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殺るか殺られるか武器を手にしたJKたち  作者: 和(のどか)
第三章 自ら武器を手にしたJKたち
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第29話 引田天功なみの大脱出

「ここには武器はあるが戦える者が少ない、国防軍の兵士とコンピュータ技術士を含めた100名ほどと生き残っている学生だけだ」


「学生はみんな生きてるんですか!?」


「戦死したものもいるがお前達四人をいれても30人くらいだがな」


「あの状況で生き延びた生徒は凄いですね!かなりの爆撃が何度もあったのに」


「引田天功なみの大脱出だね」


 聖奈がまた余計な事を言ってしまい所長に睨まれた。


「先生は?」


「先生4人は戦死した」


「そう・・・」


「でも、まだ敵が確実にここに襲来するわけではないですよね」


「確実ではない、来ないに越したことはないがここには戦える者に待機していてもらいたい」


「戦うのは敵が攻めて来たときだけですよ」


「ああ、こちらもそのつもりだ!できれば戦いたくない、ここにある兵器は隠しておきたい」


 オーバードスーツを装着しての戦いと新たな武器の扱いの練習をすることになった。


「とりあえず一旦街に戻ります」


 サクラが付いて行こうとした。


 アンドロイドに戻るように命令をしたが従わなかった。


「二葉何かしただろ!」


「敵に奪われた時の事を考えらハルの命令しか聞かないようにハルの音声を入力してパスワードを入れました」


「何だと!!おい、アンドロイドが一緒だと目立つだろ」


「サクラは私の妹です」


「サクラ!?勝手に名前をつけるな!」


「だめです!私の妹です!」


「そのアンドロイド1.000億円するんだぞ!」


「妹に値段をつけないでください!」


「お前の物ではない、国防軍の物だ!パスワードを入れて解除しろ!でなければ買い取れ!」


「1.000億円なんて払えるわけないでしょ!」


「いいからパスワードを入れろ」


「あれっ!?たしか・・・よく使うパスワードにわかりやすいが数字をいくつかいれたのに・・・あれっ・・」


「パスワードを忘れた?」


 とりあえず国防軍の本部から技術士が来るまではハルの妹のままになった。


「それではサクラも連れていきます」


「目立つからやめろ!それは敵が欲しがってるアンドロイドだぞ!」


 サクラは留守番になった。


 小学校に戻ってきた。


 敵の襲来に備えて国防軍の基地で待機する事を陸に説明した。

 所長からは、それ以上の事を口外してはいけないと注意されている。


「私達は基地に戻るからあなたがリーダーになって」


「俺がリーダーだったらみんなついてこないバラバラになるハルさんあんたがリーダーだからみんな集まって来たんだ」


「この街にレギリオン帝国の大軍が攻めて来るかもしれないの私達は国防軍の補助として戦わないといけない、この街をこれ以上破壊させないために」


 陸がサブリーダーのままリーダー代理をやる事になった。


 グループの人達の顔を見た。

 もう、これ以上この街の人達に酷い事をされたくない。


 ハルたちは、格納庫に戻って行った。


「ハルどうしたの?ぼーとして」


「私達の目は人殺しの目なんだよね、家族と再会しても昔のように会話できないんじゃないかなって」


「家族だって戦争を経験したんだから普通じゃないわよ」


「陸達の目は人殺しの目じゃないよね」


「みんなわかるんだよね」


 だが、平和な日常に退屈を感じる。


 銃撃戦の練習がしたい。

 オーバードスーツを装着した模擬練習がしたい。

 もしものときに戦える力がほしい


 レギリオン帝国の部隊が相模原市の街に向かって来てる報告が入った。


 格納庫では、警戒態勢に入った。


 学生たちは全員作戦会議室に呼ばれ緊急会議を行い状況の説明を受けた。


 座間市での戦闘が拡大した。

 そして敵の一部の軍が、アンドロイドを奪いに相模原市に来ると予想された。

 今、こちらに向かって来る兵士だけではなく、更に増えることが予想されている。


「敵の軍隊が相模原市に入った!ここにも敵襲が来ると思うからいつでも戦えるように準備しておいてくれ!」


 街に入って来た兵士が市民を撃っていた。


 ハル達もこの状況は予想していなかった。


 敵が相模原市に来る事は予想されていたから国防軍がこれを撃退するものだと思っていた。


「所長!何故国防軍は来ないんですか?」


「来ないんじゃない、来れないんだ」


「来れない・・・」


「座間市の戦闘でも兵士が足りないんだ」


「街の人達が殺されてるんですよ、格納庫には武器がたくさんあるのに」


 学生たちも気が気でなかった。


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