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氷の滅慕  作者: SH
二章 欲望
27/251

そして覚醒へ



 ウルスラが白蓮付きの小間使い(メイド)となり、十日ほどが経っていた。


 毎日の日課であるのぞき見も、すでに手慣れたものである。

 それはだいたいウルスラが夕食を終え、寝室の掃除や寝具の用意をしているとやってくる。


 この日も隣の部屋から、灰塚の来訪を告げる高城の声が聞こえた。


――今日もあの意地悪そうな女魔王がきた


 ウルスラは扉を薄く開き、こっそりと隣室を覗き込む。

 灰塚はいつも白蓮に嫌がらせをしたりいじめようとする。だのに彼女の主は、不思議とその来訪を断ったことがなかった。


 灰塚は黒エルフの王女であるウルスラから見ても、美しい顔立ちをしている。しかし、とてもわがままで意地悪だ、と彼女は思っていた。

 今だってそうだ。高城を追い出した灰塚が、また嫌がらせをしようとしていた。

 椅子に座っている白蓮の後ろから覆い被さるようにして、耳元で何事かを囁いている。

 困ったような顔をする白蓮の耳元へ、唇がつきそうなほど顔をよせ、さらに二、三言なにかを言っているようだ。


 すこしの間、逡巡した白蓮は仕方なさげにゴブレットの中の葡萄酒を口に含み、かるく顎を逸らせ、唇を上向かせた。


 ウルスラの瞳は、のけ反った白蓮の氷雪のように白くなめらかな喉元にくぎ付けとなる。なぜだか鼓動が早まり、体がほんのりと熱を帯びる。

 どこか勝ち誇ったような顔をした灰塚が、白蓮のおとがいに指を絡ませた。ぴったりと閉じられたその口に、灰塚の唇が……。


「っ――――!?」


 思わず声を漏らしそうになったウルスラは、慌てて口を両手で押さえた。胸がどきわくと高鳴る。

 灰塚の喉がこくりと動き、白蓮の咥内に含まれていた葡萄酒を嚥下(えんか)する音が、ウルスラのほうにまで聞こえてきた。


 声は飲み込んだものの、あまりにも艶っぽいその情景にウルスラの息は荒くなってしまう。

 ふと、白蓮の目がこちらへ向けられた。

 蒼い瞳に魅入られる。

 ウルスラは扉の隙間からのぞき見していたにもかかわらず、隠れることすら失念していた。頭に血が上り、呼吸をすることさえ忘れてしまう。


 灰塚はというと、みずから強制したにもかかわらず、なぜか顔を紅潮させ、潤んだ瞳で白蓮を見つめていた。そしてまた何事かを囁きかける。

 白蓮が視線をウルスラへ向けたまま、灰塚の耳元に口を寄せた。何かを言っているようだが、やはり声は聞き取れない。ちらりと見えた朱い舌が蠢めき、わずかに灰塚の耳朶(じだ)を掠める。


 無機質な美しさを感じさせる白蓮の、妙に生々しいその行為は、ウルスラには少々刺激が強すぎたようだ。

 あまりに蠱惑的な光景に、耳まで真っ赤になったウルスラは、すとんと床に沈みこむ。これがアルフラだったら、鼻血の海に沈んでいたかもしれない。


「――――!?」


 灰塚の鋭い叫びで、ウルスラは呼吸を取り戻し、我にかえる。心臓は早鐘を打つようだ。


「わ、わたしに口移しで飲ませるなんて、すごく幸運なことなんですからねっ」


 白蓮から大きく飛びのき、片手で耳を押さえる灰塚は、これ以上ないほど動揺した様子だ。もう片方の手で白蓮を指差す。


「で、でも、あなたが特別ってわけじゃないんだから! いい気にならないでちょうだいっ!!」


 上擦りまくった灰塚の声に背を向けたまま、白蓮が艶然と微笑む。視線もそのままなので、その笑みはまるでウルスラに向けられたかのようだ。



 さらに灰塚は、お決まりのよく分からない捨て台詞を残して去って行った。しかし、白蓮の笑みに魂まで持って行かれそうになっていたウルスラには、その声を知覚することは出来なかった。





