樹人が驚いている。

 ぶっちゃけ俺も驚いている。


 なんかもうシステムがよく分からん。

 背中に嫌な汗が流れつつも、しかし今更口上を止める訳にもいかず声を張り上げる。


『ワ……ワレハ オウ国ニヨリ セイ造サレタ 国ヲ攫ウモノ ナリ』


『王国? 王国だとッ!? 世迷言を! アーガン王国如きに、これほど巨大かつ、会話能力を持つ機械人形を製造できるはずがなかろうがっ!』


『否。

 “アーガン”ナド知ラズ。ワガセイ造シュハ タイ陸ノ ゼッタイ覇シャ “カラドギア”オウ国。

 劣等ナル アラユル生命体ドモヲ 選ベツシ 駆除シ 家畜トシ飼イクスル権利ヲ持ツ 神ガ作リシ機械達ノ王国ダ』


 …………って、公式設定だったはずだ。うん。確か。

 最新のエキスパンション(拡張パック)のカードなので公式設定はよく覚えている。


『っ!? せっ、生物を選別し駆除、家畜化するだとっ!? ふざけるなっ、それは人間だけではなくワシら魔族すら含むというのかッ!』


『是。

世界ヲ支配シ 管理スル 選バレシ我ラト 命ナドトイウ 下ラナイモノニ縛ラレル 貴様デハ 格ガ違ウノダ ワキマエロ――劣等生物ガ』


『〜〜〜ッッッ!!! 抜かせぇ機械人形!! そんな与太話信じられるものかっ! 機械王国なぞ、ましてや生物を支配する機械王国なぞっ、数百年の時を生きるワシは知らんぞ!』


 …………うん。まぁ、そりゃあ。カードゲームの公式設定ですし。


『ハッ 知ッタコトカ。ソウ言ウ オマエハ ナニ者ダ?』


 俺の理不尽な切り返しに大木が忌々しげに表情を歪ませる。


『ッ……機械人形如きがワシに名を問うか……だが、いいだろう。知性があるならば慄くがよいッ! ワシは魔王“新緑”の陛下に御仕えする魔人、魔蔓マバンの公であるッ!』


 ……は?


 魔王“新緑”?


 魔人?


 魔蔓マバンの公?


 きっと凄いんだろうけど、知識が皆無なのでよく分からん。


『フンッ、ようやく相対するワシの力を理解したか頭の壊れた人形めが。大方、外の連中は貴様に仕組まれた魔導兵器に惑わされたのだろう。しかしワシには通じん。この“子供”を殺した後に貴様も、その妄想と共に破壊してやる!』


『うっ……あああ…………ああっ!』


 すると奴の背後の蔓がミシミシと締まり、それに捕われていた“子供”が再び悲鳴を上げる。


 完全な無視。

 どうやら俺が外の連中を倒したという事はハッタリだと思われたらしい。


 ――まぁ、その方が好都合だが。


『イチ応キク。ワレニ 助ケヲ 求メタノハ オマエカ――幼リュウヨ』


 幼竜。

 それが部屋でこの大木に締め上げられ、苦悶の声を漏らす“子供”の正体だった。人ではなかったとか、本当は驚くべきなんだろうけど、ぶっちゃけ今更気にもならない。


 黒く輝く美しい鱗を持つ、アフリカゾウくらいの小さな竜が目を見開いた。


『っ!? おね……がいで……す……たっ…………たすけて…………っ!』


 俺は最後まで聞かず、本能のまま前に飛び出す。だが魔蔓マバンとかいう大木もすぐさま振り返る。


『フンッ。それこそ愚行よ人形! まず貴様から壊してやろう!』


 魔蔓マバンがにやりと笑う。

 予測していたのだろう。


 いや、こいつはわざと隙を作り攻撃させる様に仕向けたのかもしれない。確かに人語を解する事に対する驚きを鑑みれば、実はある程度警戒さけていたらしい。地味に性格悪いな、コイツ。


蔓大禍シュプラウド・ハザードッ!』


 魔蔓マバンが振りかざした杖から魔法陣が出現、緑の空気が排出され俺に襲い掛かる。


『ウッ――』


 あ、やばい。これやばいぞ。

 空気に対して防ぐ手立てがない。ただ一方的に喰らう形になった俺は焦る。


 がしかし。


【常態スキル 抗魔 により付与魔術を無効化しました】


 ――あれ、もしかして効かなかった?


