42発目 真面目にやれよ!!
「さてさて、いきなり言うのもなんだが暇だな。」
「大和、それはいろいろと問題だと思うよ。」
今回は屋内ドームで行われているヨハン桜側女子高校との試合は現在5戦目。最後の茅海が試合をやっているがここまでで3勝1敗。しかも茅海は終始押し気味で試合をやっているし、よっぽどのことがない限り負けることはないだろう。
「それにしても、お前はやけにあっさりだったな。」
「……ほっといてよ。」
まだ昨日の疲れが取れ切ってなくて集中しきれなくて開始15秒で僕はKO。昨日の活躍とは打って変わってというやつだ。しかし観客席からは、それでこそ!!という声援が飛び交っていたのだからさらに空しい。
「明日はそんなことはないようにしとけよ。」
「わかってるよ。」
「そんなお前に大量の覚せい剤と睡眠薬をやろう。それを同時に使えば意識はもうろうとしているのに眠ることのできなくなる最高の拷問を味わえるぞ。」
「大和は明日僕に万全の態勢で来てほしいの!?それとも絶不調で来てほしいの!?」
「もちろん万全の態勢で来い。」
「ならそんなものを勧めないでよ!!」
「おいおい。あまり騒がしいと怒られるぞ。精神安定剤でも飲むか。かなり落ち着くぞ。」
「トラ……?そんな明らかに危険そうなものはもらえないから!!」
「そこまで!勝者、四十万高校、神宮寺 茅海。総合成績4勝1敗で四十万高校の勝利!!」
そんなことを言ってるうちに茅海の試合が終わったらしい。これで僕たちの成績は2勝。午後からの乍瀬学園対仁徳学園の試合の結果次第では本当に最終日で乍瀬とトップ争いをやることになるかもしれない。
「勝ってきたわよ。」
「お疲れ、チーちゃん。」
「これから1時間後に乍瀬対仁徳の試合だ。それまでは自由だがそんなに時間もないし飯を食ってもいいが食いながら見るってのもありだ。それについては各自に任せる。まあ、簡単に言うと試合さえ見れば何しててもいいってことだ。」
実にわかりやすい説明だ。
「ノーくんはどうするの?」
沖川は試合が決まった時点でどこかにいってしまった。
「先に伝えてある。ついでに会長にも頼んでおいた。」
それなら大丈夫かな。
「俺は調べものがあるから別行動をとらせてもらうよ。神宮寺、そこの2人の監視は頼んだ。」
「わかったわ。」
「言い方が物騒すぎだから!!」
「とにかく時間には遅れるなよ。」
それだけ言い残して大和はどこかへ行ってしまった。
「……大和っていつも1人でいるわよね。」
「そうだね。それにしてもどうする?1時間もあれば昼ご飯は食べれると思うよ。」
時間は11時30分。ちょっと早いけど食べられないほどではないはず。
「私はどうしようかな。何かパンでも買って食べながら見ようかな。」
「私は昼飯を軽く食べてから向こうで見ながらも食べようかしら。」
逢瀬の軽くってどれくらいなんだろう?でも、確かに屋台みたいなものも出てるって話だし、せっかくなんだから向こうで食べるってのもありかな。
「どっちにしても食堂だよね。」
と言うわけで食堂を目指した。
Q『環境問題はどうなっていますか?』
大和「やばくなってはいない。だが、あまりよくもなっていない。アメリカ、中国などは環境条約に批准した。そこはよかったんだが、他の新興国がまだ批准してないからよくもなってもいないかもな。
この世界にも炭素税の導n(ハリセン!」
作者「著作権で殺させる!」