 ウルスラは鏡台の前に座った白蓮の背後に立ち、流れ落ちる銀髪をくしけずる。

 櫛ですく必要がないほど艶やかで柔らかな手触りにうっとりとしてしまう。そして、やはり白蓮はすごい、と思った。


――今日もあの意地悪な魔王をあっさり撃退した


 灰塚ほど強大な魔力を持った魔王ですら、白蓮の美しさの前には無力なのだ。

 それどころか、戦禍帝ですら白蓮には下手に出ている。

 どんなに強い力を持っていても、飛び抜けた美しさの前には勝てないのだ、とウルスラは思う。そこには崇拝に近い感情があった。


「あっ――」


 ふと鏡の中の白蓮と目があった。まるで、自分の思いが見透かされたかのように感じてしまい、とたんに顔が熱くなる。

 ウルスラの動揺を楽しむかのように、目を細めた白蓮が口許をほころばせた。


 最初の頃はふさぎ込み、ため息ばかりついていた白蓮だが、ここ数日は気分も良いようだ。

 ウルスラも嬉しくなり、自然と笑みがこぼれる。白蓮を敬愛する彼女は、自分に向けられた眼差しの中に、不穏なものが含まれていることに気づけない。


「ウルスラ」


 白蓮が優しく呼びかけた。


「はい?」


 ウルスラの声もはずむ。


「あなた、今日ものぞき見してたわね」


「え――!?」


「いけない子ね。そろそろお仕置きが必要だと思うのだけど……どうかしら?」


「そ、そんな―――申し訳ありませんでした、白蓮さま!」


「そういえばウルスラは、行儀見習いで皇城に来たのだったわね」


 白蓮が、すっと立ち上がる。


「は、はい、あの……」


 あたふたとするウルスラを、白蓮がひょいっと抱き上げた。


「ひゃっ!」


「ちゃんと(しつけ)てあげないとね。まずは(とぎ)に付き合いなさい」


「え……? えぇ――――!!」


 ウルスラは横抱きにされたまま寝台まで運ばれ、ぽいっ、と捨てられる。


「な、なな、なにを……!?」


 ぽい捨てされたウルスラは、体をコの字に硬直させたまま、寝台の上でぱよんと跳ねた。


「だから伽よ、伽。こっちに移ってからずっと一人寝だったから、持て余してたの」


「も、持て――!?」


 時間を、とつぶやいた白蓮の声は、ウルスラには届かなかった。


「とくに何もしなくていいわ。とりあえず、話でもしましょう」


「は、はいぃ。話しますっ」


 結局、話をと言い出した白蓮は相槌しか打たず、ウルスラばかりが喋っていた。

 黒エルフの王宮での話から始まり、母である女王の躾が厳しかったこと。皇城に来てからの方がむしろ気楽なこと。でも小さい頃、森の中で遊んだのは楽しかったこと。そして、とてもとても白蓮を敬愛してること。

