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氷の滅慕  作者: SH
四章 覇王
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覇王の翔吼



 魔族の領域中央、その最西端に位置する貴族の居城。東に広がる渓谷地帯を抜ければ天山グラシェールを一望出来る城塞に、戦禍達が到着したのは皇城を出立(しゅったつ)して五日目の朝だった。


 城主からの歓待の挨拶もそこそこに、戦禍はその伯爵位の魔族に尋ねる。


「グラシェールの状況は?」


「はっ、現在皇城より送られた軍勢が、渓谷を越えた平野部に次々と陣を張っております。有翼人との散発的な戦闘は幾度も繰り返されておりますが、戦神バイラウェは特に目立った動きはしておりません」


「そうですか。では、バイラウェは神の宮に篭りきりということですね?」


「はい、左様にございます。――ただ、バイラウェの降臨した翌日に三度、グラシェール上空に光の柱が立ちました。さらに四日ほど前にも色合いの違った青白い柱が確認されています」


「なるほど……バイラウェの他にも幾柱かの神族が降り立った可能性が高いですね」


 戦禍は軽く頷き、背後に控える魔王達へと向き直る。


「せっかくですので、早速グラシェールの様子を見に行ってみましょう。むろん、休息など必要ありませんよね?」


 魔王達からは口々に肯定の意が返された。


「お待ち下さい、戦禍様」


「まだなにか?」


 伯爵位の魔族は、やや口ごもりながら報告をする。


「それが……昨夜届いた知らせなのですが、ロマリアに攻め入った切令(きれい)子爵が戦死したとのことです」


「なんだと!?」


 己の配下の訃報を聞き、口無が驚愕の面持ちで詰問する。


「どういうことだ!? 詳しく話せ!」


「はっ、切令子爵率いる軍勢はロマリアの首都へ進軍中、数百名ほどの部隊から奇襲を受けたそうです。抗戦の末これを撃退したものの、切令子爵自身は数人の人間どもと交戦し討ち取られたそうです」


