てすバト!!
今からちょっと、昔のこと、4人の子供が、話をしておりました。
「じゃあ、約束だよ」
「うん」「ああ」「はい」
1人の言葉に対して、3人は、それぞれの、反応をしておりました。
それから、時間がたって、“今”になりました。
「新入生の皆さん、入学おめでとうございます。これから――」
「やっと、終わった」
「蒼花[そうか]これから、クラスわけ見に行かなきゃいけないの忘れてない?」
「それは、來霧[らいむ]に任せときゃいいよ」
「蒼花…」「嵐花[ふうか]!蒼花!」
「あっ、來霧[らいむ]」「はやかったな」
「はやかったなって、蒼花、わしのことなんやと思ってんや…」
「それより、何組だったの?」
「嵐花まで…」
「はやく言え、何組だったんだ」
「3人とも、3組やったで…」
「やった!また、みんな同じだね!」
《ブツッ》《ガシャン》
「停電かな…」
「何や、騒がしくなってきたな…」
《ピンポンパンポーん》
「放送…?停電なのに?」
「…」
《えー新入生の皆さん、こんにちは》
「この声、どっかで聞おいやしたことおますな」
「?」
「この声、どっかで聞いたことあるな、って言ってるぞ」
「確かに…いつだっけ」
《突然の事に、驚いていると思いますが…》
《皆さんは、これから、僕が言う事を、クリアしなければ、ここから出ることは、できません》
放送から、弾んだ声が聞こえてきた、まるで、笑っているような…
「えっ…」
「思い出どした…、御厨[みくり]や…」
《今から、君たちには、テストを使ってバトルしていただきます。――》
「テストでバトルって…」
「あの約束だ…」
「あっ…」
「かな約束と、これにどないゆう関係がおますんどすえ」
《―――では、皆さんの、健闘を祈ります》
《ブツッ》
「切れ、た…?」
一つの約束により、狂った世界が、回りはじめるのでした。
短編書いてみました。自分は短編書くのが苦手みたいです。
これとか見たら、そう思います。