 白蓮は話を聞きながらいちいち頷いて、たまに質問などしながらウルスラの髪を撫で、くるくると指に絡ませたりなどして手を遊ばせていた。

 白蓮はきっと自分の髪がお気に入りなのだと思い、ウルスラは誇らしくもあり嬉しかった。


 しかし、このとき白蓮が考えていたのは、やはり髪質はアルフラと似ているな、ということだけだった。


 やがて、吐息が触れるほど近くにある白蓮の顔や、たまに耳元を掠める冷たい指先にうっとりとしていたウルスラは、喋り疲れて眠ってしまう。

 その間中、白蓮はウルスラの髪を(いじ)りつづけ、寝入った横顔を満足げに見つめてから、みずからも瞳を閉ざした。





 ウルスラはさわさわとした心地好い感触で目をさました。

 少し寝ぼけ気味の彼女は、至近に白蓮の横顔があることに驚きもせず、ぼぅっとその貌に見とれてしまう。

 白蓮は、何か考え事でもしているかのように天井を見上げ、時折ウルスラの髪を(もてあそ)んでいた。おそらく無意識に手が動いているのだろう。

 すぐにウルスラが目を覚ましたことに気づいたようだ。


「おはよう」


 ウルスラの方へ顔を向けた白蓮が、普段はあまり聞くことのない、優しげな声で言った。


「お、おはようございます」


 鼻先が触れ合うほどに近いその美貌に、ウルスラはどぎまぎしてしまう。そして自分が白蓮の二の腕を枕がわりにして寝ていたことにようやく気づき、慌てて飛び起きた。


「すっ、すいませんっ! 手っ、痺れましたよね?」


「いえ? 平気よ」


 むしろ不思議そうに言われ、もしかしてこの人は腕が痺れたことなどないのではなかろうか、とその場にそぐわないことを考えてしまった。


 ウルスラも、夜伽が何を意味するのかは知っている。

 皇城へ送られる前に、母である黒エルフの女王から言い含められていたのだ。

 夜、主と同衾(どうきん)し、寝物語やその意にそった奉仕をするのだ、と。

 戦禍に預けられたウルスラは、魔族の最高権力者の篭絡を命じられてもいた。母は玉の輿という、よく解らない単語も使っていた。

 たとえ自分の娘であろうと、政略のためならば道具として使う。為政者としては実に優れた女王と言えるだろう。


 魔族の領域の中部から南部にまたがる広大な森を統べる黒エルフの女王は、魔王に準ずる権勢を誇っていた。

 もし、魔王を統べる戦禍とそういった男女の関係となれば、黒エルフ族の持つ権力は、よりいっそ揺るぎないものとなるだろう。


 皇城へ来て早々、白蓮に預けられてしまったのは計算外だったが、ウルスラにとってはそちらの方がよかった。

 いくら相手が絶大な力を持った魔族の皇帝とはいえ、見知らぬ男といきなりそういうコトになるのは抵抗がある。

 戦禍は毎日、白蓮の居室を訪れるのだし、そのうち機会もあるだろう。ウルスラは母の言いつけに対し、あまり積極的に動くつもりはなかった。


 しかし、白蓮の腕の中で目覚め、自分が服を着たまま眠ってしまっていたことに気づくと、すこし残念に思った。

 同じ女性なのだから、伽といっても本当に他意はなく、ただ暇を潰すだけの話をさせたかっただけのようだ。

 だがもし、あのまま寝入ってしまわず、自分から何かの行動を起こしていたらどうなっていたのだろう。


 ウルスラは、薄手のドレスをまとった白蓮の肢体に目をやり……思わずその中身を想像してしまう。身体中のうぶ毛が、総毛立つような(ふる)えを感じた。


「ウルスラ?」


「は、はいっ」


 すこし危ない妄想に入りかけていたウルスラは、背筋をぴんと伸ばす。


「もう下がっていいわよ。またのぞき見するようなことがあれば、つぎは本格的な夜伽をさせるからね」


 白蓮が冗談めかして笑った。


「はいっ、失礼します!」


 ウルスラは逃げるように退室する。


――本格的な、夜伽……!?


 はたして自分は、その誘惑に打ち勝つことが出来るのだろうか……。

 ウルスラにはまったく自信がなかった。



 むしろ、また覗いてしまいそうだ。





 翌日、その日も白蓮の居室にやって来た戦禍が、昼間からお茶の時間を楽しんでいた。


「今回のオーク王は非常に優秀らしいですね。すでに王都の近くにまで進軍してるとの報告を受けました」


「そう……」


 白蓮は表情を曇らせ、何も見えるはずのない西の空を見やった。


「南部の貴族には、先走って国境を越えた者もいますが、北部の貴族は大人しくしています。まあ、間者の数人くらいは送り込んでいるでしょうがね」


 二人が話している内容に、あまり興味のないウルスラは、じっと白蓮の顔に見とれていた。

 北部の貴族に動きがないと聞いて、不安げであった白蓮の表情もすこしやわらぐ。


貴女(あなた)が気にしている人間の娘も、すでに安全な場所まで逃げ落ちているでしょう。そこまでする必要もないとは思いますが……念のため、灰塚にはもう一度釘を刺しておきますよ。くれぐれも配下の者たちに勝手をさせぬようにと」


「ええ……頼むわ」


 ウルスラにとっては気になる言葉が出てきた。


――白蓮さまが気にしている人間の娘……?


「灰塚は有能な魔王です。力だけではなく配下からの信望も厚い。そう心配することもないでしょう」


「それに美人だし、性格も可愛らしいわ」


「かわ……?」


 驚愕を顔に浮かべた戦禍は、二の句が継げないといった様子で口ごもる。ウルスラも同意見だ。いったい灰塚のどこを見たら、可愛いなどといった言葉が出てくるのだろう。やはり白蓮さまは奥が深い。さすがです、とウルスラは感心する。


「魔皇の妻にするなら、ああいう女がよいのではないかしら」


「……かんべんしてください」


 顔をしかめた戦禍が首を振る。


「そお? 私は結構本気で言ってるのだけれど」


「まあ性格はともかく、彼女が美しいことは認めますがね」


「なら――」


「よして下さい。貴女から女をあてがわれるほど、不自由はしてませんよ」



 めずらしく戦禍が苛立(いらだ)たしげな態度をとる。ウルスラの目には、ややふて腐れているようにも見えた。





 高城の来客を告げる声が聞こえた。今日も灰塚が来たようだ。


 ウルスラは考える。お茶の時間、戦禍が見せた態度から察するに、彼はかなり白蓮に対してご執心な様子だ。

 皇城の中でも最上級の客室に囲い、毎日訪れては白蓮の気を()こうとしている。どこか頭の上がらない感すらある。


 もし、白蓮が皇妃となるようなことになれば、かくじつに戦禍は白蓮の尻に敷かれるだろう。

 ならば……戦禍より白蓮を篭絡した方が、より黒エルフ族のためになるのではないだろうか。

 母親譲りのよく回る頭で、自分の都合のいい方へと考えをまとめて行く。


 そう! 諸々の事情を考え合わせれば、標的の方向転換もあり、なのではないか?