「数人、だと…………くっ! たかが人間ごときに。あの恥さらしめがっ!!」


 口無の怒りは切令を殺した人間達にではなく、不甲斐ないみずからの臣下へと向けられていた。

 顔色を真っ赤に染め上げた口無から不穏な気配が流れだす。それを宥めるように、伯爵位の魔族はおどおどと報告を続ける。


「切令子爵を殺したのは、竜神の加護を受けた英雄と呼ばれている青年だそうです。その者にはロマリアの王族や魔導師が協力していたとか」


「竜神? 英雄? ――くだらん!! 切令め……そんなものに遅れをとるとは。……この俺に恥をかかせおって!!」


 過ぎた怒りが、普段はよく回る舌を重くしたかのようだった。口無は拳を握り締め、ぎりぎりと歯を噛み鳴らし身を震わせる。

 まさに怒髪天を衝くとはこのことか、という様相に、戦禍が冷静な声でたしなめる。


「落ち着きなさい、口無。別にあなたの失態だとは思ってませんよ。次は高位の貴族を差し向ければ済む話です」


「なあ、なんだったらバイラウェをやった後、俺がロマリアへ行ってやろうか?」


 蛸のように茹で上がった口無をおもしろそうに見つめる雷鴉は、竜神という言葉に惹かれたようだ。

 周囲の魔王達から、物好きな奴だ、といった視線が向けられる。戦禍も軽く苦笑し、呆れたように告げた。


「竜神とやらが目当てなのでしょうが、その実態や所在すら明らかではないのですよ。この時期あなたに中央を離れられるのは困る」


「あれだろ? 古竜の英霊とか言われてるやつだよな。皇竜山脈のどこかにいるっていう」


「ええ、そんな訳の分からぬものなど、他の者に任せておけばいい。魔王のやる仕事ではない」


 不満そうにする雷鴉へ、戦禍は本来の目的を思い出させる。


「今はバイラウェとそれに続きグラシェールへ降り立った神族が先です。その話は事を終えた後にしましょう」


「……ああ、そうだな」


 移動を開始した一行は、両側を丘に囲まれたほとんど整備もされていない街道を抜け、昼前には小高い崖の上に立っていた。

 ごく最近落盤があった足場の怪しい崖の突端から、遠くグラシェールの全容を望む。

 その上空には多くの有翼人が群れ、山頂部は霞みがかっていた。

 雄大な山並みを眺め、当代では最年長の魔王である鳳仙がおっくうそうにため息をついた。


「ここからなら今日中には麓まで辿りつけそうじゃが……さすが大陸最高峰と言われるだけのことはある。頂上付近――神の宮までゆくのは難儀しそうじゃの」


「登るとなると、明日は一日がかりになりそうね。それに、神域の結界というのもかなり強固なものらしいし……」


 やはりうんざりした様子の灰塚が視線を眼下へ移す。

 そこにはすでに幾つもの天幕が建ち並び、わらわらとうごめく魔族の軍勢が見てとれた。


「どうする? 翼人どもがゴミのように群れてるぞ。面倒だから下に集まってる奴らをけしかけて掃除させるか?」


 雷鴉の問いに戦禍は首を振る。


「そうですね……まずは神族達に宣戦布告をしましょう」


「宣戦布告?」


「ええ、それが古今における(いくさ)の習わしというものです。神域の結界とやらを破り、バイラウェの守りを剥ぎ取ってやりましょう」


 とたんに戦禍の総身(そうしん)から、強大な魔力が溢れ出した。

 思わず身を引いた魔王達へ戦禍が告げる。


「下がっていなさい。――ああ、真後ろには立たない方がいいですよ。余波がゆくので魔王の障壁といえど、無傷では済まないかもしれない」


 凄まじい勢いで周囲に魔力が蓄積されていく。


「ま、待てよ。あんた何するつもりだっ!?」


 焦ったような雷鴉の問いを黙殺し、戦禍は逆に尋ねる。


「あなた達は、かつて災厄の主が天界へ攻め入ったおり、逃げまどう神族に彼がなんと言ったかご存知ですか?」


「そんなの魔族なら子供だって知ってる。戦って死ね、だろ」


「そう。どうせ死ぬのだから逃げるな、戦って死ね――有名な逸話ですね。ではその後、神々を殺し尽くした災厄の主が、玉座から動こうとしない天空の王、ギアナ・ギアス神へ向かいなんと言ったかは知っていますか?」


 魔王達のすべてが口を開くことなく、物問いたげな顔で戦禍を見つめる。

 その問いは、語り部達ですら伝えてはいない逸話だったのだ。


「災厄の主はこう言ったそうです。戦わないのなら、座したまま死ね、と」


 伝承に聞く災厄の主の、その人物像に相応しい台詞に、魔王達の間から笑い声が広がる。しかしその顔は、みな一様に引き攣っていた。あまりにとてつもない魔力の高まりから、じりじりと後ずさっていく。


