表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/65

オマケ・剣闘士解説-3説目

クレハ

「やっと終わったねえ、カリバーン杯!」


イルヴァ

「あ、今回はなんちゃらかんちゃら解説コーナーって言わないんだ?」


クレハ

「クレハの剣闘士解説コーナーね」



クレハ

「さて今回は、魔剣について解説するよ!」


イルヴァ

「これこそ本編で解説すべき話のような……。作者なんとかしなさいよ」


クレハ

「魔剣には大まかに別けて、種類があるんだよ。一つは、エルフ族が精霊刻印を入れた魔剣。刻印剣とも言うよ」


イルヴァ

「私が腕に入れているような精霊刻印スティグマと同じ原理の魔剣ね」


クレハ

「もう一つは、ガルダ族が風穴を開けて作る魔剣。こっちは、風鳴き剣とか、ハウリングブレードとも言うよ」


イルヴァ

「クレハが決勝戦で戦った相手が持っていた剣ね」


クレハ

「そして最後は、サテュロス《悪魔》の剣と呼ばれるもの」


イルヴァ

「…………」


クレハ

「前者の二つの魔剣は、精霊原理に従って造られるものなんだけど、最後の一つ。サテュロスの剣というのは、精霊原理に全く従ったものじゃないの。むしろ、精霊を歪めたり、壊したり、そういう禍々しい力を持っているものが大半なんだよ。その上、サテュロスの剣というのは、どこで誰が作ったのか、たった一本すらわかっていないんだよ」


イルヴァ

「いずれにせよ、反吐が出るような忌々しい剣であることは確かね」


クレハ

「そうだね。何しろ、伝説の種族であるサテュロスの名前を冠するぐらいだから私たち人類には理解できない力で働いている事だけは事実だね」


イルヴァ

「…………」



クレハ

「もうちょっと尺があるみたいだから、以降は雑談コーナーってことで!」


イルヴァ

「クレハと私しか居なくて、何を話せっていうの……」


クレハ

「あれ。やっぱりロランが居なくて寂しいの?」


イルヴァ

「どうでも良いし」


クレハ

「へへーそう。でも、もうゲストは呼んじゃったよ」


イルヴァ

「……?!」


クレハ

「では、どうぞ登場してください!ゴア・ブレイドさんの登場です!」


ゴア

「うっす!ゴア・ブレイドです!」


イルヴァ

「……誰?」


クレハ

「第一話に出てきたイルヴァの対戦相手だよ!」


イルヴァ

「いや……知らないし。そもそも誰も覚えてないわよ!」


クレハ

「ゴアさん、イルヴァと戦ってみてどうでしたか?」


ゴア

「そ、そりゃあ、あのハルバードでわき腹を抉られた時ときたら……!至高でした!夢のようでした!ああぁぁ……女王様ぁ!!」


イルヴァ

「…………。(ドン引き)」


クレハ

「こらこら、イルヴァ。なに五~六メートルほど距離取ってるの?」


イルヴァ

「取りたくもなるわよ!何この変態!帰ってもらいなさいよ!今すぐに!」


クレハ

「えーせっかく呼んだのに……」


ゴア「ハァハァハァハァ。俺の女王様ぁ~~!」


イルヴァ

「死ね!!」ゴシャ!


ゴア

「ぐぁっはぁー!(きりもみ回転中)」


クレハ

「おお……見事に決まったねえ。ドロップキックが……」


イルヴァ

「このコーナーも、もう終わりよ!私帰るから!」


クレハ

「あらら……イルヴァが帰っちゃったから、またねー!」


ゴア

「もっと蹴ってくれぇー女王様ぁー!」



 つづく!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