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SHOT GUN!  作者: ヒッキー
日常が始まった
6/109

5発目 根性でやりきることはできますか?

 思ってた通りだけど、神宮寺さんむちゃくちゃ強い!!小柄な体を縦横無尽に走らせて正確に僕の胸を狙ってくる。こんなの当たらないようにするだけで精いっぱいだよ!!


 「なによ!よけてばっかりじゃなくて攻撃してきなさい!」


 そんなことを言われたもタダでさえ的が小さいのに、その上でここまで速く動かれて、しかも態勢を低くしたら胸の弱点なんてほとんど見えないようなもんだよ!


 パンッ!


 「なんかむかついた。」


 さっき顔のすれすれを通っていったぞ。ていうか、こいつは人の心を読めるのか?


 「一応言っておくが望の言ってた条件はこの時間内に俺ら2人を、だからな。ちなみに残り時間10分ぐらいだ。」


 「!!」


 「うわっ!」


 攻撃が激しくなった!くそっ、大和め、あいつは敵か!?味方か!?


 「敵だ。」


 「なんでだよ!そしてお前はあっさりと人の心を読むなよ!」


 どうして僕の周りはこう人の心を読めるやつがいまくるんだ?


 「これで終わりよ!」


 そんなこと気にしてるうちにかなり近くまで神宮寺さんが来てるし!この距離はよけきれないし、よけれたとしても次でやられる!


 「こうなったら一か八かだ!」


 神宮寺さんが撃った銃弾は3発。その軌道上に合わせてエアガンをふるう。


 パンッ!パンッ!パンッ!


 「なっ!」


 エアガンに全部当たってセーフだ。しかも完全に追撃状態だった神宮寺さんは完全に無防備だ。この距離なら外さない!


 「しまった!」


 「僕の勝ちだ!」


 ズルッ。


 「えっ?」


 急に景色が回転して空が見えた。一瞬分からなかったけど、背中の痛みでよくわかった。こけたんだ。足元を見ると神宮寺さんが当て損ねたペイント弾が破裂して赤い液体のたまり場ができてる。あそこに足を取られたようだ。


 「運も実力のうちか。」


 覚悟して撃たれるのを待った。しかし、いつまでたっても神宮寺さんが近づいてこない。見てみるとずっと腕を組んで立っていた。


 「どうしてこないのさ?」


 「こんなんで倒しても意味がないじゃない!さっさと立ち上がりなさい!本当の実力であんたを倒してやるわ!」


 神宮寺さんの目は本気だ。このまま寝ていても撃ってこないだろう。だったらやることは1つだ。


 「大和。」


 「どうした?」


 「棄権する。」


 「はっ?」


 ものすごい驚きようで神宮寺さんが見ていたがそんなの気にしない。


 「審判員。都築 翔は棄権します。」


 「都築 翔は棄権。よって勝者は神宮寺 茅海。」


 大和がルールに従って勝者をコールした。しかし、神宮寺さんは認める気がないようだ。


 「待ちなさい!こんな勝利は望んでないわ!ちゃんと最後まで戦わせなさい!」


 「これはルールだ。例外は認めない。」


 大和が冷たく言った。


 「でも……」


 キーン コーン カーン コーン


 終わりのチャイムが鳴った。


 「残念だけど、これで僕への挑戦はなしだ。」


 遠くで静観していた沖川が近づいてきた。しかし、そんなのはほっといて神宮寺さんは更衣室に入ってしまった。


 「ふられたな。」


 大和はそういって僕のほうを見た。なんで僕を見る?



 あっぶねー!投稿し忘れかけた!

 ということで何時ぐらいに投稿すべきなんでしょうね?①昼、②朝、③今ぐらい。どこだろう?

 何回かいろいろな時間に投稿してみて決めます。

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