 白蓮は、つぎにのぞき見をすれば本格的な伽をさせると言っていた。それは魔族の支配者を篭絡せよ、と命じた母の意向にも沿っている……はずだ。


 これは次期女王となる自分のためでもあり、ひいては未来の臣民たちのためにもなる。

 その好機を逃す手はない!


――夜伽は正義だっ!



 言い訳がましく考えながら、ウルスラは寝室の扉をうすく開いた。





「白蓮、あなた素敵よ。自分の立場というものがよくわかってるわね」


 ご機嫌な様子の灰塚が高笑いなどしつつ、白蓮の肩をぺちぺちと叩いていた。


「…………?」


 白蓮は本当に困った様子で、よくわかならい、といった顔をしている。


「戦禍様から聞いたわよ。わたしを彼の妻に迎えるよう言ったんですってね」


 ころころと笑いながら、灰塚は上機嫌な様子で、葡萄酒のそそがれたゴブレットを傾ける。


「魔皇の(きさき)には、わたしのような美しくて力のある魔王が相応しい、ですって?」


 白蓮は、ああその話か、といった感じでひとつ頷いた。


「あなた、本当にそんなこと思ってたの?」


 白蓮の背後に立ち、まとわりつくように抱き着きながら灰塚が囁く。すでに酔っ払っているのではないだろうかとウルスラは思った。


「ええ、そうなってくれると私も嬉しいわ」


 さらに灰塚の高笑いが響き渡り、その日は終始上機嫌な彼女のお喋りで時間が過ぎて行った。


 なるほど、とウルスラは思った。確かに灰塚はある意味可愛らしいのかもしれない。



 しかし、今日は期待していたような桃色空間が訪れず、ウルスラはすこしがっかりしてしまった。





 灰塚の退室後、食べ散らかされたお菓子などを片付けていたウルスラは、白蓮のとがめるような視線を感じた。


「まったく、今朝あれほど言ったのに、お行儀の悪い子ね」


 やはり覗き見はばれていたらしい。


「も、もうし訳ありません」


 頭を下げたまま、ウルスラは上目遣いに顔色を盗み見る。しかし白蓮はとくに怒っている風でもない。感情のうかがえないその表情から、何を考えているのか読み取ることは出来なかった。


「いいわ、今日も伽をなさい」


「あの……本格的な、ですか?」


 一瞬、きょとんとした顔をする白蓮。彼女としては稀な表情だ。


「なに? あなた、ほんとうの夜伽がしたいの?」


 どうやら今朝、白蓮が口にしたのはただの冗談だったらしい。


「あ、いえ……あの……」


 急に恥ずかしくなってしまい、ウルスラは視線を床へ落とす。


「とりあえず、片付けが終わったら寝室へ来なさい」


 そう言い残し、さっさと白蓮は寝室へと消えて行った。


「…………」


 ウルスラは困った。今のはどういう意味なのだろう。というか、どっちなのだろう。自分に求められているのは、昨夜と同じく話をするだけなのか、それとも……


 もし、本格的な方だとして、夜伽のために仕入れておいた知識は役に立つのだろうか。相手は同性なのだ。ナニをすればよいのかが、いまいちよく分からない。

 それ以前に白蓮が求めているのは、夜の無為な時間を過ごす、寝物語のようにも思える。


――いえ、弱気になっちゃダメっ


 たとえ白蓮にその気がなくとも、これは黒エルフ族の行く末にも関わることだ。ウルスラだけの問題ではない。

 白蓮を堕とせば黒エルフ族は安泰なのだ。

 とりあえず、個人的な好奇心や欲望といったものは棚に上げ、ウルスラは思った。


――黒エルフ族の未来のため、あたしは戦う! たとえ相手が誰であろうと負けはしない……そう、これは聖戦よっ!!


 白蓮攻略作戦が発動された。



 しかしウルスラは知らない。これから彼女が挑もうとしている相手が、その道の大家であり、睦事(むつごと)の巨魁であることを。

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