 不意に出現したポップに呆気に取られていると、魔蔓マバンが勝ち誇る。


『浴びたな死の胞子を――さぁ食い殺すがいい眷属共よッ! カァーカッカッカッ!』


 奴の高笑いと共に杖がエメラルドの光を発する。


『ムダダ』


 しかし、だ。

 どうやら俺は抗魔――付与魔術のカードの対象にならない、という国攫いの能力に守られたらしい。


『なっ! 有り得んッ!? 成竜すら屠ったワシの特殊魔法ユニーク・ソーサリーがなぜ、なぜ効かぬ!?』


 魔蔓マバンが一歩後ずさったのを見て逆に俺は足を踏み出す。


『キカイ王サマヨリ 頂ダイタコノカラダ コノ程ドノ魔ホウナド 効カンノダッ!』


 魔蔓マバンの表情が驚愕に変わる。

 ――今まさに、カードゲームの公式設定という大嘘が真へと変化した瞬間であった。


『馬鹿な…………これでは本当に…………くっ、なんなのだッ? 貴様は一体なんなのだ!? 突然現れたと思えば勇者でもなく、竜種でもないッ! まして喋るゴーレムなど、生物を支配する機械達なぞ、かっ、カラドギア王国など――いった何者なのだ!?』


 大嘘と本物の力を持つ化物を前に、戦慄し目を見開き動揺する魔蔓マバン

 ふと俺の脳裏に新たなフレーバーテキストが浮かび上がり、自然と口から出る。


『ナラバ 聞ケ!


 弱シャニハ 隷ゾクヲ!

 強シャニハ 死ヲ!

 生キトシイ生キル者タチニ ダン罪ヲ!


 ワレハ 二万モノ機械兵ヲ束ネル

 カラドギア機械兵団

 四機将ガ一機 国攫イ!


 全ジン類ノ敵タイ者ニシテ

 生物ヲ支配シ 管理スル 大陸ノ絶タイ支配者

 機械オウ国カラドギア ソノ


 ――殺リク兵器ナリィッ!』


 自分が本当に大量虐殺兵器となった様な錯覚、そして感情の高ぶりと共に全身から蒸気が噴出し、目のサーチライトが光った感じがする。


 まるで悪魔降臨。


 その勢いのまま俺は――念じるだけで足裏のホバーが勝手に起動し――砂埃を巻き上げながら魔蔓マバンへと滑空する。


『ッ……ええいっ。認めん! 生命を支配し管理する機械王国などっ、その殺戮兵器などっ、魔族である我々をも上回るそんな悪夢っ、認めてたまるものかぁぁぁッ!!』


 魔蔓マバンも俺へと杖をかざす。

 周囲の無数の蔓が俺の足元へ、鞭の様に乱れ飛んでくる。


『魔法が駄目ならっ、蔓共で絞め殺すまでッ!』


 抗魔のスキルは魔法や付与魔術のみ。物理攻撃には効果なし。

 襲い来る蔓達は俺の足に絡みつき、引き倒し、自由を奪い、絞め殺す気だろう。

 足を取られた瞬間、死ぬ。


 だが――実によく見えた。


『遅イゾッ!』


 俺は足を狙い高速で放たれた鞭を、ホバーの小ジャンプで軽快にかわす。


【見切り⑦】


 ここでスキルが活きた。


 どうやら仮面を着けていても効果はあるらしい。鞭の様な攻撃も今やスロー再生だ。流石だぜ塚田ボクシング。月謝一万は伊達じゃない。


 だが奴の攻撃はこれで終わらない。


『取ったぞッ――必通せよ、大蔓槍ダイバンソウ!』


 空中に浮いた俺を狙い撃つ様に、奴が杖をかざすと大量の蔓が絡み合い、鋭角なドリルと化して俺を襲う。

 いくら見切っていても空中では避けられない。これこそが奴の本命か。


 完全に詰んだ。


 されど――驚愕の声を上げたのは再び魔蔓マバン


『馬鹿なっ!?』


 蔓のドリルは俺に直撃した。


 だが俺の体は蔓に貫かれる事なく、むしろ蔓の方がバラバラに吹っ飛んだ。

 再び国攫いの能力が頭を過ぎる。


【常態スキル 不動と硬化】


 防御ステップと攻撃ステッブの両方に参加できる【不動】。


 直接戦闘において致死を超えないダメージを無効化する【硬化】。


 つまりダメージゼロ。

 かつ防御と攻撃による行動終了が生じない。これならさっきの連中も普通にやって勝てたんじゃないのか?


