表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

【私選】日本三大バカレース

作者: xoo

 〇〇三大ナントカというのが世間にいくつもある。札幌の時計台は「日本三大がっかり観光地」(あと2つは、はりまや橋とオランダ坂)とされるし、函館の夜景は「世界三大夜景」(あと2つは香港とナポリ)だとされるが出典不明(函館ローカルなのかも)。青函トンネルは大蔵省(当時)認定の昭和三大馬鹿査定(あと2つは戦艦大和・武蔵、伊勢湾干拓事業)だそうだ。



 先日、調べ物した時に見つけたイベントがツボったので、「日本三大バカ競争(レース)」を提唱してみたい。いや、大したネタではないが。



◎西宮神社の福男選び


 「神事にケチつけるのは何事か」とのお怒りはごもっともだが、何年前だったか集団で後続をブロックして仲間に一番福を取らせた、というアレがあったのは忘れてあげないw。禁止されていなかったからルール違反ではなかったけど。



◎秩父宮記念富士登山駅伝


 2024年で49回を数え、世界で最も高低差が大きい駅伝大会(3199m)、であるそうだ。静岡側・御殿場市から11区間48.19kmを6人の走者で走る、つまり上りで襷を渡したら終わりではなく折り返してきた走者から襷を受けて今度は下る、と言う鬼畜設定である。あまりの過酷さに自衛隊が訓練を兼ねて参加、上位を独占するようになったため一般の部と自衛隊の部に分けられたw。テレビ中継ありw。最多優勝(29回)の滝ヶ原自衛隊は富士教導団だし、ライバルは第一空挺団(優勝2回)だし、大人気なさすぎるw。



◎JR京都駅ビル大階段駆け上がり大会


 先週知ったばかりだけど、今一番見に行きたいレース。京都の駅ビルって伊勢丹が入居していて、そのど真ん中に階段状のオープンスペース(4階〜11階〜屋上)があって音楽イベントとかも開かれているのは知ってたけど、ここを駆け上るレースがあるなんてw。1チーム4人(45歳以上1人、女性1人を含む)で団体の部は合計タイムで争われる。2024年2月23日のレースでは、萬福寺(黄檗宗)、仁和寺(真言宗御室派)、延暦寺(天台宗)、東寺(真言宗東寺派)の4寺が同走で組まれたw、と。滾るw。

 富士山の山梨側・富士吉田市から山頂を目指す「富士登山競走」と言うのもあって、これは個人競技。山頂コース(距離21km、標高差約3000m、2000名)と五合目コース(1776名)で先着順。大会要綱の注意事項は読む価値あり。以下、少しだけ抜粋。



>>2.富士山は活火山であるため災害防止のため本大会を中止することがある。本大会に参加する者、あるいは参加しようとする者については、常に気象庁が発信している噴火警報・予報を確認するよう推奨する。

また、携帯端末へ配信可能となっている、緊急速報メール(エリアメール)を積極的に活用するため、競技中の携帯電話スマートフォンの所持及び緊急速報メール受信設定を推奨する。

また、本大会に参加する者、あるいは参加しようとする者については、ゴーグル、マスク等の火山対策品の携行を強く推奨する。


>>10.高所・急勾配のレースであるため服装(暴風雨対応)等に充分留意すること。また、裸足や公序良俗に反する服装(パンツ1枚、ふんどし1枚等)での出走は禁止する。大会本部がレースに相応しくない服装と判断した場合には、出走を停止することがある。


>>17.屋外での排泄行為(立ち小便等)は失格の対象となる。大会への参加に際し、公共上のマナー、ルールを遵守すること。用を足す際は必ず仮設トイレ等の施設を使用すること。公共の場所で排泄行為を行ったことが発覚した場合には、主催者は、当該参加者を失格とし、即刻当該参加者の競技を中止した上、当該参加者は次回の参加はできないものとする。(また、悪質な場合には、警察へ通報を行う。)



 大人のレースだね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