75発目 なんてすがすがしい朝なんだろう
ドゴッ!
「ぐふぉっ!」
朝一番から腹にひじうちを喰らって目を覚ました。
「や、大和、何で茅海みたいなことを……」
「おいおい、俺は親切心でやったんだぞ。」
どこのやろうが朝一番、ひじうちで起こしてあげたんだから感謝しろって言ってくるんだ……
「お前はここの学校の特質を忘れたのか?強いやつがいたら戦いたい。基本私闘は黙認。」
「?忘れるはずがないじゃないか。それがどうしたんだよ?」
「そして、俺らはここでもともと上位者と異常者だ。」
大和から投げ渡された服に着替えた。……って、これはここの制服だよね。
「それなら結構動きやすいだろ。」
気付いたけど、大和も着替えていた。でも、この服って嫌いなんだよなあ……。なんか青色のラインとか微妙に青色のズボンとか、どう考えてもアニメの制服とかでしか見ないような制服なんだよね。
「僕は昨日の私服着るから、そっちでいいでしょ。」
「お前は死にたいのか?」
「えっ?」
パンッ!パンッ!パンッ!
外から発砲音。こんな早い時間には珍しいような……
「俺らはこの学校で多くの生徒を倒して出て行った。そして、この学校の代表を倒した四十万高校の代表ともなってしまっている。つまり、俺らは格好のターゲットってことだ。」
「……ああ。……え!?」
それってやばくない!?
「……って、沖川は!?」
「あいつなら先に逃げたぞ。」
僕は急いで制服を着た。そういえばこの制服は防弾機能もあったんだ。しかも、同じ制服だったらまぎれることもできる。私服なら……死んでたかも。
「さて、ここは2階ぐらいだが、降りれるな。」
「……たぶん。」
ドガッ!
扉が破られた瞬間、僕たちは窓から飛び降りた。着地はうまくいったので捻挫や骨折はなさそうだ。
「さて、じゃあな。」
僕と大和も別れて学校の中を駆け抜けた。
「こっちにいたぞ!!」
「くっ!」
うまく隠れたりしながら逃げてるけどすぐに見つかる!というか、どれだけ人数いるんですか!?僕を追いかけてるのだけでも50人ぐらいはいるんですけど!?
「くそっ!ほかの2人はどうしてるんだ!?」
「沖川は女子が追い詰めたがナンパされて壊滅!!滝川はなんか乗せられて野球拳大会をさせられて、その隙に逃げられた!!」
「お前らあほだろ!!」
沖川がどんな言葉をかけたのだとか、大和がどうやって乗せたのかといろいろ気になるところはあるが、とにかくこいつらあほだろ!僕のいたころもここまであほじゃなかったはずだぞ!
「くそっ!おい!全員で都築を殺れ!!あんな挑発をしてくるとは!!」
「しまった!本音が出てしまった!」
『殺す!』
「逃げる!!」
こうして僕はさらにおくまで逃げた。
「……追っ手はいないようだな。」
逃げてる間に体育館の更衣室まで逃げてしまった。まさかの女子更衣室、しかもめったに使われない体育館のに隠れていると考えるやつはいないだろう。
「……そういえば茅海たちは大丈夫かな?」
考えてみれば茅海たちだって乍瀬代表を倒した四十万の代表なんだから同じような状況になっている可能性も高い。いや、茅海なら大丈夫だろうけど逢瀬ならどうだろう。もともと逢瀬の戦い方は多くの人間を同時に相手にするのに向いてない。しかもあの逢瀬の性格だ。……やばい、本当に心配になってきた。
「ちょっと、なんでこんな格好しなきゃいけないのよ。」
「大丈夫、チーちゃんなら似合うよ。」
やばい!誰か来た!?と、とにかく適当なロッカーに……なんて死亡フラグな予感しかしないものを選択するわけにはいかないから……隠れれそうなところロッカーしかねぇ!!あえて裏を突いてベンチの下……見つかるわ!!
「大丈夫、ここはめったに使われないから私たち以外は見ないよ。」
「あんたたちに見られたくないのよ!!いや、あんたたち以外にも見られたくないけど!!」
結局ロッカー!!ということでロッカーに隠れた。
ガチャッ!
はい、更新遅くてごめんなさい!!
意識があるうちはがんばって1週間更新目指します!!なくなったら……がんばります!!