「ははっ。初めて聞く話だが……なんていうか災厄の主らしいな」


 遠巻きにする魔王達の中で、雷鴉と灰塚だけがその場に踏み止まっていた。

 戦禍を中心に、硝子へ亀裂を入れたような細い雷光が、びっしりと空間を埋め尽くしている。


 雷鴉も自身の(いかずち)をまとい、下がっては負けだといわんばかりに一歩もその場を動かない。

 灰塚はありったけの魔力をそそいだ障壁を張り巡らせているが、その頬には幾筋もの汗が伝っていた。


 溢れ出す力の高まりはいっそ勢いを増し、辺りに烈しい気流を伴いだす。


「それで……」


 あまり余裕の無くなってきた雷鴉が尋ねる。


「その話と宣戦布告が、どう関係するんだよ?」


 戦禍は両の掌を、胸元で何かを挟むような形で沿える。

 周囲に満ち溢れた膨大な魔力が一カ所へ集まりだした。


「宣戦布告代わりに……グラシェールの神域に座す戦神バイラウェへ、災厄の主の言葉を(おく)りましょう」


 戦禍の掌の中には、直視すれば網膜を焼き尽くすほどの光量を放つ球体が生成されていた。


「戦わぬのなら……座したまま死ね」


 凄まじいまでの突風と電光、骨にまで響く雷鳴が轟き渡る。

 膨大な電力により生まれた光球からは、ありとあらゆる電磁波が発生し、虹色の――七色を越える極彩色の可視光が煌めきたった。


「クッ!!」


 これ以上は無理だと感じた雷鴉が大きく後ろへ飛び退()き、そのままさらに跳躍して戦禍から距離を取る。

 それを見た灰塚も、荒れ狂う電界(でんかい)から急いで待避した。すでに、戦禍の魔力により侵食された障壁は、その半ば以上がごっそりと剥ぎ取られていた。


 ――いつの間にか、吹き荒れる烈風が治まっていた。そして、戦禍から天山グラシェールへ向かい、真空の道が走っていた。


 光球内部では注がれ続ける電荷により、粒子の高速運動が極限にまで高る。

 電束密度(でんそくみつど)は頂点を極め、分子は原子核から遊離し、大気のプラズマ化現象が起こっていた。


 収束した恐るべき魔力に、魔王達ですら戦慄した。すでに戦禍の姿を直視することも叶わない。障壁を張り巡らせ、みずからの身を守ることで精一杯だ。


 戦禍の顔が苦悶に歪む。腕の毛細血管が破れ、だらだらと鮮血がこぼれ落ちていた。したたる血を媒介として、魔力の高まりは臨界を迎えた。


 そして――完成した魔法が解き放たれる。



「荷電霊子砲」



 告げた戦禍の言葉は……一人、おのれの耳にだけ届いた。


 感じられたのは、衝撃だけだった。

 大気が質量を持ち、周囲を薙ぎ払う。

 戦禍は激烈な反作用を障壁により抑えつける。



 白光が、天山グラシェールを貫いた。





 亜光速にまで加速された荷電粒子が神域の結界に直撃した。


 その膨大な運動エネルギーは、天文学的な単位にまで達していた。

 直撃した粒子は原子核レベルで神の宮を破壊し、消滅した物質は莫大なエネルギーへ変換される――かつて偉大な物理学者によりあらわされた式、E = mc^2、すなわち消失質量×光速二乗分のエネルギーへと。



