表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/11

エジプトのピラミッドは墓ではない説は正しいのか? ⑨

では、ピラミッドからは王の埋葬に関連したものが発見されていないという主張が偽りであるものを示していこう。


一見してわかりやすいものとしては第5王朝から第6王朝時代にピラミッド内部の壁面に施された葬送碑文がある。

これはこの時代のピラミッドを観光すれば今でも見ることができる。


さらに石棺。

これはほぼ完全なものを含めて比較的多くの墓で見つかっている。


それから葬送道具の破片。


前述とおり、盗掘に遭ってしまえば、それらしいものは皆奪われるし、運ぶことができないものは破壊される。

そして、呪いを避ける意味もあったのであろう。

王のミイラも破壊される。

そういう状況だから完品というのはさすがに難しいが、その破片というものは数多く発見されている。

ピラミッドから埋葬に関わる品は発見されていないと主張する者たちは、ツタンカーメン王墓から発見された遺物以外は認めないというスタンスなのかもしれないが、王家の谷にある王墓の遺物もほぼすべて破壊されたものばかりであることを発言前に考慮すべきであろう。


そして、王のミイラも一部ではあるが発見されている。

その写真があるのはアブシールにある第5王朝の王ネフェルエフラーの手。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