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殺るか殺られるか武器を手にしたJKたち  作者: 和(のどか)
第三章 自ら武器を手にしたJKたち
33/34

第32話 援軍 戦姫ライサンドラ率いる先鋭部隊

挿絵(By みてみん)

 戦姫 ライサンドラ


 ハルの目の前にレギリオン帝国の兵士を攻撃する部隊が現れた。


 えっ!あれは!?


 無線が入った。


「ようやく出たわね、ハルあなた何で無線に出ないのよ」 


「銃撃戦で出る暇ないよ、用件は何?作戦の変更でもあるの?」


「援軍が来たから間違っても撃たないでよ」


「援軍!?」


 あきらかに日本の物とは違うモビルアーマーのような乗り物から未来のオートバイのような物に乗って戦っていた。


「なんかカッコイイ〜!」


「アルメニア王国、戦姫ライサンドラ率いる先鋭部隊よ!」


 戦いの流れが変わった。


 ライサンドラの部隊が敵国の二つの小隊を果敢に攻撃していた。


 第一部隊の生き残りがハルたち学生の前に現れ銃撃戦になった。


 学生たち全員がひとまとまりになり崩れたビルの陰に隠れた。


 敵が一斉射撃をしてきた。

 終わると弾を補充するため一旦攻撃が終わる。

 そしてまた一斉射撃が始まる。


 一斉射撃が終わって数人の生徒が撃ちにいこうとした。


 ハルは、嫌な予感がした。


 そしてハルが大きな声で叫んだ。


「顔を出してはダメ〜〜〜っ!!罠よ!!」


 その声を聞き学生たちは飛び出す寸前にビルの陰に隠れた。


 生徒たち数人がハルの所に来た。


「どういう事なの?」


 初めての戦場でこの戦いを見ている。

 体育会系の生徒20名が敵の一斉射撃が終わりそのタイミングで一斉に撃ちにいき何人もの生徒が眉間を撃たれて死んでいった。


 敵は一斉射撃が終わると弾を補充する演技をしていた.。

 そして学生たちが飛び出して来るのを待ち構えて、スナイパーが眉間を撃っていった。


 ハルは、あの山の中でそれ以外の実戦経験も積んでいた。


 アルメディアの援軍は撃戦中でこちらに助けには来れない、この状況でどう戦うのか!?


「ハルどうすればいいの?」


 普段喋らない引きこもりや、友達がいない孤独な生徒に話掛けられ複雑な心境だった。


 名前なんだっけ!?


 ハルが敵の方を見た。

 ゾーンに深く入り閃いた。

 危険だがこれしかないという作戦が浮かんだ。


 敵の左に崩れたビルがあり、そこには隙間から射撃できる箇所がいくつもあった。


「あそこからだったら身を隠しながら攻撃できるわね」


 その数人の生徒に伝言を頼み作戦が始まった。


 ハルは自分の連発式ショットガンとマシンガンを持った生徒と取り替えてもらった。


「敵の左側に崩れたビルからだと敵を一斉に撃てる場所があるからそこに走って!」


 この生徒の中で一番遠投に自信がある生徒が香澄から手榴弾をもらって投げた。


 そして生徒たちは、一斉に左のビルに向かった。


 敵はそれを読んでいた。

 崩れたビルに生徒たちが隠れた瞬間に一斉攻撃をし、隙間から見える兵士(学生)をスナイパーが撃つ作戦に切り替えた。


 敵が一斉攻撃を仕掛けてるとき、ハルは一人でこっそりと右から入った。


 レギオン帝国の兵士たちはハルを見警戒だった。

 まさかそんな撃たれやすそうな所から来る兵士などいるはずがないと思った。


 生徒達を狙っていたがハルに気付き、振り向いたが手遅れだった。


 ハルは右から入るとマシンガンをぶっ放した。


 ダッダダダダダダダッダダダダダッダダダダダダダダッダダダダダッダダダダーー!


 そして敵を殲滅した。


 そこの狙撃しやすいビルの裏に隠れている生徒は全員囮であり攻撃をしないで身を隠す作戦だった。


 ハルは直感でわかっていた。

 相手が絶対にやってこないと思う攻撃が奇襲になる事と、こちらが狙いやすい場所は敵が最も警戒するということを。


 こんな命を捨てるような戦いは誰もやらない。

 ハルは怖いけど命を捨てる気はない、生き延びるためにやった行動だった。


 だが、休む暇などない撃戦の火種がハルたちの方に流れてきた。


 ハルは崩れたビルの裏に入った。


 だが、そこに女戦士が親衛隊を引き連れて応戦に来てくれた。


「いい度胸だな娘!」


「あなたは?」


「ライサンドラだ!」


 女戦士ライサンドラは、ハルの戦いを見ていた。

 あんな予想外な事をする兵士は見たことが無かった。


「姫様こちらに敵のモビルアーマーが攻めてきます」


「命が、あったらまた会おう!」


 あの人が戦姫ライサンドラさんか・・・私の名前・・言ってないじゃない・・・聞いてくれなかった・・・


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