 おおよそこの世で最も純粋であろう力により、神の宮を中心とした半径千数百メートルは、瞬時に蒸発した。





 崩れ去った崖の残骸に立つ魔王達は、その光景を茫然と――ただただ茫然と見つめていた。

 言葉もなく、がくりと顎を落とし、立ち尽くしていた。


 天山グラシェールの山頂部からは黒煙が吹き上がっている。

 西の空は黒く染まり、水面に墨を垂らしたようにそのシミは広がっていく。


 群れ集っていた有翼人は、あらかた消え失せていた。

 亜光速で射出された粒子は、周囲に様々な波長の電磁波を撒き散らし、有翼人達を加熱、融解させてしまったのだ。


「な…………」


 雷鴉は焦げ臭い大気にひりつく喉から、やっとのことで声を絞りだす。


「なんなんだ……グラシェールは……神の宮は……?」


 いっかな治まる気配を見せない噴煙で、神域がどのような状態になっているのか目視出来ない。


 やがて凝視し続ける魔王達の元へ、グラシェールから地を揺るがす轟音と振動が届く。

 世界の終わりが来たと言われても、思わず頷いてしまいそうな光景と地鳴りに加え、爆心地からの激烈な吹き返しがやって来る。


「うおっ――!!」


 布陣した魔族達の天幕があらかた倒壊し、こちらにまで飛んで来ていた。

 さらにしばらく経つと噴煙もやや薄らぎ、かすかに山頂部分が見えきた。


 傾国が、ぽつりとつぶやく。


「神の宮……なくなっちゃった……」


 雷鴉の身体がくらりとよろめく。


「え……? ……待てっ!! なくなっちゃった、って……え……?」


 グラシェールは、その偉容を大きく様変わりさせていた。

 かつての大陸最高峰は、すでに大陸最高峰ではなく、このさき天山と呼ばれることも無いだろう。

 その山頂は七合目あたりから半円形にごっそりとえぐられ、今なお噴煙を立ち上らせている。


「おいっ!! 戦神は!? バイラウェはどうなった!!」


 戦禍が少しすまなそうに答える。


「なんの気配も感じませんね……」


「……いや、そんな…………そうだっ、他にも降臨した奴が居たはずだろ? そいつらは!?」


「……あれを見て、生きていると思いますか?」


「…………」


 雷鴉は口をあんぐりと開き、絶句してしまう。


 グラシェール山頂部は綺麗に消滅していた。文字通り跡形もなく。

 三日月を寝かせたかの様な形になってしまった中央部からは、依然として噴煙が昇り収まる気配はない。

 上空に広がる黒煙は東の空にまで立ち込めて来ていた。ようやく中天に届いた太陽までも覆い、辺りは昼間とは思えない薄い影を落としている。

 大地の鳴動もまた鳴りや止まない。

 それらのすべてが、戦禍の凄まじいまでの力をあらわしていた。


「戦禍帝――」


 ようやく思考の回りだした魔王達の間から鳳仙の声が上がった。


「あれは、かつて災厄の主が使ったとされる、究極の破壊の魔法と呼ばれるものですか?」


「そうですね。荷電霊子砲という魔法です」


「おお……やはり。大災厄以降――この数千年来、使える者の無かったと言われる魔法を目に出来るとは……」


 戦禍の前へ進み出た藤堂が、片膝をつく。


「これまでの無礼を謝罪する。あなたは災厄の主の一字を冠するに相応しい方だ」


「おや、あなたからそんな言葉が聞けるとは」


 その声音には、かすかに皮肉げな響きが込められていた。


「しかし災厄の主は、あの魔法で山を一つ更地に変えたと言われています。私の力など遠く及ばないでしょう」


 藤堂は変わり果てたグラシェールへと目を向け、かぶりを振る。


「いや、あなたは災厄の主の再来と言っても過言ではない。……この藤堂、心よりの忠誠を誓おう」


 少し苦い顔で、戦禍は微笑んだ。

 灰塚もみずからのドレスが汚れることも気にせず、その場に膝を落とす。


「私もあらためて戦禍帝へ忠誠を」


 その顔には畏怖と敬意が色濃く浮かんでいた。灰塚を知る者達も、初めて見る類いの表情であった。


 つぎつぎと膝を折ってゆく魔王達の中で、雷鴉だけが強い眼差しで戦禍を睨みつける。

 空気に聡い彼ではあるが、他の者からの反感も厭わず、一人、膝を屈することをしない。そして逆に、戦禍へ向かい食ってかかった。


「冗談じゃねえ! これじゃ何のためにグラシェールくんだりまで来たのか分からねぇだろ!!」


 じっと見返して来る戦禍へ、敵意に近い感情が向けられていた。


「貴族や兵士達を引き連れて、魔王まで総出なんだぞ! こんなことなら、あんた一人でなんとでもなったはずだ!」


「いえ。私もね、こうもあっさり神域が落ちるとは計算外でした。さきほどの魔法も全力で撃ったのは初めてなのですよ。まさかここまでの威力が出せるとは思ってもいませんでした」


 雷鴉は納得がいかないといった顔で眉を寄せる。


「私としては、神域の結界を破りバイラウェに手傷を負わせることくらいは出来るだろう、と予想していたのですよ。その後はあなた達に任せるつもりでした」


 戦禍はみずからの血に塗れた腕を掲げて見せる。


「この通り、かかる負担も大きいですしね。それに――なんせあの威力です……そうそう乱用出来ないのは分かるでしょう?」


 鋭く舌を打った雷鴉が、(かかと)で地を踏みつける。


「……チッ、わかったよ。いまさら何を言っても意味ねぇしな」


 そのかわり、と雷鴉はずるそうな笑みを浮かべた。


「竜神は俺が貰う。文句はないよな」


「……仕方ないですね。――まあ竜神とやらは後々邪魔になる可能性もある。早めに除いておくのも悪くはないかもしれない。ただし、あまり時間はかけないで下さい」


「わかってるよ。神族の動きも気になるしな」


「ええ、彼らの動向いかんによっては遣いの者をやって呼び戻します」


 まとまりかけた話に、口無が異議を唱える。


「待て。竜神なぞはどうしようと構わん。だが切令を殺した者達への手出しは無用だ」


「ん? ああ、人間の英雄とかいう奴らか。そんなもん俺も興味はないよ。お前の方で好きにすればいい」


「――そうか、ならば何の問題もない。貴様も好きにするがよかろう」


 周囲には平野部に陣を張っていた魔族達が遠巻きに集まり出していた。その中の一人へ口無が声をかける。


氷膨(ひょうぼう)。ロマリアへ向かえ。――切令を殺した者を探し出し、その息の根を止めて来い!」


「はっ!」


 答えたのは侯爵位にある女魔族だった。

 通常の貴族――男、子、伯爵位――とはその力において一線を画す、大貴族と呼ばれる者だ。


「じゃあ、早速俺も行って来る」


 ぷらぷらと手を振り雷鴉が歩き出す。その背を、すこし呆れたような戦禍の声が呼び止めた。


「待ちなさい。ずいぶんと性急ですね。――ロマリアに展開している口無の配下を使って、常にあなたの所在が分かるようにしておいて下さい」


「ああ、わかってるって」


 肩越しに答えた雷鴉を見て、戦禍はため息をついた。


「そっちは北ですよ。南はグラシェールに向かって左手です」


「……」



 雷鴉は振り返ることなく無言で進路を変えた。





 長きに(わた)り、人と魔族の領域を隔ててきた天山グラシェール。その陥落は、戦神の降臨よりわずか十日後のことだった。


 そしてこの日、雪のようにひらひらと粉塵の舞い落ちる平原を、二人の魔族がロマリアへと向かった。

 今までにアルフラが(まみ)えたことのない、桁違いの力を持った二人の魔族が――。

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