第8話 高額バイト
世界では、小学生や中学生でも能力がある者は軍に入れられている。
二葉は小さい頃、軍に勧誘されていたことがあった。
国防軍が二葉の才能を知り基地に招待した。
二葉は一般では知ることができない情報からマスコミとは違う真実がある事を知り国防軍に興味があったのでその招待を受けた。
軍の内部事情と軍の研究は、一般の人間が立ち入ることができない領域だった。
軍の高性能な武器やアンドロイドとモビルスーツそしてオーバードスーツの研究に特に興味が湧き上がるものが多く、軍に入ることを承諾しそうになったことがあった。
そして、保護者に相談する事になったが父親が権力を使って守った。
その時、父親から軍のやっている事を聞き、もし、その秘密を知れば、軍は、その秘密を口外されないように一生監視をつけられる事になる。
父から、一切軍に関係する情報には、触れない事と約束をさせられ、パソコンはあまり目だったことをしないようにしていた。
世界には高校生のふりをしてカバンに銃を隠している兵士や一般人のフリをした殺し屋が大勢いる。
軍はそいらも雇って情報収集や暗殺も依頼していた。
「依頼というと軍人ではないの?」
「そういう奴らは堅苦しいことが嫌いで軍には所属しないのよ、それに犯罪者が多くて軍の規律をみだすから軍人にするには問題があるのよ」
「雇っているのであれば何かあったとき切り捨てられるから都合がいいんでしょうね」
「その通りよ、当然軍で育ててるのもいるけどね」
「リコリスみたいな女の子が本当にいるの?」
「ええ、アニメと違って可愛い女の子なんか一人もいないみたいだけどね、リリベルみたいなのもいるみたいよ」
「アニメは可愛いって言ったけど二葉は、フキも可愛いと思うの?」
「現実の女子高生の暗殺者とくらべればかなり可愛いわよ」
出くわしたくないわね・・・
「という事は、敵の兵士は私達も軍の雇われた人間だと思ってる可能性があるってこと!?」
「それもあるけど狂った兵士は雇われでも、一般人でも関係無く殺しにくるわよ」
「私達みたいな普通の女子高生も撃たれるの?」
「当然撃たれるでしょうね!」
それだけではなく、民間人の中には、罠や爆弾を作っているサイコ的な高校生が実在した。
表では、気が弱く非力なため誰かに復讐しようとネットで情報をあつめたり、似た者同士で友好関係を作り情報交換している者もいる。
実行するときは、気の弱さで人に頼めないことから自分より弱い子供を利用していた。
「子供に爆弾持たせて小遣い上げるからあの人に渡してきてって言ってその子供まで爆発で死んでしまったって記事を見たことがあるわ」
「最近の人は、高額バイトが危険で犯罪だと知ってるからやる人が減ってきたから何も知らない小さな子供を使うのね」
「それもあるけど何も知らない子供は扱いやすく、敵も油断するからよ」
「なんてことするの子供よ、そんな事する奴ら人間じゃないよ」
平和な日本は、終わった。
いつ来るかわからない救援を待っていられなくなった市民たちの中には、暴徒になるものも多くいた。
市民同士の争いも増え敵の兵士に怯えるだけでなくなった。
自分の身は自分で守るしかなくなっていった。




