0.登場人物紹介
久井 賢吾
(年齢は2013年3月29日のもの)
(イラスト:天界音楽氏)
主人公。22歳。162cm、57kg。2月12日生まれ。岩手県花巻市出身。職業大学生。
5歳から師範だった祖父の指導の下で日本拳法を習い始め、大学でも日本拳法部に所属しその部長を務める傍ら大学生の時には全国大会への出場経験もある。
スポーツ推薦の大学入学で岩手から東京に引っ越して来た。
スポーツ推薦が切っ掛けで大手メーカーに早々に就職が決定しているものの、普通にしていても睨み付けている様な目つきの悪さが印象的なので内勤部署に内定。
体格は小柄。その小柄さから足が速い上に身軽な動きも出来るが、パワー不足とリーチ不足はどうしても否めないので、パワーのある相手や長い武器を持つ相手にはかなりの苦戦を強いられる事も。青っぽい短髪に茶色い瞳が印象的。
神谷 美智子
(年齢は2013年3月29日のもの)
22歳。155cm、48kg。岩手県花巻市出身。10月19日生まれ。職業大学生。
賢吾とは幼馴染であり、彼の事を「賢ちゃん」と呼ぶ。
活発な性格であり、物怖じもしない上に物事を前向きに考える明るい面も。
賢吾が東京に出ると知った時は「自分も東京に行けば何かが見つかる筈」と思って彼と一緒の大学を受けて上京した。
元々身体は柔らかいが武術の経験はゼロ。趣味が裁縫や料理等でかなり手先が器用である。
クラリッサ・セネット
(年齢は2013年3月29日のもの)
24歳。161cm、53kg。シルヴェン王国第3騎士団員。
大きな斧を使う元気の良い性格。
武芸の腕が高い訳では無いものの、色々と気配りの出来る性格であり細かい所にも良く気がつくので騎士団員達の中では主にムードメーカー的な存在。
が、それが「小さな親切大きなお世話」になってしまう事もしばしば。
騎士団のサポート人員としてロルフやレメディオスの武具の手入れや食事の準備等も率先して行う為、彼等2人からの信頼も厚い。
ロルフ・エイセル
(年齢は2013年3月29日のもの)
28歳。179cm、75kg。シルヴェン王国第3騎士団副騎士団長。
青髪の槍使い。考える事は余り得意では無く、パワーで押し切れば良いと言う脳筋タイプ。
なので戦術に関しては苦手であり、基本的には騎士団長のレメディオスの指示を受けて現場の騎士団員達に指示を出す。
そんな彼だが人脈は意外と広く、明るい性格も相まって王都の人間達の間では人気が高く彼を慕う者も多い。
レメディオス・デル・モンテ
(年齢は2013年3月29日のもの)
29歳。174cm、71kg。シルヴェン王国第3騎士団騎士団長。
以前は王族の警護をする近衛騎士団に所属していたものの、任務中に魔物を取り逃がしてしまい民間人に多数の犠牲者を出してしまった事からその責任を負わされて近衛騎士団員の座を下ろされ、代わりに危険な場所へと向かう事の多い王国第3騎士団の騎士団長を任される事となった。
本人は寡黙で生真面目な性格であり、的確に任務をこなす人間であるもののその過去の事があってか余り昔の事を語ろうとはしない。
エリアス・ラヴェン・キーンツ
(年齢は2013年3月29日のもの)
24歳。172cm、60kg。シルヴェン王国で活動する傭兵。
大貴族の出身だが、貴族の腐敗や癒着を間近で見て来た為自分の出身を嫌っている。
一通りの武器は使いこなせるが、その中でも特に弓と短剣が得意。
エルマン・マイヤール
(年齢は2013年3月29日のもの)
(イラスト:うっしー氏)
26歳。178cm、73kg。シンベリ盗賊団の分隊のリーダー。
愛用の武器はロングバトルアックス。それを豪快に振り回す熱血漢な性格だが、相手の挑発に乗りやすい一面も。
分隊のリーダーとして多くの部下を率いて行動するが、実際に盗賊団の詳しい所までは分からない上に女頭目のウルリーカとも面識が2~3回位しか無い。
イルダー・シバエフ
(年齢は2013年3月29日のもの)
(イラスト:うっしー氏)
