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ついに街の外へいこう!part2

今回は、街に行こうpart2です。

楽しんでもらえたらうれしいです。


フェクト先生からの提案から数日後。


街の外への実習に大きな壁が立ちはだかった。



そう、母さんがもう反発したのだ。

父さんは、フェクト先生の意図を理解し賛成してくれたんだけれども、母さんは許さないとの一点張りだ。

なんでも、ロイド兄さんのときも先生は別の人だが、同じことをやって怪我をして帰って来たらしい。たいした怪我ではなかったらしいけど、、、

それもあってか母さんは実習反対の姿勢を崩さない。


応接室での攻防は既に20分を超えていた。


「あの、どうしてもだめでしょうか。私たちは自分で言うのはあれですが、Bランクの冒険者ですので、ルーク君の安全は保障します。」

フェクト先生の説得は続いている。


「ほら、フェクトもこう言っているんだし、そんな「あなたは黙っててちょうだい。」

「はい。」

母さんは、父さんのフォローに間髪を入れずシャットアウトする。

いや、父さん、もうちょい頑張ってよ。


「何度言われようとも、ルークを野外実習と称して連れていくことは許可できません。ロイドのの件もあることですし。まだ5歳なんですよ?怪我をして帰ってきたらどう責任をとるつもりなんですか?」


「それに関しては絶対という保証はありません。しかし、私とマルカスは、Bランクの冒険者です。この街周辺の魔物に後れを取ることなどないです。たとえ護衛対象が何人いようとも。」


「あなたたちが後れを取る取らないの話ではないのですよ。ルークの身に何かあるかもしれないことが問題ですから。」


平行線のまま互いに一歩も譲らない。

その感情は赤や黄、灰と様々な色に変わる。話が進まないフェクト先生は、イラついてきたのか淡く赤色に始まって、面倒なのか時折灰色に変わる。そして、母さんは、警戒しているためか濃い黄色のまま、いらだちを含んだ赤色に染まる。

一方で、会話に入れない父さんの視線は、両者の顔を行ったり来たりしながら不安そうな黒に近い灰色で纏われている。

また、マルカス先生は、退屈なんだろうか白のモヤに包まれている。先生ながら、緊張感ないなこの人は。


「行かしてやったらいいじゃねぇか。過保護も過ぎると坊主は成長しないぞ。」

おっ、やっとマルカス先生が口を出した。


「マルカスさん、あなたは初回の授業で家庭教師としての監督義務をまともに果たせていないではありませんか。」


「うっ、それはそうだが、、、、、」


「黙っていてください。」

やはり、母は強しだな。マルカス先生が一瞬にして黙らされた。

確かに少し過保護かもしれないけれど、こんなに心配してくれていると思うと恵まれているんだなと実感する。



「ユリア。」

黙っていた父さんが均衡を破る。

「黙っていてくださいとお願いしたはずですが、」


「執事のセバスに付いてもらうことでどうだろうか。セバスであれば、実習の解説に、街での常識等の教育効果も期待できるし、二人が戦闘を見せている間ルークが一人になることがなく確実な安全性が確保できる。」

父さんの打開案は、父さん付の筆頭執事を僕の護衛につかせるというものだった。



しばしの沈黙が過ぎる。




「わかりました。その条件であれば、許可しましょう。」

苦虫を噛み潰したごとく渋々野外実習の許可を下す母さん。そして、僕たちはホッと胸をなでおろした。




やっと、母さんの許可が下りたぞ!説得に要した時間は1時間程度、、、、母さん以外はみんなぐったりしている。ちなみに、当事者である僕は一切会話には入れていないので元気だ。


のほほんとした普段の母さんからは想像できない感じだったな。意外な一面を見れてなんか楽しかったし、父さんの男気が見れてちょっぴり感心した。


ともかく、これでやっと街の外へいけるぞ!


お読みいただきありがとうございました。


PV4,009ユニーク1,167になりました。

いつも読んでくださり感謝です。

テンションあがります。





次回こそ街の外へ行きます。

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