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SHOT GUN!  作者: ヒッキー
4校大会編
39/109

38発目 天才という称号は何でもありと同意

 ついに10000PV突破!できる限り毎日投稿を心がけます!

 『さてさて現在、下馬評通り仁徳学園が2勝で圧倒的リード!四十万高校はここから1回でも負けてしまうとチームのあけ確定という厳しい状況!ここまでの結果をどうみますか、松村先生?』


 『下馬評通りではあるが、どの勝負も四十万側の不調がかなり関わってきていたように見える。実際の実力差はあまりはっきりしないところもあるな。』


 上からジャッキーの声が聞こえる。まさかこんな奴らが僕らより強いわけがない。


 「一応言っておくが相手を弱いと思うなよ。」


 「え!?」


 こんな卑怯なやつらを!?


 「どんな手を使ってこようと相手は去年の2位。しかも、去年こんな小細工をしている様子はなかった。これが全体でやってるのかだれか個人がやってるのかは分からないが、去年より弱くなってるということはあるはずがない。普通に戦っても俺たちが不利な相手だ。」


 「どんな状況だろうと僕は勝たせてもらうよ。会長は正直ゲットしたいしね。」


 沖川は緊張なんて感じさせない、いつものひょうひょうとした感じでいた。これもある意味沖川の才能の1つなんだろうな。


 「じゃあ、行ってくるよ。」


 手をぷらぷらさせて沖川は戦場へ向かった。


 「お前が俺の相手か?」


 沖川の目の前に現れた男は沖川よりがたいが2周りぐらい大きかったが、そんなのを前にしても沖川の態度は変わることなしだった。むしろ面白そうにしている。


 「始まる前に1つ質問だ。あんたは卑怯なことをしてでも勝ちたいと思うか?」


 「思わん!!」


 大きな声ではっきりと言ってくれた。


 「……それを聞いて安心したよ。」


 「それでは、四十万高校、沖川 望 対 仁徳学園、須藤すどう つよし。ファイト!!」


 パンッ!


 開始と同時に沖川があいさつ代わりに1発。しかし、それはすぐによけられてしまった。


 そのあとは敵が突っ込んできたと思ったらすぐに下がるを繰り返してきた。イメージ的には茅海の戦闘方の前後移動もプラスした感じだ。それに対して、めんどくさがって戦闘中にめったに動かない沖川だったが、移動中の射撃を加えながら戦闘を繰り広げていた。見た感じは互角、いや沖川が少し劣勢に見える。


 「沖川、大丈夫かな?」


 この戦闘を見て大和の言っていたことがそんなに大げさではないことがよくわかった。確かに仁徳学園は強い。この戦闘を見てよくわかった。


 「心配しなくてもいいだろ。俺にはあいつが負ける図なんて想像できない。」


 ……言われてみればそうである。


 パンッ!


 沖川が反撃に出た。いつも通りの早撃ち。


 「そんなもの当たらん……」


 そう言っていたが沖川の銃弾は見事に相手の胸をとらえていた。


 「い、いつの間に……」


 「そこまで!勝者は四十万高校、沖川 望。」


 『わーっ!!!』


 沖川は大歓声に手を振りながら戻ってきた。


 「さすが天才ジーニアス!!」


 「何しやがったんだ!?」


 いろいろなヤジみたいなのも飛んでる。


 『さて、勝者は沖川さんなのですが、さっき沖川さんは何をやったのでしょうか?こちらからではほとんど見えませんでした。』


 『スロー映像を流してもらえば分かると思うが沖川はあの銃声1発の間に2発の銃弾を撃っていた。』


 『そんなことができるんですか!?』


 『かなりのリボルバー使いができるらしいが実物を見たのは初めてだ。こんな大技をまだ高校2年生の少年ができると言うのはおそらく異例だと思う。これは沖川の才能に脱帽するしかないな。』


 「才能ね……」


 大和はため息をつきながら上を見た。


 「どうしたの?」


 「いくらあいつに才能があったってそこまで行くのは簡単じゃないんだけどな。」


 「え?」


 「あいつは自分の才能をよくわかっていた。だから最初からリボルバーを使い、それをあり得ないほど極めてきた。それを簡単で済ませるのはと思ってな。」


 「別に僕は気にしてないよ。」


 こっちにやっと沖川がファンから逃げ出して戻ってきた。


 「それよりも、僕のことを気にするぐらいならちゃんと戦ってきなよ。」


 「まあ、その通りだな。」


 納得してように大和は戦場へと向かっていった。


 「そう言えば沖川は何もされなかったの?」


 「僕は問題なかったよ。というよりも、どうやらあっちのメンバーが全員この計画を知っている感じじゃない。多分個人、もしくは少数やチームの知らないところでやってるって可能性が高いと思う。」


 それならば大和もまだ安全じゃないかと思う。


 「よろしくお願いします。」


 拳銃を受け取りながら大和は律儀に挨拶した。


 「よろしくお願いします。」


 相手も礼儀正しかったらしくまじめにお辞儀を返してきた。


 「ところで、そちらに不正をするような輩はいらっしゃいますか?」


 「いきなりストレート!?」


 いくらなんでもそれは……


 「わかりません。」


 答えた!?


 「練習は一緒にやってますが、プライベートな面まではいつも一緒というわけではないので、それについてはっきりとやるやつはいないと言えません。」


 「なるほど。」


 「それでは、四十万高校、滝川 大和 対 仁徳学園 和馬かずま おん。ファイト!」


Q『日本の景気はどうなっていますか?』


大和「なかなかまじめな質問だな。総合すると現状維持というのが正直な感想だ。ただ、種類によってはだいぶ違う。

 もともと強かった機械産業だが、新興国の台頭が強く現在は落ち目だ。その代わり、ロボット産業やエコシステムなどは日本が先頭を走っている。

 日本は積極的に外国へのエコ産業普及を目指しているが、資金面などの問題も多く、まだまだ宇宙太陽光発電と軌道エr(作者ブロック!


作者「著作権と戦わすな!」

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