19歳。170cm、64kg。
シルヴェン王国の南側に位置しているガルレリッヒ村の村長の1人息子。
血の気が多い若者で生意気な口調が特徴的だが、ガルレリッヒ村で1番の武芸の腕を持っていると自負しているその腕は確かなもの。
主に近くの森での魔物退治で実戦経験は豊富であり、並の王国騎士団員相手でも自身が1番の得意武器としているロングソードで互角以上の戦い振りを見せる。
ウルリーカ・アザミ・シンベリ
(年齢は2013年3月29日のもの)
(イラスト:天界音楽氏)
27歳。168cm、62kg。シンベリ盗賊団の女頭目。
シャムシールを武器とする女剣士だが、武芸の腕は実はそこまで高くは無い。
しかしながら20歳の時から王国各地で徐々に勢力を拡大し、今ではシルヴェン王国だけでは無く他国にも活動の幅を広げて自分の苗字を冠した盗賊団を率いている。
その姉御肌でさっぱりした性格から一定のカリスマ性を持っているのだが、用済みとなった部下は人間関係の意味でさっさと切り捨ててしまう事も良くある。
相棒とも言えるワイバーンを操って王国各地を転々としている上、幾つもの分隊を抱える程に盗賊団が大きいのでなかなか彼女の尻尾を掴める者は居ないと言われている。
シリル・アストレイア
(年齢は2013年3月29日のもの)
29歳。184cm、99kg。シルヴェン王国騎士団の食堂のコック。
食堂で長年働いている狼獣人だが、元はオオカミの身体能力を活かして傭兵をやっていた。
熱血漢な性格で周りが見えなくなる事もあるものの、コックの仕事が休みの時は騎士団の鍛錬場で騎士団員を相手に鍛錬している為、大柄な体格を活かして振るうバスタードソードの腕は確か。
コックをしているだけあって料理は上手く、傭兵をしていただけあって雑草や木の実と言った自然の素材をアレンジした料理作りも肉や魚を捌くのも得意。
ミネット・アルカン
(年齢は2013年3月29日のもの)
22歳。155cm、47kg。シルヴェン王国騎士団の食堂の従業員。
騎士団の食堂でシリルと共に働いている人間。その雰囲気から穏やかな性格に見られる事が多いが、実はかなりの行動派でその行動力が良い方向にも悪い方向にも向いたりする。
食堂の従業員だけあって気配りも出来るが、戦闘は余り得意では無いので後方支援に回る事が多い。
セバクター・ソディー・ジレイディール
(年齢は2013年3月29日のもの)
23歳。180cm、73kg。8月9日生まれ。エスヴァリーク帝国騎士団第3師団長。
16歳から世界各国の戦場を駆け回り名を上げて来た「伝説の傭兵」。今はエスヴァリーク帝国騎士団の第3師団の師団長として活動している。
寡黙な性格で殆んど喋らないが腕は確か。武器はロングソード。
元々は貴族の出身だったが没落して旅に出た過去がある。ロングソード以外にも色々武器が使えるが、彼曰く自分に最もしっくり来るのはロングソードらしい。
休暇でシルヴェン王国にやって来たのだが、不運にも王国騎士団を中心とした事件に巻き込まれてしまう。
エンヴィルーク
(年齢は2013年3月29日のもの)
(イラスト:ぽん氏)
4471歳。神のドラゴンの片割れで熱血漢な性格。
遥か昔にこの世界を創ったドラゴンの子孫。「エンヴィルーク」と言う名前を代々受け継いでいるドラゴンとして、普段は人間の姿で世界の監視者として生活している。
攻撃と破壊のドラゴンとして、徒手格闘術、武器術全般のテクニックと圧倒的な威力の攻撃魔術、そして膨大な魔力を持っている。
アンフェレイア
(年齢は2013年3月29日のもの)
(イラスト:ぽん氏)
3522歳。神のドラゴンの片割れで冷静な性格。
遥か昔にこの世界を創ったドラゴンの子孫。「アンフェレイア」と言う名前を代々受け継いでいるドラゴンとして、普段は人間の姿で世界の監視者として生活している。
防御と回復のドラゴンとして、徒手格闘や武器術は余り出来ないが防御と回復の魔術全般を使いこなし、膨大な魔力を持っている。