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スキルの考察

バタバタしていて、投稿が遅れました。ごめんなさい。



今回は、洗礼終了からのスキル考察です。

楽しんでいただけたら幸いです。




神様との邂逅を終えて、僕はスキルを授かった。

終わったのはいいが、どうしたらいいんだろうか。この小部屋からででいいものか悩む。

そんなことを思っているうちに、小部屋に規則的なノックが響いた。

「失礼します。無事洗礼を終えられましたね。では、今から能力値ステータスを鑑定いたしますので、もう一度その水晶に触れていただけますか。」

シスターに言われるがまま、僕は水晶に触れた。

そうすると、スキルを授かった時と同様に水晶は光輝いた。でも、先ほどのような輝きはなく、淡く光る程度だった。それを確認すると、シスターは、水晶に羊皮紙をあてがう。

「はい、これで能力値ステータスの鑑定が終了しました。こちらの鑑定書に関しては、本人の魔力によって反応します。魔力を流すことによって詳細は確認することができます。日々の鍛錬、神への進行によって能力値ステータスは変化しますので、ご確認することをお勧めいたします。

以上で、洗礼の儀が終了いたしましたので、いつでもご退室していただいて結構です。では、失礼いたします。」

羊皮紙を僕に手渡すと、最初の印象通りマシンガントークでシスターは、退室していった。嵐のようだった。


ひとまず、手渡された羊皮紙を確認してみる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

能力値(ステータス

名前:ルーツ・ユーヒカク

種族:人族

年齢:5歳

体力:50/50

魔力:700/700


スキル:色視(いろみ)

技術:観察、風魔法、水魔法


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

体力は、年相応な気がするけど、魔力が多いと思う。この辺は、父さんたちに聞いてみないとわからない。

観察や、風、水魔法については適正があるってことなんだろう。これも、父さんたちに教えてもらうことにしよう。

ステータス鑑定書についてはこれぐらいにして、父さんが待っているし、そろそろこの小部屋から出ることにしよう。



小部屋からでると、父さんは何かソワソワしている風だったが、教会を出て岐路に着くことになった。

その間父さんは、何一つ僕に聞くことはなかった。たぶん父さんなりのやさしさなんだと思う。

この世界においてスキルの適否は、その人の今後に関わる重要な事項。僕が自ら父さんに言わなかったから、あまり役立つスキルじゃないかもしれないと察して何も言わないんだろう。



そして、屋敷に着いた。馬車を降りる際、父さんが声をかけてきた。

「ルークの整理ができたときに、スキルについて話してくれたらいい。どのようなものであったとしても、俺がルークに対する態度を変えるつもりはない。これだけは覚えていてほしい。」

「わかってるよ、父さん。」

「母さんやシルフィーナが心配するだろうから、夕飯には顔出すように。」


ステータスの鑑定もしてもらったし

それについて、整理していこう。正直スキルについては、どんなものかわかってしまっている。理解できている。でも、少し整理がしたいというのが本音だ

まず、能力値ステータスについては、教会で確認したからいいとして、問題はスキルだ。


スキル『色視(いろみ)



このスキルは、おそらく人の感情に関して、相応の色として知覚することができる。

いや、神様、、、本質にあったスキルといっても

そのまんま過ぎないですか!?

確かに前世では、さんざん人の顔色を伺ってきた僕ではあるが、ド直球すぎて、言葉がでてこない。



驚きはともかくとして、ロイド兄さんから教えてもらったところ、スキルは大きく2つに分けられるらしい。

アクティブなスキルと、パッシブなスキルだ。アレン兄さんのはパッシブなスキルで、常時発動型。ロイド兄さんはアクティブな意思発動型らしい。


僕のスキルは授かってから周りの人の「色」がわかるようになった。顔の周りには、モヤがかかったような形で色がわかるようになったことから、アクティブな常時発動型スキルであることがわかった。

詳しいことは、おいおいわかっていくだろうと思う。なにせ神様がくれたスキルなんだ。




うん、とりあえずスキルについては何となく把握できた。

あとは、父さんたちへの報告だけだ。

どんな反応されるかわからないけれど、正直に話すのがいいだろう。

期待と不安に悩まされながら、夕飯の時間まで待つとしよう。




お読みいただきありがとうございます。

PV700越えました。感謝です!


後書きとか何を書いたらいいのか迷います。次回からとりあえず、タイトル伏線を回収に励みます。



と、言いつつ次回は閑話休題、神様回の予定。

では、また一週間後に

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