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家庭教師

今回は、家庭教師の先生との出会い回です。


バタバタしてて少し短めです。

楽しんでもらえたら嬉しいです( ノД`)…

さて、先日の夕食の時の家族会議において、

包み隠さず能力値(ステータス)を開示したおかげか

僕には家庭教師がつくことになった。


この世界の貴族は

能力値ステータスに応じて、個々の能力を伸ばすことが通例になっているみたいだ。

一方で、平民と呼ばれる人は寺子屋のようなところで、最低限の魔法の使い方等を教わる。

貴族が、個人特化のマンツーマントレーニングのライザップであるとするならば

平民は、みんなに同じく教えてくれるスポーツジムのエアロビクスであるといった感じだ。



父さんが言うには、僕は魔力が平均より多いらしい。洗礼を受けたばかりの同年代の子供は、だいたい150~300ぐらいなんだそうだ。倍以上の魔力を僕は有していることになる。


魔法も水と風に適性があるため、家庭教師は魔法を得意とする人を選任することになるみたいだ。

父さんのつてを使うため、選定には時間がすこしばかりかかるみたいだけど。

今からどんな先生が来るか楽しみだなぁ。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

それから数日後

ついに家庭教師の先生と顔合わせをする日がきた。


父さんに言われた通り応接間で待っていると、

父さんが二人の男性を連れて入ってきた。

一人は、服の上からでもわかる隆起した筋肉をもつ、長身で体格のいい金色の短髪をした人。

もう一人は、ローブのような服を着た痩身長躯の少し長めの茶髪をした人だ。


父さんを含めた三人が入ってきたとき【色視いろみ】が発動する。

三人とも橙色のモヤをまとっているため、リラックスした状態なんだろうか。安心感のような色に視える。



僕がまじまじと見つめていると、各々席についた。




「この二人がルークの家庭教師をしてもらう冒険者のマルカスとフェクトだ。挨拶をしなさい。」

全員が席についたことを確認すると、父さんは口を開いた。


「初めまして。ルーク・ユーヒカクです。よろしくお願いいたします。」

僕は、促されるまま挨拶をする。


「おう!俺は冒険者のマスカスだ。よろしくな!」

筋骨隆々な声がとても大きい人が、マルカス先生。見た目通りの人のようだ。すこし暑苦しい感じかな。


「私は、マルカスと同じく冒険者のフェクトです。こちらこそよろしくお願いしますね。」

丁寧な口調の人が、フェクト先生。堅苦しい感じだけど、初対面の僕に威圧しまいと気遣ってくれているのが伝わってくる。

二人ともいい人そうで良かった。


「二人は父さんの古くからの友人だ。暑苦しい奴と堅苦しい奴だが悪い奴らではない。気を張らずに頑張るんだぞ。」

父さんの言葉は、僕の感想を言い当てられたかと思ったが同じことを思っていたようで、思わず笑ってしまいそうになった。


僕を見て父さんが少し怪訝な顔したけれど、フェクト先生から簡単な説明が始まった。


「マルカスは、主に身体面の技術について指導します。そして、私は主に魔法面について指導をする予定です。適宜ルーク君の進捗に合わせて調整していくつもりですから安心してくださいね。」

「はい、わかりました。」


「何か質問はありませんか?」


「今のところ大丈夫です。」


「では、顔合わせはこのぐらいにして。明日から本格的に授業を始めたいと思います。そのつもりで、ルーク君もよろしくお願します。」


フェクトが〆て、この日の顔合わせはお開きとなった。




顔合わせを終えた夜、僕は魔法を使えることにワクワクしながら、意識は眠りへと落ちていった。


お読みいただきありがとうございました!


投稿時点で

PV1,548ユニーク573になりました!感謝です‼️

最近良いことがないので、日々増えるPVとユニークが楽しみになっています。



次回は、家庭教師の授業回です。

なんか内容が淡々としすぎて変化をつけたいけど、書きたいこととの矛盾が生じてどうしようか悩みますね、、、、


とりあえず、PV÷ユニークが3に近くなるよう頑張ります!

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