 そんな事が過ぎりつつ、俺は魔蔓マバンの驚愕の対価として拳の届く距離――すなわち、俺の世界観リングに踏み込んだ。


 その瞬間、俺は【塚田ボクシング⑤】の意味を理解する。


 ああ――見える、動く、分かる。どう殴ればこいつに勝てるのか。


 パンチの破壊力はゴーレムのもの。だが技術と先読みと動き出しの巧妙さの桁が違う。

 敵をいかに殴り倒すか、その最適解が瞬時に頭に叩き出される。


『ワンッ』

『リ、蔓応リーン・テッ――んぐッ!?』


 俺は本能ままにニ連続の左ジャブを放つ。それが魔蔓マバンの顔を叩き体勢を崩させる。

 詠唱が途切れ、顔を反対へと逃がす魔蔓マバン


『ツーッ』

『ガッ――』


 その逃げた先へ右ストレートが強襲し、奴にミシミシと音を立ててめり込む。

 砕ける顔面。飛び散る木片。光の消える瞳孔。


『スリーッ』

『がはぁッ!』


 間髪入れず今度は逆。左フックに顔の側面を打たれ、奴の口から空気が漏れる。

 同時に右からの衝撃を左フックが受け止めた事で、木の隅々まで衝撃が駆け抜けて亀裂が走る。


『フォーッ』

『やっ、やめ――ぐぅッ!?』


 さらにコンパクトに振りぬいた左の反動のままに、右をも叩き込む。

 左右からの挟撃に竹が折れる様に奴の体が裂け落ちる。

 仕上げとばかりに今度は右の反動を利用し、返す左を奴の腹へと解き放つ。


『ファイブッ』

『ごほぉ――なッッ!?』


 魔蔓マバンの体幹を俺の左ブローが打ち抜く。すると巨体がよろめき背後の壁に打ち付けられ、ついに大木が縦に裂けた。


『なっ!? ワシの外装がっ!?』


 壁に吹っ飛ばされ叩き付けられ魔蔓マバンの体が二つに割れる。その中から柔らかい蔓の塊の頭だけが前方へと倒れた。


 大木は鎧。この蔓の束がどうやら本体らしい。

 だが関係ない。

 この一連の連打の狙いはただ一つ。


 腹を打たれた相手は前屈みになり、経験者でなければ確実に顎を曝け出す(・・・・・・)。それがボクシングの必勝パターン。


 ――現代ボクシング(人を殴り倒す為の技術)は今ここに成った。


 全ての連打がこの為だけに使われた“仕留める為の右拳”がついに顔を出す。


『対竜殺兵器 ロケットスラスター起動』


 同時に無意識に言葉が出る。

 瞬間、わずかに振りかぶった俺の右肘の部分が開く感(・・・・)がする。爆発を堪える様に腕全体が振動し、回転し、爆音を轟かし…………え、回転?


 思わず振り返り自分の右腕を見る。なんか、爆炎と共に高速回転していた。


 ――えっ、ちょ、なにこれ!?

『なっ、なんだっ、なんだそれはッ!』


 それを見た俺も魔蔓マバンも、突然始まったこの右腕の高速回転と爆炎にビビる


 だが一人と一本の困惑を掻き消す様に、限界とばかりに後方へと爆風を噴出させ“ソレ”は発射されようと唸る。もうこうなったらやるしかない。ボクシングを信じるんだ。


『ら――ラストォッッ!』


 打ち下ろしの右――どころか右腕が見事なロケットパンチとなり、高速回転しながらジェットエンジンを噴射して魔蔓マバン目掛けてぶっ飛んで行く。


『まっ、待てッ! ワっ、ワシはッ! ワシは偉大なる大公しゃ――ベホッッッ!?』


 ジェットエンジン搭載飛翔回転式右ストレートが柔らかい魔萬の顔面を捉え。


『ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア――ッッ!』


 殴殺。


 顔の蔓はグチャグチャに潰れ、その手から杖が転げ落ち体も激しく痙攣し崩れる。さらにその背後の壁まで砕け散り、部屋全体が大きく揺れる。


 頭部破壊。即死。

 ……少なくとも人間ならば。


 実際それきり奴はピクりとも動かなくなる。


『カウントハ――ヒツ要カ?』


 内心で突然のロケットパンチにかなりどきどきしつつも、確認の意味を込めて呟く。


 言葉は返ってこない。

 一方で俺の右腕はしばらくすると勝手に戻ってきて身体と合体した。良かった。切り離してバイバイされたら、ホント、どうしようかと……。


 その様を見て安堵していると、物言わぬ周囲の植物達は急速に腐り始め、蔓や木はあっと言う間に枯れ果てた。

 どうやら本当に倒したらしい。


 すると魔蔓マバンの外装――砕かれた大木が光り始めた。その大木の隙間から無数の丸い発光体がゆらゆらと昇り、天井へと消えていく。


『ン? 今ノハ 一タイ――ッ!』


 そんな事を考えていると今度は部屋の隅、何もない空間から誰かの視線を感じた。


『誰ダッ』


 そう何もない空間に向けて呟くと、パチッと音がした様な気がした。

 なんだ今の。気のせいか?


【感知スキル を習得しました】


『エッ――』


 だが現れたポップに驚く。

 もしスキルの習得は何かを成功させる事が条件だとしたら、実際にあそこに何かいた事になるからだ。


 まさか本当に何かいたのか?


『…………深ク考エルノハ ヨソウ』


 とりあえず状況が状況だ。気にしないことにした。そう考え仮面を取った直後。


 ――グラッ。


 視界の高さが元に戻ると共に不意に体勢が崩れた。

 声を上げようとするも、そこから一気に身体が引っ張られ後方へと強引に吸い寄せられる。


 引っ張られた方へと振り返ると、ロケットパンチで開けた大穴へと様々な物が吸い込まれていっている。当然、近くにいる上に元の姿に戻ってしまった俺は――。


「ちょ――あっ、あっ、あああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………ッ!?」


 何の抵抗も出来ずにその暗闇へと吸い込まれた。




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