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SHOT GUN!  作者: ヒッキー
4校大会編
41/109

40発目 主人公が戦うようです

 「よろしくお願いします。」


 丁寧にあいさつをしてきた相手。かなりの優男に見えるけどこれがみんなを罠に仕掛けたやつだ。


 「2年生ですよね。僕もなんですよ。お互いベストを……」


 「茅海たちを罠にはめたのは君?」


 ここまで来てまわり道は必要ない。


 「……何のことですか?ベストを尽くせなかったのは個人の責任です。僕は関係ありませんよ。」


 「うん。知ってる。」


 相手は思いっきり不思議そうな顔をしているが関係ない。大和がそういった時点でほぼ確定。ならば僕のやることは決まっている。ただ相手を倒すだけだ。


 『さあ!!去年は1勝もできなかった四十万高校も盛り返して2勝2敗!!この1戦ですべてが決まります。この勝負をどうみますか、解説の松村さん!!』


 『これだけはどうなるかわからん。都築はそれほど実戦の成績は高くない。データのみならば十中八九、負ける。しかし、あいつはデータを超えた動きを時々やってのける。これだけは予想がまったくできない。』


 「それでは、四十万高校、都築 望 対 仁徳学園、小田おだ 智樹ともき。ファイト!!」


 パンッ!


 小田は1発撃って後ろに下がった。僕も横に動いてよけながら回避。そして相手との距離をとった。


 「意外と慎重だね。てっきり突っ込んでくるのかと思ったよ。」


 「……」


 「回答もなしか。面白くないなあ。なら君に面白い物を見せてあげるよ。」


 そう言って小田は拳銃を腰近くに構えた。


 パンッ!


 次の瞬間、僕の顔のすぐ横を銃弾がすり抜けた。


 「あれは……」


 「僕の早撃ちと同じだね。」


 「その通りだ。俺の得意技は他人のまねだ。俺自身の特別な技はないが、一度でも見ればどんな技でも使える。」


 「無我の○地?」


 「沖川、あれが無我に見えるか?」


 「だからこんなこともできる。」


 ダッダダダダダ……パンッ!


 走ってそのまま射撃。これは茅海の技かな。


 「ちょっと!!勝手に使うなんて著作権違反よ!!」


 「そうなの?」


 「そういうことはないと思うよ。」


 「……反応がない。もしかしたらちょっとやばいかもな。」


 ……いやだ。


 「どうした?驚きすぎて何も……」


 「いやだ。」


 「は?」


 「いやだ。」


 「まさかいまさらになって怖気づいたか。」


 そんな言葉を無視して僕はゆっくりと前に歩き始めた。


 「バカが!!」


 パンッ!パンッ!パンッ!


 僕に対して3発の銃弾が飛んでくる。でも不思議だ。まるで止まってる。数秒後にどこに当たるのかがイメージできる。何も怖くない。


 カンッカンッカンッ!


 すべて、銃で軌道をずらした。


 「やっぱり君はバカだ!!君の技も見せてもらったぞ!!」


 パンッ!


 僕の弾はまっすぐに小田の心臓めがけて向かって言った。


 「そんなもの……」


 ガッ!


 「……」


 「……」


 僕の弾は小田の拳銃に当たることなく胸に当たった。


 「そこまで!勝者、四十万高校、都築 翔。総合成績3勝2敗で、四十万高校の勝利!!」


 その瞬間、会場が割れるかと思うぐらいの大歓声に包まれた。


Q『街はどんな感じになってますか?』


大和「都会は自動販売機がロボットになっており、掃除ロボもいる。その風景はさながらとあr(回し蹴り」


作者「あれは自販機までロボットになってないわ!!」


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